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2018年5月12日発売

明石書店

出版社名ヨミ:アカシショテン

社会情動的スキル 学びに向かう力

学びに向かう力
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内容紹介
現代の社会において成功した人生を歩むためには、バランスのとれた認知的スキルと社会情動的スキルが鍵となる。本書は、人生の成功に結びつく社会情動的スキル(あるいは非認知的スキル)を特定し、そうしたスキルを育成するための方策を整理する。
目次
 まえがき
 序文
 謝辞
 頭字語・略語
 要旨

第1章 今日の世界における教育とスキルの役割
 本報告書の目的
 今日の社会経済的概観
 今日の課題に対処するための教育とスキルの役割
 結論

第2章 学習環境、スキル、社会進歩:概念上のフレームワーク
 はじめに
 社会進歩
 スキル
 学習環境
 結論

第3章 人生の成功を助けるスキル
 はじめに
 スキルがもたらす、より広範な恩恵
 結論

第4章 スキル形成を促進する学習環境
 社会情動的な発達の過程
 社会情動的発達を促進する学習環境
 結論

第5章 社会情動的スキルを強化する政策、実践、評価
 はじめに
 各国の教育目標
 ナショナル・カリキュラム
 学校の課外活動
 評価
 地方や学校レベルでの取り組み
 結論

付録5A 社会情動的スキルの育成に向けた取り組み:教育制度の目標とスキルフレームワーク(国・地域別)
 オーストラリア
 オーストリア
 ベルギー(フランドル地域)
 ベルギー(フランス語地域)
 カナダ(オンタリオ州)
 チリ
 チェコ
 デンマーク
 エストニア
 フィンランド
 フランス
 ドイツ(ノルトライン=ヴェストファーレン州)
 ギリシャ
 ハンガリー
 アイスランド
 アイルランド
 イスラエル
 イタリア
 日本
 韓国
 ルクセンブルク
 メキシコ
 オランダ
 ニュージーランド
 ノルウェー
 ポーランド
 ポルトガル
 スロバキア
 スロベニア
 スペイン
 スウェーデン
 スイス(チューリッヒ州)
 トルコ
 英国(イングランド)
 米国(カリフォルニア州)
 ブラジル
 ロシア

第6章 社会情動的スキルを育む方法
 政策メッセージ
 本報告書の主な結果
 「何が効果的か」と「実際に何が起こっているのか」のギャップ
 今後に向けて
 結論


 あとがき



 コラム・図表一覧

――第1章 今日の世界における教育とスキルの役割
コラム1.1 OECDの学習の社会的成果(SOL)プロジェクト
コラム1.2 ウェルビーイングと社会進歩に関するOECDの活動
図1.1 多くのOECD諸国で若者の失業率が最も高い
図1.2 5人に1人の子どもが過体重である
図1.3 10人に1人の少年が学校でいじめられている
図1.4 投票率は低下している
図1.5 高い水準のリテラシーは肯定的な社会的成果の確率を高める

――第2章 学習環境、スキル、社会進歩:概念上のフレームワーク
コラム2.1 ビッグ・ファイブ
コラム2.2 パーソナリティ特性の主観的な指標:ビッグ・ファイブ尺度
図2.1 学習環境、スキル、社会進歩の関係
図2.2 個人のウェルビーイングと社会進歩のフレームワーク
図2.3 認知的スキルと社会情動的スキルのフレームワーク
図2.4 課題に対するパフォーマンスにおける動機づけ、努力、スキルの関係
図2.5 生涯にわたるスキルの発達
図2.6 認知的スキルと社会情動的スキルの動的相互作用
図2.7 学習環境のフレームワーク
表2.1 スキルを強化するための直接的投資、環境的要因、政策手段(例)

――第3章 人生の成功を助けるスキル
コラム3.1 スキルの効果とスキル形成の因果過程についてのOECD縦断的分析
図3.1 認知的スキルは高等教育進学に大きく影響する
図3.2 認知的スキルは高等教育修了に大きく影響する
図3.3 認知的スキルは所得と失業に大きく影響する
図3.4 社会情動的スキルは肥満に大きく影響する
図3.5 社会情動的スキルは抑うつに大きく影響する
図3.6 社会情動的スキルは問題行動に大きく影響する
図3.7 社会情動的スキルはいじめに大きく影響する
図3.8 社会情動的スキルは被害者になるかどうかに大きく影響する
図3.9 社会情動的スキルは生活満足度に大きく影響する
図3.10 社会情動的スキルは健康に関する生活習慣因子を改善する
図3.11 社会情動的スキルの10段階ランクが高い人ほど大学進学の利益が大きい
図3.12 認知的スキルが抑うつの可能性を減少させる影響は、自尊感情の高い人のほうが大きい
表3.1 介入プログラムの多くは、目標を達成し、他者と協働し、感情をコントロールするといった子どもの能力を高めている
表3.2 生涯の成功を推進する社会情動的スキルとは、個人が目標を達成し、他者と協働し、感情をコントロールする能力を高めるスキルである
表3.3 認知的スキルと社会情動的スキルは子どもの人生の成功に貢献する 98

