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2021年8月30日発売

明石書店

教育のデジタルエイジ

子どもの健康とウェルビーイングのために
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内容紹介
21世紀の子どもをめぐる環境はどのようなものであり、デジタル化の進行はその形成にどのようにかかわっているのか? 遊びやリスクが学習や成長に果たす役割、そして完璧さや成功を重視した文化による影響などに焦点を当てた考察により、取るべき対応を提起する。
目次
 はじめに
 要旨

パート1:トレンドを把握する

第1章 デジタル時代の健康とウェルビーイング[OECD事務局]
 第1節 序論:現代の子ども時代はどのようなものか
 第2節 「21世紀の子どもたち」プロジェクト:4つのテーマ
 第3節 身体的健康とデジタルテクノロジー:本書の重点的テーマ
 第4節 本書の概要
 第5節 結び

第2章 子どもの身体的健康[OECD事務局]
 第1節 序論
 第2節 子どもの身体的健康とウェルビーイングのトレンド
 第3節 子どもの健康と健康行動に影響を及ぼす要因は何か
 第4節 健康に効果的な介入
 第5節 知識の空白領域と研究の限界
 第6節 子どもの身体的健康について各国が直面する課題
 第7節 結び

第3章 子どもとデジタルテクノロジー[OECD事務局]
 第1節 序論
 第2節 子どものデジタルテクノロジー利用のトレンド
 第3節 子どものデジタルテクノロジー利用と身体的健康
 第4節 今後の研究を要する領域
 第5節 解決に役立つ政策を開発する
 第6節 結び

パート2:遊ぼう!

第4章 リスクを伴う外遊び[マリアナ・ブルッソーニ]
 第1節 序論
 第2節 リスクを伴う外遊びとは何か
 第3節 リスクを伴う外遊びを支援する環境をつくる
 第4節 結び

第5章 デジタルメディアと認知的発達[ブノワ・ベディウ/マイケル・リッチ/ダフネ・バヴェリア]
 第1節 序論:増加するデジタルテクノロジー消費が持つジレンマ
 第2節 エビデンスに基づく指針の二極化
 第3節 デジタルメディアの影響に関する科学的議論を前進させる方法
 第4節 アクションビデオゲームとメディアマルチタスクが認知に及ぼす影響
 第5節 バランスの取れた研究と標準化された定義の必要性
 第6節 結び:今後の指針

第6章 デジタル時代の遊びと学び[ジュリアン・セフトン=グリーン]
 第1節 序論
 第2節 「遊び」と「学び」の概念的定義
 第3節 遊びのゲーム化
 第4節 学びの遊び化は何を犠牲にするのか
 第5節 結び:遊びと学びのポリティカルエコノミーから日常生活へ
 第6節 本章の要約と示唆

パート3:完璧さを追求する

第7章 メディアとボディイメージ[レイチェル・ロジャーズ]
 第1節 序論:子どもと青少年のボディイメージ
 第2節 ボディイメージ:子どもと青少年の発達とその特徴
 第3節 メディアとボディイメージの関係を検証する理論的枠組み
 第4節 メディアコンテンツにみるボディイメージ
 第5節 メディアとボディイメージの関係を示す実証的エビデンス
 第6節 メディア利用とボディイメージの関係の調節因子
 第7節 メディアがボディイメージに影響するメカニズムを説明する
 第8節 結び

第8章 薬物使用による認知能力の向上[セバスチャン・ザットラー]
 第1節 序論
 第2節 認知増強薬(PCE)とは何か、それは効くのか
 第3節 PCEをめぐる議論
 第4節 PCEはどの程度普及しているのか
 第5節 PCEの利用に影響する態度や考え方
 第6節 リスクのあるPCEの使用を減らすための方策
 第7節 結び

第9章 デジタルネイティブの神話[レベッカ・アイノン]
 第1節 序論
 第2節 デジタルネイティブとデジタル移民
 第3節 神話の嘘を暴く
 第4節 「デジタルネイティブ」概念のリスク
 第5節 デジタルネイティブの神話が消えない理由
 第6節 今後の課題:未来の研究と政策形成に向けて
 第7節 結び

パート4:教育政策とその実践

第10章 エンパワメント・ウェルビーイング・不平等[フランチェスカ・ゴットシャルク]
 第1節 序論
 第2節 力としての知識:子どもの健康とウェルビーイングをめざす教育
 第3節 すべての子どもたちの平等の追求:健康とデジタルの不平等に取り組む
 第4節 結び

