近刊検索 デルタ

2024年2月26日発売

法政大学出版局

出版社名ヨミ:ホウセイダイガクシュッパンキョク

暴力の表象空間

ヨーロッパ近現代の危機を読み解く
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内容紹介
世界は暴力に満ちている。多様な形態をとって表出する暴力にわたしたちはどう対峙しうるだろうか。精神分析論、翻訳論、パンデミック危機に伴う暴力を剔出し、社会的承認論、ケアと贈与、サッカーと市民社会をめぐる考察から共同体と暴力との関係を問い直す。そして、大テロル期ソ連、戦間期ベルリン、北アイルランド紛争時代の文学を読み解き、暴力の根源に迫る。現代社会の喫緊の課題を考える手引き書。
目次
まえがき

第1部 暴力の根源を探る

性差と暴力──精神分析からのUrsprungへの問い 【関修】

暴力の場としての翻訳──フランツ・ローゼンツヴァイクの翻訳論について 【大西雅一郎】

パンデミックとミメーシス的暴力 【グンター・ゲバウア/田島正行訳】

第2部 暴力との対峙

社会的承認論のアクチュアリティ──制度化された暴力への抵抗の(不)可能性 【宮本真也】

ドイツの市民社会と文明化の過程──政治と暴力の表象空間としてのサッカー 【釜崎太】

ケアにおける贈与と暴力 【岩野卓司】

第3部 暴力の記述を読み解く

恐怖とムウサの時間──テロルをめぐるマンデリシタームとアフマートワの詩、およびそのダンテ的コンテクスト 【斉藤毅】

戦間期ベルリンのメールヒェン──ユーリウス・ベルストル『ベルリン・シュレージェン駅』に描かれた暴力 【岡本和子】

暴力と詩的表象──シェイマス・ヒーニーと北アイルランド紛争 【鈴木哲也】

あとがき
著者略歴
岡本 和子(オカモト カズコ okamoto kazuko)
岡本 和子(オカモト カズコ) 1974年生まれ。明治大学文学部教授。論文:「住むことのできない街ベルリン──近代ドイツ文学を手がかりに」(『文芸研究』第143号)、共編著:『ドイツ文学の道しるべ』(ミネルヴァ書房)、共訳:ベンヤミン『ベンヤミン・コレクション4~7』(筑摩書房)など。
タイトルヨミ
カナ:ボウリョクノヒョウショウクウカン
ローマ字:bouryokunohyoushoukuukan

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