近刊検索 デルタ

2020年12月24日発売

白水社

戦後経済学史の群像

日本資本主義はいかに捉えられたか
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内容紹介
「近代化」と「豊かさ」をめぐる思索

 「日本資本主義」という〈問題〉がかつて存在した―。
 明治以降の日本社会は、マルクスが捉えた資本主義の発展図式と異なるのではないか。もしそうだとしたら、日本社会はどのような資本主義社会であり、現状、どの段階にあるのか。
 こうした論点をめぐり1920年代から30年代にかけて「日本資本主義論争」が起こる。さらにこの論争は、封建社会から資本主義社会への移行の問題として「大塚史学」に引き継がれる。
 そして戦後社会科学は、この日本資本主義論争と大塚史学を揺籃に歩み始める。
 そこで追求されたのは、日本資本主義の構造把握を通じた「近代化」と「豊かさ」の実現である。もちろん、どちらも戦時下の「生産力」の増強という要請の変奏曲でもある。
 本書では、内田義彦、大河内一男、高島善哉、小林昇、水田洋、伊東光晴という戦後経済学の巨人に即して、日本資本主義がいかに捉えられたかを解明する試みである。
 それは同時に「戦後」とはどんな時代だったかを明らかにすることでもある。日本資本主義が問われなくなったとき、戦後が終わったとも言いうるからだ。社会科学が輝いた時代へ赴く、渾身の書下ろし。
著者略歴
野原 慎司(ノハラ シンジ nohara shinji)
1980年生まれ。2010年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程研究指導認定退学。2012年同課程修了。博士(経済学)。現在、東京大学大学院経済学研究科准教授。主な著書に『アダム・スミスの近代性の根源』(京都大学学術出版会)、Commerce and Strangers in Adam Smith(Springer)他
タイトルヨミ
カナ:センゴケイザイガクシノグンゾウ
ローマ字:sengokeizaigakushinogunzou

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