第11章 教育と子どもの安全[フランチェスカ・ゴットシャルク/トレーシー・バーンズ]
 第1節 序論
 第2節 子どもにとって安全なデジタル環境と物理環境
 第3節 暴力、いじめ、虐待
 第4節 生徒のウェルビーイングに対する教師の責任
 第5節 結び

第12章 教員教育と協力体制[クリステン・ウェザビー/トレーシー・バーンズ]
 第1節 序論
 第2節 現代の教室環境に応じて教員を支援する
 第3節 教員を支援する政策と実践
 第4節 横断的な協働と協力体制
 第5節 結び:変わりゆく教育風景に力を合わせて取り組む

第13章 未解決の課題[OECD事務局]
 第1節 序論
 第2節 姿を現した横断的テーマ
 第3節 政策の方向づけと知識の空白領域
 第4節 結び

 謝辞
 編著者・著者紹介
著者略歴
トレーシー・バーンズ(トレーシー バーンズ toreeshii baanzu)
OECD教育研究革新センター(Centre for Educational Research and Innovation)のシニアアナリスト。「教育を形成するトレンド(Trends Shaping Education)」「21世紀の子どもたち(21st Century Children)「効果的な学習のためのイノベーティブな教育法(Innovative Teaching for Effective Learning)」などのプロジェクトを率いる。近年の研究成果として、『Back to the future of education: Four OECD Scenarios for Schooling(教育の未来:学校教育のためのOECDの4つのシナリオ)』(Marc Fusterとの共編著)と、『Educating 21st Century Children: Emotional Well-Being in the Digital Age(21世紀の子どもたちの教育:デジタルエイジの感情的ウェルビーイング)』(Francesca Gottschalkとの共編著)がある。OECDに所属する以前は、子どもと乳児の言語の獲得を研究していた。マギル大学で学士号を、ノースイースタン大学で実験心理学の博士号を取得。
フランチェスカ・ゴットシャルク(フランチェスカ ゴットシャルク furanchesuka gottosharuku)
OECD教育研究革新センター(Centre for Educational Research and Innovation)による「21世紀の子どもたち(21st Century Children)」プロジェクトのアナリスト。『Educating 21st Century Children: Emotional Well-Being in the Digital Age(21世紀の子どもたちの教育:デジタルエイジの感情的ウェルビーイング)』の共同編集者兼執筆者であり、テクノロジーの利用が子どもに及ぼす影響に関する調査報告書も発表している。「効果的な学習のためのイノベーティブな教育法(Innovative Teaching for Effective Learning, ITEL)」プロジェクトの教員知識調査にも携わっていた。パリ・アメリカ大学で公共政策と国際情勢の修士号を、トロント大学で人間生物学と心理学の優等理学士号を取得。
経済協力開発機構(OECD)(ケイザイキョウリョクカイハツキコウオーイーシーディー keizaikyouryokukaihatsukikouooiishiidii)
西村 美由起(ニシムラ ミユキ nishimura miyuki)
翻訳家。主要訳書:『OECD幸福度白書:より良い暮らし指標:生活向上と社会進歩の国際比較』(OECD編著、共訳、明石書店、2012年)、『OECD幸福度白書2:より良い暮らし指標:生活向上と社会進歩の国際比較』(OECD編著、明石書店、2015年)、『OECD幸福度白書3:より良い暮らし指標:生活向上と社会進歩の国際比較』(OECD編著、明石書店、2016年)、『OECD幸福度白書4:より良い暮らし指標:生活向上と社会進歩の国際比較』(OECD編著、明石書店、2019年)、『OECD幸福度白書5:より良い暮らし指標:生活向上と社会進歩の国際比較』(OECD編著、明石書店、2021年)、『図表でみる教育OECDインディケータ(2015年版)』(経済協力開発機構(OECD)編著、共訳、明石書店、2015年)、『グローバル化と言語能力:自己と他者、そして世界をどうみるか』(OECD教育研究革新センター編著、共訳、明石書店、2015年)、『世界不平等レポート2018』(ファクンド・アルヴァレド/ルカ・シャンセル/トマ・ピケティ/エマニュエル・サエズ/ガブリエル・ズックマン編、共訳、みすず書房、2018年)、『GDPを超える幸福の経済学:社会の進歩を測る』(ジョセフ・E.スティグリッツ/ジャン=ポール・フィトゥシ/マルティーヌ・デュラン編著、経済協力開発機構(OECD)編、2020年)など。
タイトルヨミ
カナ:キョウイクノデジタルエイジ
ローマ字:kyouikunodejitarueiji

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