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定価:2,750円(2,500円+税)
判型:四六
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内容紹介
核兵器の使用を思い止まらせるものとはいったい何か。ヒロシマ・ナガサキを語る被爆者の声は、核をめぐる政治と倫理に影響を与えているのか。核による威嚇が何度も行われ、実戦使用の不安も高まる今こそ「現実」を問う。著者初の単著。
目次
序章
一 本書の問い
二 本書の立場
三 先行研究における本書の位置づけ
四 用語の確認
五 本書の構成
第Ⅰ部 核兵器の使用をめぐる政治と倫理
第一章 国際政治と倫理
一 国際政治と倫理
二 国際政治における倫理の余地
第二章 正戦論・義務論・帰結主義
一 正戦論
二 義務論と帰結主義
三 意味合い
四 一九八〇年代における研究の成果と課題
第Ⅱ部 「語る」被爆者
第三章 禁忌論
一 核兵器不使用というパズル
二 核禁忌
三 核禁忌に対する批判的見解
四 被爆者の声がもつ国際政治上の意義
第四章 アポリア論
一 被爆者の声がもつ国際政治上の課題
二 核兵器の非人道性をめぐるアポリア
三 アポリア解消の道
第Ⅲ部 「語る」被爆者と「語らない/語れない」被爆者
第五章 多様性
一 国際社会で「語る」被爆者
二 日本社会で「語る」被爆者への影響
三 日本社会で「語らない/語れない」被爆者への影響
四 意味合い
第六章 時間性
一 未来志向型と過去志向型の回帰的時間
二 未来志向型の回帰的時間に生きる被爆者
三 過去志向型の回帰的時間に生きる被爆者
四 核兵器の非人道性の語りを記憶・継承するために
終章
一 各章の要点
二 本書の課題
あとがき
参考文献
索引
一 本書の問い
二 本書の立場
三 先行研究における本書の位置づけ
四 用語の確認
五 本書の構成
第Ⅰ部 核兵器の使用をめぐる政治と倫理
第一章 国際政治と倫理
一 国際政治と倫理
二 国際政治における倫理の余地
第二章 正戦論・義務論・帰結主義
一 正戦論
二 義務論と帰結主義
三 意味合い
四 一九八〇年代における研究の成果と課題
第Ⅱ部 「語る」被爆者
第三章 禁忌論
一 核兵器不使用というパズル
二 核禁忌
三 核禁忌に対する批判的見解
四 被爆者の声がもつ国際政治上の意義
第四章 アポリア論
一 被爆者の声がもつ国際政治上の課題
二 核兵器の非人道性をめぐるアポリア
三 アポリア解消の道
第Ⅲ部 「語る」被爆者と「語らない/語れない」被爆者
第五章 多様性
一 国際社会で「語る」被爆者
二 日本社会で「語る」被爆者への影響
三 日本社会で「語らない/語れない」被爆者への影響
四 意味合い
第六章 時間性
一 未来志向型と過去志向型の回帰的時間
二 未来志向型の回帰的時間に生きる被爆者
三 過去志向型の回帰的時間に生きる被爆者
四 核兵器の非人道性の語りを記憶・継承するために
終章
一 各章の要点
二 本書の課題
あとがき
参考文献
索引
著者略歴
佐藤 史郎(サトウ シロウ satou shirou)
1975年大阪府生まれ。東京農業大学生物産業学部教授。
立命館大学大学院国際関係研究科博士後期課程修了。博士(国際関係学)。
龍谷大学アフラシア平和開発研究センター博士研究員,京都大学東南アジア研究所グローバルCOE特定研究員,大阪国際大学国際教養学部准教授を経て現職。この間,ライデン大学地域研究研究所(LIAS)客員研究員などを歴任。
〔専攻〕
国際関係論,安全保障論,平和研究。
〔主な研究業績〕
『E・H・カーを読む』(共編著,ナカニシヤ出版,2022年)
『現代アジアをつかむ』(共編著,明石書店,2022年)
『安全保障の位相角』(共編著,法律文化社,2018年)
『日本外交の論点』(共編著,法律文化社,2018年)
タイトルヨミ
カナ:カクトヒバクシャノコクサイセイジガク
ローマ字:kakutohibakushanokokusaiseijigaku
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