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2023年11月30日発売

勉誠社

海外の日本中世史研究 : 「日本史」・自国史・外国史の交差

アジア遊学
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内容紹介
日本中世史は、日本人研究者による「自国史」研究としてだけでなく、海外においても、日本とは異なる文化的・学術的背景のもとで研究が進められ、地域ごとの特色を帯びながら独自の発展を遂げている。この数十年の間、国や地域を越えた学術交流はより一層広がりをみせているが、各地域における研究視角や背景を踏まえた相互参照・相互批判までには至っていないのが実情である。本書では、 英語圏・韓国・中国・ドイツ語圏における研究の動向、在外研究による経験・知見、参照軸としての日本における外国史研究、外国語で書かれた近年の研究成果などを通じて、多元的に存在する地域ごとの「知の体系」を照らし出すことで、「知の循環」の実践のための道筋を示す。
目次
序論 日本中世史研究をめぐる知の交差 黄霄龍・堀川康史
第1部 海外における日本中世史研究の現在
光と闇を越えて―日本中世史の展望 トーマス・コンラン
韓国からみた日本中世史―「伝統」と「革新」の観点から 朴秀哲
中国で日本中世史を「発見」する 銭静怡
ドイツ語圏における日本の中世史学 ダニエル・シュライ
英語圏の日本中世経済史研究 イーサン・セーガル(坂井武尊:翻訳)
女性史・ジェンダー史研究とエージェンシー 河合佐知子
海外における日本中世史研究の動向―若手研究者による研究と雇用の展望 ポーラ・R・カーティス
〈コラム〉在外日本前近代史研究の学統は描けるのか 坂上康俊
第2部 日本側研究者の視点から
イギリス滞在経験からみた海外における日本中世史研究 川戸貴史
もう一つの十四世紀・南北朝期研究―プリンストン大学での一年から 堀川康史
歴史翻訳学ことはじめ―英語圏から自国史を意識する 菊地大樹
ケンブリッジ日本学見聞録―研究・教育体制と原本の重要性 佐藤雄基
ドイツで/における日本中世史研究 田中誠
〈コラム〉比較文書史料研究の現場から 高橋一樹
第3部 日本で外国史を研究すること
日本で外国史を研究すること―中世ヨーロッパ史とイタリア史の現場から 佐藤公美
交錯する視点―日本における「外国史」としてのベトナム史研究 多賀良寛
日本でモンゴル帝国史を研究すること 向正樹
自国史と外国史、知の循環―近世オランダ宗教史学史についての一考察 安平弦司
〈コラム〉中国における日本古代・中世史研究の「周縁化」と展望 王海燕
第4部 書評と紹介
南基鶴『가마쿠라막부 정치사의 연구』(『鎌倉幕府政治史の研究』) 高銀美
Kawai Sachiko, Uncertain Powers: Sen’yōmon-in and Landownership by Royal Women in Early Medieval Japan(河合佐知子『土地が生み出す「力」の複雑性―中世前期の荘園領主としての天皇家の女性たち』) 亀井ダイチ利永子
Morten Oxenboell, Akutō and Rural Conflict in Medieval Japan(モーテン・オクセンボール『日本中世の悪党と地域紛争』) 堀川康史
Morgan Pitelka, Reading Medieval Ruins: Urban Life and Destruction in Sixteenth -Century Japan(モーガン・ピテルカ『中世の遺跡を読み解く―十六世紀日本の都市生活とその破壊』) 黄霄龍
Thomas D. Conlan, Samurai and the Warrior Culture of Japan, 471-1877: A Sourcebook
(トーマス・D・コンラン『サムライと日本の武士文化:四七一―一八七七 史料集』) 佐藤雄基
〈コラム〉新ケンブリッジ・ヒストリー・オブ・ジャパンについて ヒトミ・トノムラ
著者略歴
黄霄龍(コウショウリュウ koushouryuu)
堀川康史(ホリカワヤスフミ horikawayasufumi)
タイトルヨミ
カナ:カイガイノニホンチュウセイシケンキュウ : ニホンシジコクシガイコクシノコウサ
ローマ字:kaigainonihonchuuseishikenkyuu : nihonshijikokushigaikokushinokousa

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