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2021年9月17日発売

明石書店

出版社名ヨミ:アカシショテン

幼児教育・保育の国際比較

働く魅力と専門性の向上に向けて OECD国際幼児教育・保育従事者調査2018報告書[第2巻]
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内容紹介
質の高い幼児教育・保育には、質の高い人材の育成と定着が鍵を握る。OECD国際調査の結果を基に、幼児教育・保育従事者の職能開発や労働条件、職場におけるウェルビーイング、施設や園におけるリーダーシップと管理運営に着目し、分析・評価をすすめてゆく。
目次
 はじめに
 OECD国際幼児教育・保育従事者調査2018 研究協力者
 本報告書を読む際の注意
 調査の概要

第1章 本報告書の概要と政策提言
 1.1 質の高い幼児教育・保育従事者を育成し、定着させるための三つの柱
  1.1.1 通常時のみならず例外的な時においても極めて重要な幼児教育・保育従事者の仕事
  1.1.2 OECD国際幼児教育・保育従事者調査(TALIS Starting Strong)
 1.2 政策領域:保育者の教育・研修・職能開発
  1.2.1 主な調査結果
  1.2.2 政策提言
  1.2.3 各国の状況
 1.3 政策領域:保育者の労働条件とウェルビーイング
  1.3.1 主な調査結果
  1.3.2 政策提言
  1.3.3 各国の状況
 1.4 政策領域:幼児教育・保育施設におけるリーダーシップと管理運営
  1.4.1 主な調査結果
  1.4.2 政策提言
  1.4.3 各国の状況
 1.5 政策領域:公平性
  1.5.1 主な調査結果
  1.5.2 政策提言
  1.5.3 各国の状況

第2章 保育者の養成教育、研修と専門性向上のための活動
 要旨
 2.1 はじめに
 2.2 分析の枠組み
 2.3 幼児教育・保育における専門性向上の様々な取組
  2.3.1 養成課程や研修
  2.3.2 現職研修
  2.3.3 インフォーマルラーニング(非公式な学び)
  2.3.4 養成課程と現職研修の整合性
  2.3.5 更なる専門性向上の必要性
 2.4 研修と保育者の専門職としての信念・実践との関連性
  2.4.1 研修と協働的な保育実践との関連性
  2.4.2 研修と保育者の自己効力感との関連性
  2.4.3 研修と保育実践との関連性
 2.5 保育者の教育・研修の受講歴に関する公平性
 2.6 結論と政策への示唆
  2.6.1 OECDから参加国に対する示唆
  2.6.2 日本への示唆

第3章 保育者の労働条件とウェルビーイング
 要旨
 3.1 はじめに
 3.2 保育者の労働条件
  3.2.1 所得の質と雇用の安定性
  3.2.2 仕事時間と業務内容
  3.2.3 園における職務環境の質
 3.3 保育者のウェルビーイング
  3.3.1 感情的ウェルビーイング:職務に対する満足度・ストレス
  3.3.2 認知的ウェルビーイング:自己効力感
  3.3.3 社会的ウェルビーイング:社会的評価
 3.4 保育者のストレスと背景要因
  3.4.1 分析モデル:職務上の要求と資源・報酬の不均衡
  3.4.2 ストレスと労働条件の関連
 3.5 保育職への参入・定着の背景要因:ウェルビーイングからの示唆
  3.5.1 キャリア向上の可能性
  3.5.2 労働条件と人手不足のフィードバックループ
 3.6 結論と政策への示唆
  3.6.1 OECDから参加国に対する示唆
  3.6.2 日本への示唆

第4章 園におけるリーダーシップと管理運営
 要旨
 4.1 はじめに
 4.2 分析枠組み
 4.3 園長・所長の責任と自律性
 4.4 リーダーシップ機能:時間配分及び様々な活動への関与
  4.4.1 様々な機能にまたがる全般的な時間配分
  4.4.2 管理に関するリーダーシップ
  4.4.3 地域コミュニティとの関わり
  4.4.4 教育に関するリーダーシップ
  4.4.5 保護者との関わり
 4.5 リーダーシップの構造:リーダーシップの責任の配分
 4.6 園長・所長のリーダーシップ実践と保育者の専門性向上、仕事に対する満足度、及びウェルビーイングの関連
  4.6.1 教育に関するリーダーシップ、分散型リーダーシップ及び保育者の協働
  4.6.2 分散型リーダーシップ及び保育者の仕事に対する満足度
 4.7 園長・所長のリーダーシップ実践と、保育者の自己効力感、及び子供・保護者との関わりの関係
  4.7.1 教育に関するリーダーシップと、子供と接する保育者の自己効力感及び実践
  4.7.2 教育に関するリーダーシップと保護者の関わりに関する実践
 4.8 リーダーシップ開発と園長・所長の労働条件
  4.8.1 専門性向上のための研修等
  4.8.2 園長・所長の労働条件
 4.9 園長・所長の様々な機能への関与に対する公平性の観点
 4.10 結論と政策への示唆
  4.10.1 OECDから参加国に対する示唆
  4.10.2 日本への示唆

付録A 標本抽出の手順、回答率、データの判定について
 1 標本抽出の手順と回答率
 2 標本サイズの要件
 3 データの判定プロセス
 4 データの利用と解釈に関する注

付録B 報告書の分析について
 1 保育者ウェイトと施設ウェイトの利用
 2 標準誤差と有意性検定
 3 尺度と合成変数の使用
 4 回帰分析に基づく統計
 5 ピアソンの積率相関係数
 6 参加国平均

付録C 付表
 付表C2:第2章「保育者の養成教育、研修と専門性向上のための活動」
 付表C3:第3章「保育者の労働条件とウェルビーイング」
 付表C4:第4章「園におけるリーダーシップと管理運営」

資料 質問紙
 資料1 園長・所長質問紙
 資料2 保育者質問紙
著者略歴
国立教育政策研究所(コクリツキョウイクセイサクケンキュウジョ kokuritsukyouikuseisakukenkyuujo)
タイトルヨミ
カナ:ヨウジキョウイクホイクノコクサイヒカク
ローマ字:youjikyouikuhoikunokokusaihikaku

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