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定価:2,530円(2,300円+税)
判型:四六
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内容紹介
連合が結成された1989年から今日に至る日本労働運動の現代史を4分冊で綴るシリーズ。第2巻では、1993年の細川内閣成立に始まる政治の激動と、連合を中心とする労働組合との関係を基軸に、格差社会に向かう「失われた10年」の労働運動を綴る。
目次
まえがき
《第1巻のあらすじ》
第1章 細川連立政権の成立と挫折
1.細川内閣の布陣と連合
◇細川連立内閣のスタート
人物紹介 上原康助(うえはら・こうすけ)
◇新政権と連合
2.不況の深化のなかで
◇ゼロ成長へ
コラム 米不足
◇企業の雇用調整と組合の対応
参考資料 1993年段階の主要企業のリストラ例
◇三立電機争議
◇連合第3回大会
3.政治改革の成立から非自民連立の崩壊へ
◇政治改革の行方
◇国民福祉税構想
4.1994年春闘
◇産別自決の方針
◇1994年春闘の結果
5.労働組合組織の新しい動き
◇新電力総連と非鉄連合
◇管理職組合と女性ユニオン
6.細川内閣から羽田内閣へ
◇羽田内閣の成立と連立の枠組みの崩壊
コラム 育児休業給付制度の変遷
第2章 村山内閣のもとで
1.自社さ連立政権の成立
◇村山内閣の成立
参考資料 村山内閣の閣僚の布陣
人物紹介 村山富市(むらやま・とみいち)
◇山岸会長辞任劇
人物紹介 芦田甚之助(あしだ・じんのすけ)
◇年金制度の改定
2.阪神・淡路大震災と不況の深刻化
◇芦田執行部の政労会談と雇用問題
参考資料 雇用統計の推移
◇ヒロセムセン争議
◇1995春闘の準備
◇阪神・淡路大震災
コラム 被災者生活再建支援法の内容(2019年現在)
◇春闘改革は不成功
コラム 1995年の円高
◇介護休業制度をめぐって
◇日経連「新時代の『日本的経営』」
コラム 「新時代の『日本的経営』」
◇ブリヂストン・ファイアストン争議
3.参議院選挙から村山辞任まで
◇統一地方選挙と参議院選挙
◇社民・リベラル新党の挫折
◇村山政権の後半
コラム 住専問題
第3章 ネオ・リベラルへの道
1.連合第4回大会と1996年春闘
◇連合第4回大会
コラム 教育文化協会
◇1996年春闘の準備段階
コラム 国際女性デー
◇1996年春闘の結果とその後
2.自民党の復権のなかでの労働政策
◇規制緩和の影響
参考資料 タクシー、トラック労働者の賃金
◇民主党の結党と自民党単独政権へ
◇ヨーロッパにおける社会民主主義の復権
◇スウィニー来日とロサンゼルス・ニューオータニホテルの争議
3.「改革」諸立法と労働組合と1997年春闘
◇保護か平等か
◇労働にかかわる規制緩和
◇1997年春闘
第4章 社会システムの変化の時代へ
1.分岐する「改革」
◇1997年の位置
コラム 1989年以降の家計の変動
コラム アジア通貨危機
コラム 正規、非正規別 労働者構成の推移
◇国民負担の強化と連合の政策・制度闘争
◇持株会社、医療保険、介護保険、そして行政改革
参考資料 裁量労働制の推移
2.経済の暗転と政治の混乱のなかで
◇金融破綻と政策不況
◇連合第5回大会
人物紹介 鷲尾悦也(わしお・えつや)
◇組織面での新しい動き
人物紹介 服部光朗(はっとり・みつろう)
コラム 連合なんでも労働相談
◇1998年春闘に向けて
◇新民主党の成立
◇労働基準法改正をめぐって
◇1998年参議院選挙
第5章 ベア・ゼロの時代へ
1.賃上げゼロへの道
◇小渕内閣のもとでの政治変化
◇三一書房争議
◇1999年春闘をまえに
コラム 公的年金制度改定の歴史
◇1999年春闘の展開
◇総収入はマイナス、格差は拡大
2.年金法と派遣法、日産・リバイバルプラン
◇ものづくり基本法
コラム ものづくり基本法(ものづくり基盤技術振興基本法)の内容
◇年金法改悪反対運動
◇派遣事業のネガティブリスト化
◇日産・リバイバルプランをめぐって
◇春闘改革論議
◇「労働を中心とした福祉型社会」とディーセントワーク
コラム ディーセントワーク
主要参考文献
《第1巻のあらすじ》
第1章 細川連立政権の成立と挫折
1.細川内閣の布陣と連合
◇細川連立内閣のスタート
人物紹介 上原康助(うえはら・こうすけ)
◇新政権と連合
2.不況の深化のなかで
◇ゼロ成長へ
コラム 米不足
◇企業の雇用調整と組合の対応
参考資料 1993年段階の主要企業のリストラ例
◇三立電機争議
◇連合第3回大会
3.政治改革の成立から非自民連立の崩壊へ
◇政治改革の行方
◇国民福祉税構想
4.1994年春闘
◇産別自決の方針
