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定価:8,800円(8,000円+税)
判型:A5
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内容紹介
本書は、ドイツの膠州湾租借期(1898年から1914年)、第一次日本占領期(1914年から1922年)、中華民国統治期(1922年から1937年)という時間軸に沿って、異なる政治権力の支配に置かれた青島の空間的変容及びそこに見られる日本的要素に注目し、日本が関与した青島の都市発展の過程を政策面、社会面などから多角的に解明しようとするものである。具体的には統治者の更迭にともなう社会構造・統治政策・都市計画の転換がいかに都市の商工、居住、生活空間の変容に反映されていたかを考察し、青島の都市形成の過程における従来の研究では看過されてきた日本的要素の断絶とその連続性を検討した。
目次
序 章 近代都市青島と日本
Ⅰ 「模範的」植民地
第1章 「模範的」植民地
第2章 膠州湾に対する日本の調査活動及び日本勢力の進出
Ⅱ 逆転する帝国
第3章 第一次日本占領期における青島軍政署の統治政策と現地社会構造の変容
第4章 青島軍政署の都市改造計画と都市空間の変容
Ⅲ 都市の光と影
第5章 山東還付後青島における社会構造の変容と日本側の権益保有
第6章 中国政府による青島の都市改造と国際都市の現出
終 章 帝国拡張のフロンティアとその地位の喪失
付録
参考文献
Ⅰ 「模範的」植民地
第1章 「模範的」植民地
第2章 膠州湾に対する日本の調査活動及び日本勢力の進出
Ⅱ 逆転する帝国
第3章 第一次日本占領期における青島軍政署の統治政策と現地社会構造の変容
第4章 青島軍政署の都市改造計画と都市空間の変容
Ⅲ 都市の光と影
第5章 山東還付後青島における社会構造の変容と日本側の権益保有
第6章 中国政府による青島の都市改造と国際都市の現出
終 章 帝国拡張のフロンティアとその地位の喪失
付録
参考文献
著者略歴
単 荷君(セン カクン sen kakun)
2023年2月現在
青島大学(中国)歴史学科専任講師
タイトルヨミ
カナ:キンダイチンタオノトシクウカンノヘンヨウ
ローマ字:kindaichintaonotoshikuukannohenyou
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