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2018年1月24日発売

吉川弘文館

平安時代の后と王権

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内容紹介
摂関政治の成立・展開において、后(きさき)の権限はどのように変化したのか。内裏後宮という場所と、そこで行われた儀式を切り口に、后の立場と役割を明らかにする。王権と密接に関わり母后が権力を握るようになるのは、天皇の日常的後見と大きく関係し、ミウチ意識が醸成されたことによる。摂関政治の原動力となった后の分析から、社会構造を捉え直す。
目次
序章 后研究の課題と本書の研究視角/母后の内裏居住と王権―平安時代前期・中期を中心に(天皇と妻后の時代―嵯峨朝~仁明朝/天皇と母后の時代―文徳朝~醍醐朝前半/母后「ファミリー」の時代―醍醐朝後半~花山朝)/摂関最盛期における王権構成員居住法の考察―道長の後宮政策とその限界(一条朝前半―長保元年内裏焼亡以前/一条朝後期―里内裏時代/三条朝/後一条朝)/常寧殿と后の宮(儀式の場としての常寧殿/后宮庁について)/中宮大饗と拝礼―男性官人と后(中宮大饗の主催者/中宮大饗拝礼/拝礼の独立と中宮大饗の衰退)/女房女官饗禄―女性官人と后(平安時代の女官/藤原遵子の女房女官饗禄/そのほかの后による女房女官饗/後宮の中の皇后―まとめにかえて)/終章 王権の中の后と后の宮―まとめと展望
著者略歴
東海林 亜矢子(ショウジ アヤコ)
1969年、東京都生まれ。1992年、慶応義塾大学文学部卒業。2011年、お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科取得退学。現在、お茶の水女子大学グローバルシーダーシップ研究所特別研究員 ※2018年2月現在 【主要編著書】「正月行事について」(黒板伸夫監修・三橋正編『小右記註釈 長元四年条 上』八木書店、2008年)、「摂関期の后母」(服藤早苗編『平安朝の女性と政治文化』明石書店、2017年)

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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