近刊検索 デルタ

2024年4月2日発売

明石書店

出版社名ヨミ:アカシショテン

難民・強制移動研究入門

難民でも移民でもない、危機移民があふれる世界の中で
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内容紹介
避難場所を求めて国境を越える何百万もの人々の中で、誰に庇護の優先度を与え、それはどんな根拠によるべきか。倫理上の義務と知の探究を軸に、従来の援助動向と国際的な研究成果を辿り、混沌とする世界に対峙するための道標を示した、初の包括的な案内書。
目次
序章 研究へのすすめ

第1章 難民をめぐる危機の諸相と、難民・強制移動研究
 1 「グローバル難民危機」?
 2 過渡期の難民・強制移動研究

第2章 難民・強制移動研究の歴史
 1 一九二〇年代――研究の萌芽期
 2 一九七〇年代以降――政策志向のアプローチと批判的研究の出現
 3 一九八〇年代――研究拠点の確立
 4 一九九〇年代から現在まで――「難民研究」から「強制移動研究」へ

第3章 研究の目的と方法
 1 研究の目的と範囲
 2 研究の方法
 3 学際研究――必要な、様々な学問分野からのアプローチ

第4章 用語と分類、理論と概念、プロセス、倫理
 1 用語と分類
 2 理論・概念上の課題
 3 プロセス――時間と空間
 4 倫理

第5章 研究上のカギとなる論点
 [論点1]研究と政策の関わりについて
 [論点2]研究対象の線引き
 [論点3]気候変動による移民の扱い
 [論点4]不可視の問題
 [論点5]可動性と不可動性
 [論点6]方法論上の論議
 [論点7]学際研究の利点と弱点

第6章 古くて新しい課題への対処――現状認識と変革への視点
 1 グローバル化と、問われる人道主義の真価
 2 難民は、安全保障への脅威?
 3 拡大する保護ギャップ――難民と「非」難民?
 4 国家主権と庇護申請者の保護
 5 恒久的解決の静態的分類と、その機械的適用は妥当か?
 6 負担分担――不断の調整により、人道統治へ
 7 敬遠・忌避される難民キャンプ
 8 都市難民へのアプローチ
 9 受け入れでの選好と差別――道徳上の課題
 10 不可視の脆弱者と、その支援
 11 脱出不可能な状況におかれた「非」市民(外国人)への支援
 12 気候変動と強制移動
 13 支援と自立

終章 難民・強制移動研究の将来

 註
 あとがき
 参考文献
 索引
著者略歴
小泉 康一(コイズミ コウイチ koizumi kouichi)
大東文化大学名誉教授。専攻、難民・強制移動研究。1973年東京外国語大学インドシナ科卒業、1977年同大学院修士課程修了。その後、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)タイ駐在プログラム・オフィサー、英オックスフォード大学難民研究所客員研究員、スイス・ジュネーヴ大学国際関係高等研究所客員研究員、大東文化大学国際関係学部教授などを経て、同大学名誉教授。主要著書に『「難民」とは誰か――本質的理解のための34の論点』(明石書店)、『彷徨するグローバル難民政策――「人道主義」の政治と倫理』(日本評論社)、『変貌する「難民」と崩壊する国際人道制度――21世紀における難民・強制移動研究の分析枠組み』(ナカニシヤ出版)、『国際強制移動の政治社会学』(勁草書房)ほか。編著に『「難民」をどう捉えるか――難民・強制移動研究の理論と方法』(慶應義塾大学出版会)、共編著にUrban Refugees: Challenges in Protection, Services and Policy (Routledge)ほか、がある。
タイトルヨミ
カナ:ナンミンキョウセイイドウケンキュウニュウモン
ローマ字:nanminkyouseiidoukenkyuunyuumon

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