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2018年7月31日発売

明石書店

西田幾多郎の実在論

AI、アンドロイドはなぜ人間を超えられないのか
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内容紹介
世界は存在するのか、しないのか。生命とは、人間とは何か。西田幾多郎の哲学は世界のあり方を問う実在論であった。生命論を手がかりに西田哲学と一体化する池田哲学の真骨頂が展開する。ピュシスの発する声に耳を傾ける『福岡伸一、西田哲学を読む』の続編。
目次
まえがき

第一章 西田幾多郎の根本的思想――実在、時間、宇宙意識
 Ⅰ 実在とは何か――「人間」における人と人との「間」の問題
 Ⅱ 西田幾多郎は実在をどう考えたか――ピュシス、根源的な絶対矛盾の論理
 Ⅲ 実在=「有」があるが故に「無」と自覚できるもの――「有」と「無」のあいだ
 Ⅳ 西田幾多郎の「宇宙意識」

第二章 西田幾多郎の実在論――アンドロイドはなぜ人間を超えられないのか
 はじめに
 Ⅰ 絶対矛盾的自己同一
 Ⅱ 叡智としての行為的直観
 Ⅲ 生命の自覚(身体的に自覚する)
 Ⅳ 哲学と科学における知の統合
 Ⅴ 世界の自己表現作用
 Ⅵ 「絶対現在」の自己限定
 Ⅶ 「存在」と「実在」の違いについて~石黒浩教授のアンドロイド考
 おわりに~脱近代をめざして

第三章 生命と場所――福岡伸一と西田幾多郎
 はじめに
 緒論 考えるということ
 Ⅰ 生命であること
 Ⅱ 時間と空間
 Ⅲ 有と無
 Ⅳ 絶対現在
 Ⅴ 個多即全一、全一即個多
 Ⅵ 時間即空間、空間即時間
 おわりに

第四章 カントにおける近代科学の論理をどう乗り越えるか

第五章 愛と時――他者問題をめぐる西田幾多郎の思想について
 はじめに
 Ⅰ 「愛」とは一体何であるのか
 Ⅱ 「包みつつ包まれる」という場所
 Ⅲ 自然(ピュシス)の愛
 Ⅳ 他者問題(der Andere)

 注釈

 あとがき

 西田幾多郎について
著者略歴
池田 善昭(イケダ ヨシアキ)
哲学者。1936年山形県生まれ。1968年京都大学大学院文学研究科博士課程修了(文学博士)。ライプニッツ・アルフィーフ客員教授、神戸学院大学教授、静岡大学教授、立命館大学教授、統合学術国際研究所所長を経て、現在、現代文明研究所所長および静岡哲学会会長。著書に『「モナドロジー」を読む――ライプニッツの個と宇宙(Sekaishiso seminar)』(世界思想社)、『我心深き底あり――西田幾多郎のライフヒストリー(ライフヒストリー研究叢書)』(共編著)、『「哲学」のゆくえ――近代認識論から現代存在論へ』、『ライプニッツ「モナドロジー」』、『近代主観主義の超克――文明の新しいかたち(シリーズ文明のゆくえ――近代文明を問う)』(いずれも晃洋書房)、『福岡伸一、西田哲学を読む――生命をめぐる思索の旅 動的平衡と絶対矛盾的自己同一』(共著、明石書店)など。

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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