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2020年3月21日発売

明石書店

出版社名ヨミ:アカシショテン

高齢期における社会的ネットワーク

ソーシャル・サポートと社会的孤立の構造と変動
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内容紹介
日本の高齢者における社会的ネットワークについて、加齢や環境の変動などとの関わりを検証する。経年的なパネルデータの解析を通して、ソーシャル・サポートの多寡が何によって決まるか、高齢者の社会的孤立を防ぐために何ができるか、等について分析する。
目次
第1章 本論の目的

第2章 ソーシャル・サポートの定義
 (1)ソーシャル・サポートの定義
 (2)ソーシャル・サポートの機能と構造
 (3)ソーシャル・サポート機能のタイプ
 (4)その他の問題

第3章 ソーシャル・サポートの基礎的分析
 (1)本章の目的
 (2)ソーシャル・サポートの健康に対する効果
 (3)ニーズとの関連
 (4)社会的ネットワークにおける機能と構造との差異

第4章 加齢と社会的ネットワークの軌跡
 (1)本章の目的:加齢と社会的ネットワーク
 (2)社会的ネットワークの軌跡
 (3)加齢と適応
 (4)適応の軌跡分析

第5章 ソーシャル・サポート・システム
 (1)ソーシャル・サポート・システム
 (2)ソーシャル・サポートの理論
 (3)重要な他者の移行に関する分析
 (4)シークエンス分析による重要な他者の推移の分析

第6章 ソーシャル・サポートとジェンダー
 (1)ジェンダーと社会的ネットワーク
 (2)親子関係の国際比較
 (3)喪失と男性のネットワーク

第7章 ソーシャル・サポートの受け渡しと距離
 (1)ソーシャル・サポートの受け渡しを促進する規範
 (2)ソーシャル・サポートを疎外する距離
 (3)分析

第8章 ソーシャル・サポート・システムと地域
 (1)地域とソーシャル・サポート・システム
 (2)コミュニティとソーシャル・サポート
 (3)重要な他者の選択と地域

第9章 社会的孤立と孤独感の分析
 (1)社会的孤立と孤独感の定義
 (2)社会的孤立・孤独感の相関
 (3)地域と社会的孤立・孤独感

第10章 結論
 (1)本研究における知見
 (2)今後の課題
 (3)政策的インプリケーション
 (4)パネルデータは役に立つのか?

追補
 追補1 用いたデータとソーシャル・サポートの測定
 追補2 本研究における分析について

 初出
 文献
 あとがき
著者略歴
中田 知生(ナカタ トモオ nakata tomoo)
【略歴】 平成3年 北海道大学文学研究科博士後期課程中退 平成6年 北星学園大学文学部助手 平成18年 北星学園大学社会福祉学部准教授 現在に至る 【業績】 中田知生、2008、「高齢期における主観的健康悪化と退職の過程」『理論と方法』23(1):57-72. 中田知生、2012、「高齢期における健康満足度の推移と社会階層」『医療と社会』22(1):79-89 中田知生、2015、「友人数が多いほど健康であり続けられるのか-パネルデータを用いた主観的健康観の男女差」『計量社会学入門』社会思想社:182-191.
タイトルヨミ
カナ:コウレイキニオケルシャカイテキネットワーク
ローマ字:koureikiniokerushakaitekinettowaaku

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