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内容紹介
「家をつくることは、小さな世界をつくることである。
ひとつの世界をつくることは、
第一に人のこの世界に対する態度によって決まる。」

"建築界のノーベル賞"といわれるプリツカー賞を中国人としてはじめて受賞した建築家、王澍(ワン・シュウ)。
急速な都市化の時代の到来を前に、建築家は「隠遁」を選び、中国の伝統文化に根ざした建築のあり方を思考した。
〈中国美術学院象山キャンパス〉〈水岸山居〉〈寧波博物館〉等の建築作品の設計コンセプトはじめ、その背景にある思想、都市・景観論から自身のライフヒストリーまで、豊潤な世界観が語られる。
目次
自序 素朴を家となす

■意識
園林をつくること、人を育てること/自然形態の叙事と幾何学/虚構の都市に向かって/「空間」が立ち現れるとき/営造についての瑣記/循環的建造の詩学――自然のような世界の構築に向けて/対岸の山を訪ねて――豊かな差異性を集合する建築の類型学/断面からの視野――上海万博滕頭案例館/かつて貶められた世界が再び立ち現れるために/樹石の世界へ

■言語
中国美術学院象山キャンパス/寧波美術館――その場所に立つことで見えるもの/中山路――一本の街道の復興と一つの都市の復興

■対話
反逆の道程/別の世界の縁に触れる/精神の山水/自然に還る道/問答録 人ひとりにはどれくらいの大きさの家が必要か?

あの日

訳者解題(市川紘司)/作品譜
著者略歴
王澍(ワンシュウ wanshuu)
1963年中国新疆ウイグル自治区ウルムチ生まれ。中国美術学院建築芸術学院院長。南京工学院(現・東南大学)修了後、浙江美術学院(現・中国美術学院)に勤務。2000年に同済大学で博士号取得後、中国美術学院教授に就任、2007年より現職。東南大学、同済大学でも教鞭を執るほか、ハーバード大学大学院デザイン学部丹下健三記念客員教授(2011)、香港大学、マサチューセッツ工科大学客員教授も務める。1997年、杭州で、妻の陸文宇とともにアマチュア・アーキテクチュア・スタジオ(業余建築工作室)を設立。主な建築作品に蘇州大学文正学院図書館、寧波美術館、中国美術学院象山キャンパス、寧波歴史博物館、杭州中山路(南宋御街)保存改修計画、臨安博物館などがある。中国建設工程魯班奨(2009)、エーリッヒ・シェリング建築賞(2010)、フランス建築アカデミーゴールドメダル(2011)、プリツカー賞(2012)など受賞多数。著書に本書原著『造房子』(湖南美術出版社、2016)、『設計的開始』(中国建築工業出版社、2002)がある。
市川紘司(イチカワコウジ ichikawakouji)
1985年東京都生まれ。東北大学大学院工学研究科助教。桑沢デザイン研究所非常勤講師。専門はアジアの建築都市史。博士(工学)。東京藝術大学美術学部建築科教育研究助手、明治大学理工学部建築学科助教を経て現職。2013〜2015年に清華大学建築学院に中国政府奨学金留学生(高級進修生)として留学。著作に『天安門広場──中国国民広場の空間史』(筑摩書房)など。
鈴木将久(スズキマサヒサ suzukimasahisa)
1967年生まれ。現在、東京大学人文社会系研究科教授。専門は中国近現代文学。著書に『上海モダニズム』(中国文庫)など。訳書に柴静『中国メディアの現場は何を伝えようとしているか』(共訳、平凡社)、梁鴻『中国はここにある』(共訳、みすず書房)、孫歌『思想史の中の日本と中国』(東京大学出版会)など。
松本康隆(マツモトヤスタカ matsumotoyasutaka)
1975年生まれ。南京工業大学建築学院特聘副教授。建築史専攻、博士学位論文「近代における茶室創作の動向について――三代木津宗詮・小林一三・笛吹嘉一郎の作風を通して」(京都工芸繊維大学、2006)。学位取得後、数寄屋の建築と庭に対する中国庭園の影響の研究を開始、2011年に日本語教師として渡中、東南大学建築学院ポストドクターを経て現職。
タイトルヨミ
カナ:イエヲツクル
ローマ字:ieotsukuru

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ジョージ・エストライク/著 柴田裕之/翻訳
ザビーネ・ホッセンフェルダー/著 吉田三知世/翻訳
デイヴィッド・ジョンストン/著 押村高/翻訳 谷澤正嗣/翻訳 近藤和貴/翻訳 宮崎文典/翻訳
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カルロ・ギンズブルグ/著 杉山光信/翻訳
ハンナ・アーレント/著 大島かおり/翻訳
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産業編集センター:小林みちたか 
美術出版社:藤井フミヤ 
日経BP 日本経済新聞出版本部:湯進 
KADOKAWA:須垣りつ 庭春樹 
エール出版社:鳩山文雄 

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