――第4章 スキル形成を促進する学習環境
コラム4.1 社会情動的スキル向上のために計画されたプログラム:米国の事例
図4.1 スキルがスキルを生み出す
図4.2 今スキルを向上させることが、将来さらに多くのスキルを発達させる(韓国)
図4.3 社会情動的スキルは、社会情動的スキルだけでなく認知的スキルの蓄積も促進する(韓国)
図4.4 高いレベルの社会情動的スキルを身につけた子どもほど、新たな学習への投資からより多くの利益を得て、社会情動的スキルと同様に認知的スキルをさらに発達させる(韓国)
図4.5 現在のスキルへの投資が将来のスキル投資の利益を増加させる(韓国)
表4.1 高いレベルの社会情動的スキルを身につけている子どもほど、認知的スキルおよび社会情動的スキルにおいてより多くの新たな投資を受ける(韓国)
表4.2 社会情動的スキルの向上:有望な介入プログラム(抜粋)

――第5章 社会情動的スキルを強化する政策、実践、評価
コラム5.1 社会情動的スキルの育成に特化した教科:各国の事例
コラム5.2 社会情動的スキルを育成するためにカリキュラムを広げるアプローチ:各国の事例
コラム5.3 社会情動的スキルを育成する校内の課外活動:各国の事例
コラム5.4 学校が社会情動的スキルを評価するツール:各国の事例
コラム5.5 社会情動的スキルの評価を含む国家調査
コラム5.6 社会情動的スキルに関する教育活動を地方や地域が主導する実践:各国の事例
コラム5.7 課外活動を通して社会情動的スキルを育成するために、学校と地域社会の連携を進める取り組み:各国の事例
図5.1 ボランティアや奉仕活動の実施状況
表5.1 各国の教育システムの目標に含まれる社会情動的スキルの種類
表5.2 ナショナル・カリキュラムのフレームワークに含まれる社会情動的スキルの種類
表5.3 初等学校・前期中等学校で社会情動的スキルの育成を取り扱う教科
表5.4 社会情動的スキルの評価に対する各国のアプローチ

――第6章 社会情動的スキルを育む方法
コラム6.1 OECDによる都市部でのスキル発達に関する国際的縦断研究
著者略歴
経済協力開発機構(OECD)(ケイザイキョウリョクカイハツキコウオーイーシーディー keizaikyouryokukaihatsukikouooiishiidii)
ベネッセ教育総合研究所(ベネッセキョウイクソウゴウケンキュウジョ benessekyouikusougoukenkyuujo)
Benesse Educational Research and Development Institute 1985年に福武教育研究所として設立以来、(株)ベネッセコーポレーションのシンクタンクとして、国内外の研究機関や研究者とともに数多くの調査・研究を行う。乳幼児から大学生・社会人、保護者、教師などを対象とした社会調査、長期縦断調査、アセスメント研究開発などに取り組む。ホームページ:https://berd.benesse.jp/
無藤 隆(ムトウ タカシ mutou takashi)
白梅学園大学大学院特任教授/白梅学園大学名誉教授
秋田 喜代美(アキタ キヨミ akita kiyomi)
東京大学大学院教育学研究科教授
荒牧 美佐子(アラマキ ミサコ aramaki misako)
目白大学人間学部准教授
都村 聞人(ツムラ モンド tsumura mondo)
神戸学院大学現代社会学部准教授
木村 治生(キムラ ハルオ kimura haruo)
ベネッセ教育総合研究所 主席研究員
高岡 純子(タカオカ ジュンコ takaoka junko)
ベネッセ教育総合研究所 主席研究員
真田 美恵子(サナダ ミエコ sanada mieko)
ベネッセ教育総合研究所 主任研究員
持田 聖子(モチダ セイコ mochida seiko)
ベネッセ教育総合研究所 主任研究員
タイトルヨミ
カナ:シャカイジョウドウテキスキル
ローマ字:shakaijoudoutekisukiru

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