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2021年11月29日発売

吉川弘文館

たたかう神仏の図像学

勝軍地蔵と中世社会
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内容紹介
戦乱に明け暮れる中世社会。人びとは、仏法により正当化された武を奮い、平和と安穏を創造する神仏を希求した。軍神たる勝軍地蔵は、どのようにして誕生し、時代とともに変貌をとげながら、今日まで生きつづけたのか。列島各地に残る700点余の作例から、勝軍地蔵信仰の誕生と中世的世界観を読み解き、800年にわたる戦争と平和の歴史を辿る。
目次
序/Ⅰ 「日輪御影」を読む(「日輪御影」〈多武峯談山神社所蔵「日輪御影」/附属史料は語る/応長・正和の多武峯合戦〉以下細目略/甲冑の異人/勝軍地蔵の入京)/Ⅱ 勝軍地蔵の東漸(王城鎮護の地蔵/摂家将軍の武威/勝軍地蔵の鎌)/Ⅲ 三つの円光―太陽と月と星のシンボリズム(三光地蔵と三光の図像学/とり違えられた肖像/日輪信仰の世紀)/Ⅳ 勝軍地蔵の図像学(異形の地蔵像/甲冑騎馬肖像画と勝軍地蔵/愛宕勝軍地蔵の図像学)/Ⅴ 軍神論―戦勝を担保するもの(互酬性という両刃の剣/もうひとつの戦争―調伏と鎮魂/供犠と軍神―血祭の系譜/手負う神仏―軍神の戦争④)/Ⅵ 水の神の変貌(矢取地蔵譚の水脈/水の神としての地蔵/湖東の水争いと矢取地蔵/羅城門の祈雨争い/水の神の変貌)/Ⅶ 勝軍地蔵の八〇〇年(愛宕勝軍地蔵信仰の伝承圏/戦国大名、天下人たちの守護神/鎮城と火伏の神から近代戦争へ)/註/図表一覧
著者略歴
黒田 智(クロダ サトシ kuroda satoshi)
1970年、埼玉県生まれ。2001年、早稲田大学大学院文学学研究科博士課程後期単位取得退学。現在、金沢大学人間社会研究域学校教育系教授、博士(文学)。 ※2021年11月現在 【主要編著書】『藤原鎌足、時空をかける』(吉川弘文館、2011年)、『乱世の王権と美術戦略』(共編、『天皇の美術史3』、吉川弘文館、2017年)、『草の根歴史学の未来をどう作るか』(共編、文学通信、2020年)
タイトルヨミ
カナ:タタカウシンブツノズゾウガク
ローマ字:tatakaushinbutsunozuzougaku

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吉川弘文館の既刊から
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石田千尋/著
植田真平/著
三舟隆之/編集 馬場基/編集

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