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2018年7月25日発売

明石書店

辛基秀 朝鮮通信使に掛ける夢

世界記憶遺産への旅
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内容紹介
朝鮮通信使研究や映画等を通じて朝鮮半島との橋渡し役を担おうとした辛基秀。その生涯を描いた評伝の増補改訂版。彼の死後、次女理華がソウルに留学し、父が制作した映画を上映していく様子や朝鮮通信使が世界記憶遺産になるまでの関係者の奮闘ぶりなどを追加した。
目次
序にかえて

第1章 映像にかける志
 1、民衆の温かい眼差し
 2、歴史教育のゆがみただす
 3、燎原の炎、広がる上映会
 4、江戸の国際人、雨森芳洲
 5、教科書へのインパクト
 6、後世へ究極の史料集

第2章 通信使の足跡たどる旅
 1、気骨の僧侶(牛窓)
 2、時代の教養(鞆の浦)
 3、いやしの御馳走一番(下蒲刈)
 4、にんじゃ隊が活躍(上関)
 5、乃木将軍もルーツは朝鮮(下関)
 6、国境の島でアリラン祭り(対馬)
 7、琵琶湖と朝鮮人街道(滋賀)
 8、船橋と鮎ずし(美濃路)
 9、唐人踊り(三重)
 10、門下生の思い(清水)

第3章 架橋の人
 1、朝鮮人をかばった美術商
 2、竹林に天皇の墓
 3、民族を取り戻した日
 4、青菜に塩の最強労組
 5、未来を見通して行動
 6、コスモポリタンの一家

第4章 人間的連帯を目指して
 1、高架下に文化の殿堂
 2、味覚は国境を越えて
 3、今村太平に学ぶ
 4、内鮮一体のまやかし
 5、大島渚との交友
 6、一条の光芒
 7、在日を生きる自信

第5章 秀吉の侵略と降倭
 1、京都仏教会が自己批判
 2、儒学伝えた捕虜の姜沆
 3、沙也可と連行者の末えい
 4、故郷忘じがたく候
 5、祖国への道のり
 6、KCIAの秘密工作
 7、コリア系日本人として生きる

第6章 見果てぬロマン
 1、出発点は白丁問題
 2、眠り猫と審美眼
 3、広がる通信使研究
 4、韓国から留学急増
 5、蹉跌とケンチャナヨ精神
 6、遺志継いだ作品がヒット
 7、幻の名画『アリラン』

第7章 父の夢を実現
 1、韓国で上映
 2、世界記憶遺産へ登録

旧版あとがき――先輩ジャーナリスト、故風間喜樹さんのこと

解説――「通信使の精神」伝える、熱き研究者魂[嶋村初吉]

増補改訂版あとがき――韓国での出版に感謝

韓国語訳推薦の辞――韓流の原点[沈揆先]

韓国語版の解説――「誠心の友」の心は引き継がれる[波佐場清]

江戸時代の朝鮮通信使一覧

参考・引用文献
著者略歴
上野 敏彦(ウエノ トシヒコ)
記録作家、ジャーナリスト。1955年、神奈川県に生まれ、横浜国立大学経済学部を卒業。1979年より共同通信記者で、社会部次長、編集委員兼論説委員を経て2度目の宮崎支局長を務める。  環境公害や漁業、食文化、日本の近現代史が取材のテーマで民俗学者・宮本常一の影響を受けて、北方領土から与那国島に至る日本列島の各地を歩く。編集委員時代には「追想とメモリアル」や通年企画「戦後70年ゼロからの希望」などを担当。  書評を執筆するほか現在宮崎日日新聞にコラム「田の神通信」、高知新聞にコラム「黒潮還流明日を求めて」を連載する。 〈著書〉 『新編 塩釜すし哲物語――震災から復興へ』(ちくま文庫、2011年) 『木村英造 淡水魚にかける夢』(平凡社、2003年) 『新版 闘う純米酒――神亀ひこ孫物語』(平凡社ライブラリー、2011年) 『千年を耕す椎葉焼き畑村紀行』(平凡社、2011年) 『闘う葡萄酒――都農ワイナリー伝説』(平凡社、2013年) 『神馬――京都・西陣の酒場日乗』(新宿書房、2014年) 『海と人と魚――日本漁業の最前線』(農山漁村文化協会、2016年) 『そば打ち一代――浅草・蕎亭大黒屋見聞録』(平凡社、2017年) 〈共著〉 『日本コリア新時代――またがる人々の物語』(明石書店、2003年) 『総理を夢見る男――東国原英夫と地方の反乱』(梧桐書院、2011年) など多数

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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