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2021年3月22日発売

ミネルヴァ書房

ドイツ文学の道しるべ

ニーベルンゲンから多和田葉子まで
シリーズ・世界の文学をひらく
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内容紹介
ドイツ文学にはなかなかスゴイ作品がある! 読んで楽しめる70作品を厳選し、それらの作品の魅力や読むことの意味を提示するとともに、ドイツ文学の歴史と広がりをわかりやすく解説する。本書を通じて、読む楽しみを(再)発見し、思い思いに「ドイツ文学」という絵をスケッチしてもらいたい。学生・教員・文学愛好家・ドイツ語圏の文化に関心のあるすべての人にひらかれた一冊。
目次
はじめに──若きドイツ文学の悩み


第Ⅰ部 なかなかスゴイ! こころを揺さぶるドイツ文学

 1 『ニーベルンゲンの歌』
 2 『ティル・オイレンシュピーゲル』
 3 『若きウェルテルの悩み』ヨーハン・ヴォルフガング・ゲーテ
 4 『賢者ナータン』ゴットホルト・エフライム・レッシング
 5 『ドン・カルロス』フリードリヒ・シラー
 6 『アントン・ライザー』カール・フィリップ・モーリッツ
 7 『永遠平和のために』イマニュエル・カント
 8 『金髪のエックベルト』ルートヴィヒ・ティーク
 9 『ジーベンケース』ジャン・パウル
 10 『ルツィンデ』フリードリヒ・シュレーゲル
 11 『パンと葡萄酒』フリードリヒ・ヘルダーリン
 12 『青い花』ノヴァーリス/フリードリヒ・フォン・ハルデンベルク
 13 『チリの地震』ハインリヒ・フォン・クライスト
 14 『少年の魔法の角笛』アヒム・フォン・アルニム/クレメンス・ブレンターノ
 15 『ドイツ炉辺ばなし集』ヨーハン・ペーター・ヘーベル
 16 『グリム童話集』ヤーコプ・グリム/ヴィルヘルム・グリム
 17 『砂男』エルンスト・テオドール・アマデウス・ホフマン
 18 『歌の本』ハインリヒ・ハイネ
 19 悲劇『ファウスト』ヨーハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
 20 『レンツ』ゲオルク・ビューヒナー
 21 『ヴォイツェク』ゲオルク・ビューヒナー
 22 『石さまざま』(「水晶」)アーダルベルト・シュティフター
 23 『村のロメオとユリア』ゴットフリート・ケラー
 24 『毛皮を着たヴィーナス』ザッハー・マゾッホ
 25 『悲劇の誕生』フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
 26 『ハイジ』ヨハンナ・シュピーリ
 27 『ツァラトゥストラはこう語った』フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
 28 『白馬の騎手』テオドール・シュトルム
 29 『踏切番ティール』ゲアハルト・ハウプトマン
 30 『エフィ・ブリースト』テオドール・フォンターネ
 31 『魂の年』シュテファン・ゲオルゲ
 32 『グストル少尉』アルトゥル・シュニッツラー
 33 『チャンドス卿の手紙』フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
 34 『ある神経病者の回想録』ダニエル・パウル・シュレーバー
 35 『トニオ・クレーガー』トーマス・マン
 36 『モラルと犯罪』カール・クラウス
 37 『マルテの手記』ライナー・マリア・リルケ
 38 『みつばちマーヤの冒険』ヴァルデマール・ボンゼルス
 39 『モルグとその他の詩』ゴットフリート・ベン
 40 『変身』フランツ・カフカ
 41 「深い淵の底から」ゲオルク・トラークル
 42 『訴訟』フランツ・カフカ
 43 『不気味なもの』ジークムント・フロイト
 44 『デーミアン』ヘルマン・ヘッセ
 45 『ドゥイノの悲歌』ライナー・マリア・リルケ
 46 『魔の山』トーマス・マン
 47 『盗賊』ローベルト・ヴァルザー
 48 『三文オペラ』ベルトルト・ブレヒト
 49 『ベルリン・アレクサンダー広場』アルフレート・デーブリーン
 50 『総動員』エルンスト・ユンガー
 51 『ファービアン』エーリヒ・ケストナー
 52 『特性のない男』ローベルト・ムージル
 53 『ピネベルク,明日はどうする!?』ハンス・ファラダ
 54 『ラデツキー行進曲』ヨーゼフ・ロート
 55 『複製技術時代の芸術作品』ヴァルター・ベンヤミン
 56 『一九〇〇年頃のベルリンの幼年時代』ヴァルター・ベンヤミン
 57 『昨日の世界』シュテファン・ツヴァイク
 58 『ウェルギリウスの死』ヘルマン・ブロッホ
 59 『老貴婦人の訪問』フリードリヒ・デュレンマット
 60 『ブリキの太鼓』ギュンター・グラス
 61 『群衆と権力』エリアス・カネッティ
 62 『三十歳』インゲボルク・バッハマン
 63 『誰でもない者の薔薇』パウル・ツェラン
 64 『ペナルティキックを受けるゴールキーパーの不安』ペーター・ハントケ
 65 『モモ』ミヒャエル・エンデ
 66 『ハムレットマシーン』ハイナー・ミュラー
 67 『消去』トーマス・ベルンハルト
 68 『空襲と文学』W・G・ゼーバルト
 69 『光なし』エルフリーデ・イェリネ
 70 『献灯使』多和田葉子


