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定価:3,850円(3,500円+税)
判型:四六
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内容紹介
19世紀半ばのアメリカにおいては奴隷制が白人を主導に発展した陰で、黒人社会の内部から奴隷制廃止の動きが拡大していた。奴隷制はリンカーンのような白人指導者から廃止されたのではなく、黒人一人ひとりの手によって崩壊したことを裏付ける重要な歴史書。
目次
序章 誰が奴隷制を廃止したのか
第1章 奴隷制廃止までの一〇〇年
第2章 平等の音を響き渡らす
第3章 流血の闘いは続く
終章 ついに自由を得る
謝辞
訳者あとがき
原註
索引
第1章 奴隷制廃止までの一〇〇年
第2章 平等の音を響き渡らす
第3章 流血の闘いは続く
終章 ついに自由を得る
謝辞
訳者あとがき
原註
索引
著者略歴
アイラ・バーリン(アイラ バーリン aira baarin)
Ph.D.(University of Wisconsin, Madison)。1974年以来、メリーランド大学で歴史学の研究・教育に40年あまりにわたって従事。この間、「解放民と南部社会プロジェクト」の初代編集主幹(1976-1991年)、アメリカ歴史家協会(OAH)会長(2002-2003年)などを歴任。2004年よりアメリカ芸術科学アカデミー会員。アメリカ合衆国の奴隷制研究の第一人者として多数の著書や編著書があり、その代表的なものとしては本書のほか、Slaves without Masters:The Free Negro in the Antebellum South(1974)、Many Thousands Gone:The First Two Centuries of Slavery in North America(1998)、The Making of African America:The Four Great Migrations(2010)。
落合 明子(オチアイ アキコ ochiai akiko)
筑波大学大学院歴史・人類学研究科博士課程中退。博士(文学)。現在、同志社大学グローバル地域文化学部教授。専攻はアメリカ黒人の歴史と文化。主要業績としては、HarvestingFreedom:African American Agrarianism in Civil War Era SouthCarolina(単著、Praeger、2004)、『現代アメリカ社会を知るための63章【2020年代】』(共編著、明石書店、2021年)、『ジョン・ブラウンの屍を越えて――南北戦争とその時代』(共著、金星堂、2016年)。
白川 恵子(シラカワ ケイコ shirakawa keiko)
慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(文学)。現在、同志社大学文学部教授。専攻はアメリカ文学、文化。主要業績としては、『抵抗者の物語――初期アメリカの国家形成と犯罪者的無意識』(単著、小鳥遊書房、2019年)、『エスニシティと物語り――複眼的文学論』(共著、金星堂、2019年)、『マニフェスト・デスティニーの時空間――環大陸的視座から見るアメリカの変容』(共著、小鳥遊書房、2020年)。
タイトルヨミ
カナ:アメリカノドレイカイホウトコクジン
ローマ字:amerikanodoreikaihoutokokujin
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