近刊検索 デルタ

2023年1月17日発売

明石書店

出版社名ヨミ:アカシショテン

カタストロフか生か コロナ懐疑主義批判

コロナ懐疑主義批判
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内容紹介
「ロックダウン」「経済的合理性」「生物学的な生」「トリアージ」「命の価値」……。新型コロナウイルス(COVID-19)が猛威を振るうなか、「生政治」や「剥き出しの生」といった概念のもと、パンデミックの深刻さを矮小化するコロナ懐疑主義。賢明な破局論で知られる気鋭の哲学者が、パンデミックにおける知識人たちの欺瞞を暴き出す。
目次
序文
第1章 最良の死
第2章 コロナ懐疑主義
第3章 いわゆる「生の神聖化」について
第4章 アントワーヌ・ルヴェルションとの対話
第5章 二〇〇〇年の詭弁
第6章 マスクと嘘
第7章 トリアージのむごたらしさ
第8章 「生物学的」な生――その偉大さと衰退
第9章 台風の目のなかの死
第10章 命の値段
第11章 スモール・ワールドにおける死
第12章 コロナ懐疑主義、四ヶ月を経て
第13章 問われる破局論

 あとがき――否認の罠
 謝辞

 訳者解題

 原注
著者略歴
ジャン=ピエール・デュピュイ(ジャン ピエール デュピュイ jan pieeru dupyui)
ジャン=ピエール・デュピュイ(Jean-Pierre Dupuy) 1941年生まれ。フランスの哲学者。理工科学校名誉教授、スタンフォード大学教授、フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)倫理委員会委員長を歴任。主著に『ツナミの小形而上学』(岩波書店)、『チェルノブイリ ある科学哲学者の怒り』(明石書店)、『経済の未来』(以文社)、『聖なるものの刻印』(以文社)、『ありえないことが現実になるとき』(筑摩書房)。
渡名喜 庸哲(トナキ ヨウテツ tonaki youtetsu)
1980年生まれ。立教大学文学部准教授。著書に『レヴィナスの企て』(勁草書房)、『カタストロフからの哲学』(共編著、以文社)、訳書にグレゴワール・シャマユー『ドローンの哲学』(明石書店)、ジャン=ピエール・デュピュイ『聖なるものの刻印』(共訳、以文社)ほか。
タイトルヨミ
カナ:カタストロフカセイカ
ローマ字:katasutorofukaseika

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