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2022年6月1日発売

童心社

出版社名ヨミ:ドウシンシャ

ちいさな宇宙の扉のまえで

続・糸子の体重計
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内容紹介
細川糸子と同級生の、町田良子、坂巻まみ、滝島径介。そして、転校生の日野恵。この5人の視点で語られる、5つの物語。

6年1組・細川糸子。がさつで粗雑と言われるが、そのまっすぐな言葉は、かかわる人に時に大きな影響を与えることを、当の本人は知るよしもない。おいしいものを食べることが生きがい。

糸子が盲腸で入院している間に転校してきた日野恵。糸子との距離をグイグイつめて親友であろうとするが、糸子にはその真意がはかりかね、消耗するばかり……。転校すればリセットできる。新しい自分になれる、そう思っていたけど、わたしはニセモノの仮面をかぶっていただけ。そんなわたしに本当の友だちなんてできるはずがない。

町田良子。才色兼備でクールな一面の裏で、糸子との出会いによって、他者とかかわる心地よさに気づき、あるべき自分を探し求める。思いはことばにしなきゃ伝わらない。わたしもいつかきっと。

坂巻まみ。町田良子に憧れる気持ちの真ん中にある、自分自身の感情に気づき、疑い、うろたえて、やはりそうなんだと自覚し向き合う。いまはまだこの思いを言葉にして伝えることはしない。でもいつか、自分自身を好きになれたらそのときは。

滝島径介。母は深夜までスナックで働いている。アパートでふたり暮らしの生活。思いがすれちがう日々。話をしよう。母さんの気持ちを聞いて。オレの思いを伝えて。母さんに大事なことをあきらめてほしくない。オレもオレが幸せになることをあきらめたりなんてしない。ちょっと図々しくなればいい。だいじょうぶ。

前作『糸子の体重計』では5年生だった子どもたちは、6年生になった。
相変わらず、小さなことでいじけて、羨んで、けんかして。
うじうじ悩んで、転んだりへたりこんだり、だれかのせいにしたり、逃げたり。
そして迎える、卒業式。
著者略歴
いとうみく(イトウミク itoumiku)
いとうみく 神奈川県生まれ。『糸子の体重計』(童心社)で第46回日本児童文学者協会新人賞、『空へ』(小峰書店)で第39回日本児童文芸家協会賞、『朔と新』(講談社)で第58回野間児童文芸賞、『きみひろくん』(くもん出版)で第31回ひろすけ童話賞を受賞。おもな作品に『かあちゃん取扱説明書』(童心社)「おねえちゃんって」シリーズ(岩崎書店)など多数。「季節風」同人。
佐藤真紀子(サトウマキコ satoumakiko)
佐藤真紀子(さとう まきこ)東京都生まれ。おもな作品に「バッテリー」シリーズ(教育画劇)『先生、しゅくだいわすれました』『先生、感想文、書けません!』『二年二組のたからばこ』(以上、童心社)『月にトンジル』(あかね書房)『いえでででんしゃ、しゅっぱつしんこう!』(新日本出版社)『ごいっしょさん』(国土社)『はっけよい!雷電』(講談社)など多数。
タイトルヨミ
カナ:チイサナウチュウノトビラノマエデ
ローマ字:chiisanauchuunotobiranomaede

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童心社の既刊から
廣嶋玲子/著 森野きこり/イラスト

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