 第Ⅱ部 ドイツ文学の森を散策しよう

一 講義の前に
 1 ドイツの歴史を大づかみにスケッチ
 2 座談会企画──ウィーン vs ベルリン
 コラム1 バロック

二 拠りどころを求めて
 1 神なき時代のドイツ文学──文学の源泉としてのニヒリズム
 2 憧れに彩られた幻の故郷「古代ギリシア」
 3 ドイツ近代の文学──芸術における中世の受容
 4 異国から見たドイツ──旅,移住,亡命がひらく新たな文学
 5 翻訳というジャンル──文化をはぐくみ豊かにするチャレンジ
 コラム2 科学者たち──科学と文学の間にはたらく親和力

三 もがき苦しんでGefunden?!
 1 批評文学の系譜──レッシングからアドルノまで
 2 幻想文学 vs. 推理小説
 3 反省の達人──戦後・現代ドイツの文化史講義
 コラム3 教養小説──「自分探し」の精神史

四 戦争と制度
 1 戦争とドイツ文学
 2 検閲と焚書
 3 ギムナジウム(学校)と文学
 コラム4 歌うドイツ語

五 愛され願望?
 1 「ゲーテと…」──詩人たちを結んだ友情と愛憎
 2 音と言葉──詩人と作曲家の微妙な関係
 3 ドイツ文学恋愛事情
 コラム5 わたしたちのイチオシ!


 第Ⅲ部 世界との交流

 1 日本のドイツ文学者──文化移入の歴史とその行方
 2 日本語文学から見たドイツ文学──教養主義から大衆化,アヴァンギャルドへ
 3 中国文学から見たドイツ文学──沈鐘派の内省から〈共苦〉へ
 4 ロシア文学から見たドイツ文学──吹雪の国の熱血教師
 5 アメリカ文学から見たドイツ文学──フランツ・カフカと村上春樹
 6 イスパノアメリカ文学から見たドイツ文学──夜の鏡
 7 イギリス文学から見たドイツ文学──魔法と悪魔と『クラバート』
 8 フランス文学から見たドイツ文学──隣人の教え


読書案内
第Ⅰ部の肖像・サイン出典一覧
人名・作品名索引
事項索引
著者略歴
畠山 寛(ハタケヤマ ヒロシ hatakeyama hiroshi)
2021年4月現在 駒澤大学総合教育研究部准教授
吉中 俊貴(ヨシナカ トシキ yoshinaka toshiki)
2021年4月現在 駒澤大学総合教育研究部准教授
岡本 和子(オカモト カズコ okamoto kazuko)
2021年4月現在 明治大学文学部教授
タイトルヨミ
カナ:ドイツブンガクノミチシルベ
ローマ字:doitsubungakunomichishirube

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