近刊検索 デルタ

2018年9月26日発売

白水社

ヒトラーとドラッグ

第三帝国における薬物依存
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内容紹介
「錠剤の形をしたナチズム」の実態に迫る

 ヒトラーの主治医テオドール・モレルは、一本の注射で体調不良を解決する頼りがいのある医師だった。ヒトラーはホルモン剤、鎮痛剤、覚醒剤、そしてモレルへの依存を深め、不調のたびに投薬や注射を求めるようになった。第二次世界大戦が始まり、ヒトラーは誇大妄想にとりつかれ、現実遊離が目につくようになり、軍事作戦能力も徐々に失われていった。足を引きずり、腰も曲がって、くたびれた老人のように見えた。一方、前線兵士は薬物によって「猛獣と化す」ことが目標とされ、無謀な作戦に投入され、総統大本営も制御を失い、もはや究極の破滅に突き進むしかなかった……。ヒトラーとモレルの危険な関係は、大戦の命運を左右したのか?
 本書は、ヒトラーと第三帝国が薬物に深く依存していたことを暴き、世界的ベストセラーとなった歴史ノンフィクションだ。歴史学者ハンス・モムゼンが本書の「あとがき」で、「これまでの全体像を変える本」と評したのをはじめ、イアン・カーショー、アントニー・ビーヴァーら専門家も賛辞を寄せている。著者は作家らしく、逸話を満載し、史料もきちんと渉猟し、早く続きを読みたくなるような、手に汗握る展開をみせる。
著者略歴
ノーマン・オーラー(オーラー ooraa)
1970年、ドイツ出身の作家。これまでに三つの小説作品を発表している。ヴィム・ヴェンダース監督の映画『パレルモ・シューティング』で脚本を共同執筆している。
須藤 正美(ストウ マサミ sutou masami)
ドイツ文学、カフカをはじめとするユダヤ系文学者の作品、ドイツ人とユダヤ人の関係史を研究。主要訳書『カフカのプラハ』(水声社)『名作オペラシリーズ「トリスタンとイゾルテ」』(音楽之友社)、『ヒトラーの裁判官フライスラー』(白水社)。
タイトルヨミ
カナ:ヒトラートドラッグ
ローマ字:hitoraatodoraggu

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白水社の既刊から
ドミニク・ストッパ=リョネ/著 スタニスラス・リョネ/著 田中智弘/翻訳
バレリア・ルイセリ/著 松本健二/翻訳
マガリ・クメール/著 ブリューノ・デュメジル/著 大月康弘/翻訳 小澤雄太郎/翻訳
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