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2021年3月18日発売

明石書店

出版社名ヨミ:アカシショテン

多文化クラスの授業デザイン

外国につながる子どものために
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内容紹介
2018年の入管法改正以降、移民受け入れに舵を切った日本だが、教育現場ではまだまだ外国につながる子どもを含めたすべての子どもに向けた授業デザインへの取り組みは進んでいない。言語と異文化への配慮を行い、多文化社会への扉を開く。全指導者必見の入門書!
目次
 はじめに

第1章 外国につながる子どもと教育――現状と課題
 1.外国につながる子どもたち
 2.外国につながる子どもの直面する課題
 3.外国人生徒教育のこれまでの取り組みと今後の課題

第2章 文化間に生きる子どもと言語――バイリンガリズム研究から
 1.文化間に生きる子どもとバイリンガリズム
 2.バイリンガリズムと教育
 3.教科ベースの授業づくりへ向けて

第3章 多様な子どもと生徒理解――文化と言語
 1.外国につながる子どもとは
 2.時間と空間からの生徒理解
 3.日本語能力の把握

第4章 学校での外国児童生徒の受け入れ――学びの経験とデザイン
 1.外国人児童生徒と学習指導要領
 2.外国人児童生徒の受け入れ
 3.日本語指導のデザイン

第5章 第二言語学習者の教育プログラム――バイリンガル、SIOPとCALLAプログラム
 1.アメリカにおける第二言語学習者への教育アプローチ
 2.シェルタード授業観察表(SIOP)プログラムとは
 3.認知学習言語学習アプローチ(CALLA)モデルとは

第6章 教科ベースの授業づくり――考え方と進め方
 1.教科をベースにした授業づくりとは
 2.教科ベースの授業をデザインする
 3.教科ベースの授業を実践する

第7章 授業づくりと学習言語――理解と表現の支援
 1.学習言語に着目した授業づくり
 2.授業のなかの日本語
 3.教科ベースの授業づくり――言語の支援

第8章 授業づくりと学習方略――学び方を学ぶ支援
 1.学習方略に着目した授業づくり
 2.学習方略をどう指導するか
 3.教科ベースの授業づくり――学習方略の支援

第9章 算数科・数学科の授業づくり――抽象的な用語と思考への対応
 1.外国につながる子どもと算数科・数学科
 2.授業の計画
 3.授業の準備と実施

第10章 国語科の授業づくり――高度な日本語への対応
 1.外国につながる子どもと国語科
 2.授業の計画
 3.授業の準備と実施

第11章 社会科の授業づくり――日本の社会との違いへの対応
 1.外国につながる子どもと社会科
 2.授業の計画
 3.授業の準備と実施

第12章 理科の授業づくり――科学の用語と自然の違いへの対応
 1.外国につながる子どもと理科
 2.授業の計画
 3.授業の準備と実施

 おわりに
 巻末資料
 索引
著者略歴
松尾 知明(マツオ トモアキ matsuo tomoaki)
法政大学キャリアデザイン学部教授。国立教育政策研究所総括研究官等を経て現職。専門は、多文化教育とカリキュラム。著書に『「移民時代」の多文化共生論』『多文化教育の国際比較』『21世紀型スキルとは何か』『多文化教育がわかる事典』『多文化共生のためのテキストブック』『アメリカ多文化教育の再構築』(以上、明石書店)、『多文化教育をデザインする』(編著・勁草書房)、『アメリカの現代教育改革』(東信堂)、『未来を拓く資質・能力と新しい教育課程』(学事出版)、『新版 教育課程・方法論』(学文社)等多数。
タイトルヨミ
カナ:タブンカクラスノジュギョウデザイン
ローマ字:tabunkakurasunojugyoudezain

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