◇1994年春闘の結果
5.労働組合組織の新しい動き
◇新電力総連と非鉄連合
◇管理職組合と女性ユニオン
6.細川内閣から羽田内閣へ
◇羽田内閣の成立と連立の枠組みの崩壊
コラム 育児休業給付制度の変遷
第2章 村山内閣のもとで
1.自社さ連立政権の成立
◇村山内閣の成立
参考資料 村山内閣の閣僚の布陣
人物紹介 村山富市(むらやま・とみいち)
◇山岸会長辞任劇
人物紹介 芦田甚之助(あしだ・じんのすけ)
◇年金制度の改定
2.阪神・淡路大震災と不況の深刻化
◇芦田執行部の政労会談と雇用問題
参考資料 雇用統計の推移
◇ヒロセムセン争議
◇1995春闘の準備
◇阪神・淡路大震災
コラム 被災者生活再建支援法の内容(2019年現在)
◇春闘改革は不成功
コラム 1995年の円高
◇介護休業制度をめぐって
◇日経連「新時代の『日本的経営』」
コラム 「新時代の『日本的経営』」
◇ブリヂストン・ファイアストン争議
3.参議院選挙から村山辞任まで
◇統一地方選挙と参議院選挙
◇社民・リベラル新党の挫折
◇村山政権の後半
コラム 住専問題
第3章 ネオ・リベラルへの道
1.連合第4回大会と1996年春闘
◇連合第4回大会
コラム 教育文化協会
◇1996年春闘の準備段階
コラム 国際女性デー
◇1996年春闘の結果とその後
2.自民党の復権のなかでの労働政策
◇規制緩和の影響
参考資料 タクシー、トラック労働者の賃金
◇民主党の結党と自民党単独政権へ
◇ヨーロッパにおける社会民主主義の復権
◇スウィニー来日とロサンゼルス・ニューオータニホテルの争議
3.「改革」諸立法と労働組合と1997年春闘
◇保護か平等か
◇労働にかかわる規制緩和
◇1997年春闘
第4章 社会システムの変化の時代へ
1.分岐する「改革」
◇1997年の位置
コラム 1989年以降の家計の変動
コラム アジア通貨危機
コラム 正規、非正規別 労働者構成の推移
◇国民負担の強化と連合の政策・制度闘争
◇持株会社、医療保険、介護保険、そして行政改革
参考資料 裁量労働制の推移
2.経済の暗転と政治の混乱のなかで
◇金融破綻と政策不況
◇連合第5回大会
人物紹介 鷲尾悦也(わしお・えつや)
◇組織面での新しい動き
人物紹介 服部光朗(はっとり・みつろう)
コラム 連合なんでも労働相談
◇1998年春闘に向けて
◇新民主党の成立
◇労働基準法改正をめぐって
◇1998年参議院選挙
第5章 ベア・ゼロの時代へ
1.賃上げゼロへの道
◇小渕内閣のもとでの政治変化
◇三一書房争議
◇1999年春闘をまえに
コラム 公的年金制度改定の歴史
◇1999年春闘の展開
◇総収入はマイナス、格差は拡大
2.年金法と派遣法、日産・リバイバルプラン
◇ものづくり基本法
コラム ものづくり基本法(ものづくり基盤技術振興基本法)の内容
◇年金法改悪反対運動
◇派遣事業のネガティブリスト化
◇日産・リバイバルプランをめぐって
◇春闘改革論議
◇「労働を中心とした福祉型社会」とディーセントワーク
コラム ディーセントワーク
主要参考文献
著者略歴
高木 郁朗(タカギ イクロウ takagi ikurou)
1939年生まれ。東京大学経済学部卒業。山形大学教授、日本女子大学教授を歴任し、現在、日本女子大学名誉教授。
著書:『国際労働運動』(日本経済新聞社)、『春闘論』(労働旬報社)、『労働経済と労使関係』(教育文化協会)、『労働者福祉論』(教育文化協会)、『ものがたり現代労働運動史1』等
編著:『ものがたり戦後労働運動史(全10巻)』(教育文化協会)等
監修:『日本労働運動史事典』(明石書店)、『増補改訂版 共助と連帯――労働者自主福祉の意義と課題』(明石書店)等
訳書:『OECD図表でみる世界の社会問題』『同2』『同3』『同4』(明石書店)ほか多数
教育文化協会(キョウイクブンカキョウカイ kyouikubunkakyoukai)
公益社団法人 教育文化協会(略称:ILEC〔アイレック〕)
1995年12月、連合、連合構成組織などにより設立。労働教育及び教育文化活動の振興を通じて、勤労者とその家族の学習・文化活動の支援と、時代の要請に応えうる人材の育成を行い、勤労者の福祉の向上および労働運動、社会の健全な発展に寄与することを事業目的としている。
タイトルヨミ
カナ:モノガタリゲンダイロウドウウンドウシニセンキュウヒャクキュウジュウサンカラセンキュウヒャクキュウジュウキュウ
ローマ字:monogatarigendairoudouundoushinisenkyuuhyakukyuujuusankarasenkyuuhyakukyuujuukyuu
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