近刊検索 デルタ

2020年11月10日発売

明石書店

出版社名ヨミ:アカシショテン

無意識 うんこの名の隠喩

うんこの名の隠喩
シリーズ あしたのために
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内容紹介
社会の在り方を根底的に問うてきたシリーズ三作目は、より人間の内面に踏み込み、「無意識」とは何かを、フロイトの肛門期理論に端を発し古今東西の神話・習俗・宗教・哲学に表れる「うんこ」の多義性を軸に考察し、現代資本主義の抑圧からの解放を模索する。
目次
 プロローグ

第1章 無意識と去勢
 1 鏡像段階
 2 エディプス期の去勢
 3 肛門期の去勢
 4 最初のシニフィアン
 5 グレート・マザー
 6 他者の欲望

第2章 無意識とファルス
 1 ファルス
 2 うんこの神
 3 黄金信仰
 4 ペニス信仰
 5 蛇信仰
 6 穢れ

第3章 母性と父性
 1 古代の古層
 2 地母神の闘争
 3 トーテム信仰
 4 家産制と封建制
 5 母性原理の残存
 6 救済宗教としての仏教
 7 救済宗教としてのキリスト教
 8 魔女狩り
 9 山姥

第4章 エロスとタナトス
 1 空の世界
 2 識の世界
 3 真言の世界
 4 道の世界
 5 生成と流動の世界
 6 欲望と幻想の世界
 7 バナナフィッシュ

第5章 ファルスの覚醒
 1 プロテスタンティズムと資本主義
 2 タナトスと資本主義
 3 エロスの活用
 4 資本のヘゲモニー
 5 腐朽化の果てに
 6 死の恐怖
 7 惜しみなき贈与のために
 8 ニルヴァーナが再構築する世界

 エピローグ

 あとがき
 参考文献
著者略歴
東條 由紀彦(トウジョウ ユキヒコ toujou yukihiko)
明治大学経営学部教授。経済学博士。 1953年、宮崎県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。東京大学大学院経済学研究科修了。東京大学社会科学研究所助手、小樽商科大学商学部助教授を経て、現職。 主要著書:『「労働力」の成立と現代市民社会――近代日本の歴史認識Ⅱ』(編著、ミネルヴァ書房、2016年)、『ヘゲモニー・脱ヘゲモニー・友愛――市民社会の現代思想』(共著、ミネルヴァ書房、2011年)、『近代・労働・市民社会――近代日本の歴史認識Ⅰ』(ミネルヴァ書房、2005年)、『製糸同盟の女工登録制度――日本近代の変容と女工の「人格」』(東京大学出版会、1990年)
志村 光太郎(シムラ コウタロウ shimura koutarou)
合同会社国際人材戦略研究所代表。博士(経営学)。 1967年、神奈川県生まれ。明治大学政治経済学部経済学科卒業。明治大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得退学。明治大学兼任講師、青山学院大学客員研究員、株式会社NTTデータユニバーシティチーフコンサルタント、株式会社ヒューマネージディレクター等を経て、現職。 主要著書:『労働と生産のレシプロシティ――いまこそ働き方を変革する』(世界書院、2018年)、『ヘゲモニー・脱ヘゲモニー・友愛――市民社会の現代思想』(共著、ミネルヴァ書房、2011年)、『ラーニング・リーダーシップ入門――ダイバーシティで人と組織を伸ばす』(共著、日本経済新聞出版社、2011年)
タイトルヨミ
カナ:ムイシキ
ローマ字:muishiki

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