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定価:5,500円(5,000円+税)
判型:A5
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内容紹介
今日の市民社会とデモクラシーの基礎をなす政治的・法的な観念体系は、ギリシャ・ローマの知的遺産を歴史の批判を通じて受け継ぐ「人文主義」の水脈から生まれた。ヴァッラやマキャヴェッリ、モリエール、グラヴィーナ、サヴィニーからポーコック、モミッリャーノにいたるまで、アンティクアリアンな知との格闘を続けてきた西洋の思想的営為をたどる。『誰のために法は生まれた』著者の真骨頂。
目次
はしがき
I 政治的・法的観念体系成立の諸前提
II ヴァッラのウァッロー批判
III マキャヴェッリ『マンドゥラーゴラ』の一解釈
IV アルパゴンの脅威
V G. V. グラヴィーナのための小さな覚え書
VI ローマのポーコック
VII サヴィニーによる占有概念の構造転換とその射程
VIII 三つの実証主義批判
Ⅰ フッサール
Ⅱ ヴィトゲンシュタイン
Ⅲ レヴィ=ストロース
IX アルナルド・モミッリャーノとエットレ・レーポレ
索 引
I 政治的・法的観念体系成立の諸前提
II ヴァッラのウァッロー批判
III マキャヴェッリ『マンドゥラーゴラ』の一解釈
IV アルパゴンの脅威
V G. V. グラヴィーナのための小さな覚え書
VI ローマのポーコック
VII サヴィニーによる占有概念の構造転換とその射程
VIII 三つの実証主義批判
Ⅰ フッサール
Ⅱ ヴィトゲンシュタイン
Ⅲ レヴィ=ストロース
IX アルナルド・モミッリャーノとエットレ・レーポレ
索 引
著者略歴
木庭 顕(コバ アキラ koba akira)
1951年、東京に生まれる。著書に、三部作『政治の成立』(1997)『デモクラシーの古典的基礎』(2003)『法存立の歴史的基盤』(2009、以上東京大学出版会)、『ローマ法案内──現代の法律家のために』(羽鳥書店、2010、[新版]勁草書房、2017)、『現代日本法へのカタバシス』(羽鳥書店、2011、[新版]みすず書房、2018)、『[笑うケースメソッド]現代日本民法の基礎を問う』(2015)『[笑うケースメソッド II]現代日本公法の基礎を問う』(2017、以上勁草書房)、『法学再入門 秘密の扉 民事法篇』(有斐閣、2016)、『憲法9条へのカタバシス』(みすず書房、2018)、『誰のために法は生まれた』(朝日出版社、2018)ほか。
タイトルヨミ
カナ:ジンブンシュギノケイフ
ローマ字:jinbunshuginokeifu
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