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2021年3月22日発売

ミネルヴァ書房

フィールドから考える地域環境[第2版]

持続可能な地域社会をめざして
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内容紹介
環境の世紀といわれる21世紀において、私たちは自らの生活だけではなく未来世代のためにも持続可能な社会をつくるための方策を探求しなくてはならない。
本書は「フィールドから考える」ことをモチーフとして2012年に刊行した好評既刊の内容を最新情報にアップデート。
第?部では地域環境を考えるための分析視角を提示し、第?部では具体的なフィールドにおける地域環境問題への取り組みとしての教育実践を紹介する。
目次
はじめに――第2版に寄せて


 第Ⅰ部 地域環境をとらえる視角

第1章 グローカルな時代における持続可能な地域社会の創造と政策構想(小島 聡)
 1 「持続可能な地域社会」という言葉
 2 持続可能な地域社会と多様性
 3 「グローバルに考え,ローカルに行動する」の再考
 4 地域社会と公正な責任の共有
 5 地域間連帯の展望

第2章 地域社会におけるアクティビズムの多様な「かたち」(西城戸 誠)
 1 「社会」との接点と「アクティビズム」
 2 「市民社会」とアクティビズム
 3 地域社会におけるアクティビズムのかたち
 4 アクティビズムにかかわる意味を理解する
 5 「社会的なるもの」の意義とアクティビズム

第3章 コミュニティのなかの労働組合(長峰登記夫)
 1 労働組合とコミュニティ
 2 コミュニティとは何か
 3 オーストラリア,アメリカ,その他の国々での経験
 4 企業内組合とコミュニティ
 5 労働組合とコミュニティ

第4章 近代都市の生活環境と改革運動――19~20世紀のドイツ都市社会(辻 英史)
 1 ドイツにおける近代都市の誕生
 2 大都市への賛美
 3 都市社会問題の発生と社会改革運動
 4 大都市の脅威――反都市主義
 5 生活改革運動
 6 改革運動の遺産

第5章 地域と生業の環境史――近世後期の下総台地畑作地域を事例として(根崎光男)
 1 地域環境史研究からとらえた課題
 2 地域環境の歴史的分析
 3 薪の生産と松くい虫の発生
 4 農村復興と領主・村落の対応
 5 人間と自然をめぐる歴史の相互作用

第6章 「文化的景観」の特質と可能性(梶 裕史)
 1 「文化」と「環境」のかけはし――持続可能な暮らしぶりを評価する文化資産
 2 生きて変化する文化資産
 3 「無形」のものが有形を支える
 4 エコツーリズムと文化的景観
 5 「五感」尊重の環境教育と文化的景観
  
第7章 ぶどうとワインからみた「地域の経済」――山梨県甲州市勝沼町を事例として(湯澤規子)
 1 地域の経済
 2 地域資源としてのぶどうとワイン
 3 共同醸造組合の経営と地域における意義
 4 ローカル・イニシアティブが支える「地域の経済」

第8章 再生可能エネルギー開発と地域社会の受容性(西城戸 誠)
 1 日本における再生可能エネルギーの普及をめぐる課題
 2 再生可能エネルギー開発における課題と社会的受容性
 3 コミュニティ・パワーの実践と地域社会への派生効果
 4 コミュニティ・パワーと地域社会の持続性
  
第9章 持続可能な地域経営と産業クラスター――青森県のりんご産業を中心として(金藤正直)
 1 「まち・ひと・しごと創生」の概要
 2 「まち・ひと・しごと創生」のための産業クラスター事業の意義
 3 青森県りんご産業の現状と戦略的マネジメントの視点
 4 りんご産業クラスターの戦略的マネジメントの展開方法
 5 持続可能なりんご産業クラスターの実現に向けたマネジメント


 第Ⅱ部 地域環境のフィールドスタディ
  
第10章 フィールドとともに学び,育つ――フィールド「共育」の可能性(西城戸 誠)
 1 フィールド教育を問う
 2 フィールドで学ぶということ
 3 フィールド教育の実践と学生の変化
 4 フィールド教育と実践のインテグレイトをめざして

第11章 アメニティマップから「都市の環境倫理」を考える(吉永明弘)
 1 環境倫理の「倫理」とは何か
 2 環境倫理の「環境」とは何か
 3 「都市」への注目と「アメニティマップ」の作成手順
 4 アメニティマップから環境倫理へ

第12章 歴史を現在に活かす?――ドイツ・フィールドスタディから考える(辻 英史)
 1 人間環境学部で歴史を学ぶこと
 2 初期ドイツ・フィールドスタディ――オールタナティブの提示
 3 歴史をいかに現在に活かすか
 4 「中断された間奏曲」――今後のドイツ・フィールドスタディ

第13章 文化の継承と未来――「創造都市」金沢の文化行政と市民参加について(竹本研史)
 1 山出市政と金沢のまちづくり
 2 金沢市のまちなみ保存と現代生活の両立
 3 文化の当事者としての市民
 4 未来に文化を継承・発展させていくということ

第14章 都市の自然を教育資源とした地域活動の展開(高田雅之)
 1 都市の自然がもつ教育ポテンシャル
 2 都市の自然を対象としたゼミ活動の狙い
 3 活動の経過
 4 活動の成果
 5 都市を見つめる未来への目を育てる

第15章 地震災害を読み解く――地震の起こる場所・歴史・土地条件(杉戸信彦)
 1 自然災害をどのようにとらえるか
 2 地震の起きる場所と歴史を読み解く
 3 震度と土地条件
 4 自然災害と人間社会

第16章 環境と科学技術のリテラシー獲得へ向けて――文理融合の意味と体験型学習の役割について(渡邊 誠)
 1 文系学生が学ぶ環境問題と政策研究に対して
 2 「文理融合」することの意味について
 3 人間環境学部フィールドスタディの実施例から
 4 千代田区の温暖化対策とCESゼミナール
 5 文理融合をめざして


おわりに
索  引
著者略歴
小島 聡(コジマ サトシ kojima satoshi)
2021年3月現在 法政大学人間環境学部教授
西城戸 誠(ニシキド マコト nishikido makoto)
2021年3月現在 法政大学人間環境学部教授
辻 英史(ツジ ヒデタカ tsuji hidetaka)
2021年3月現在 法政大学人間環境学部教授
タイトルヨミ
カナ:フィールドカラカンガエルチイキカンキョウダイニハン
ローマ字:fiirudokarakangaeruchiikikankyoudainihan

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