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2024年5月9日発売

明石書店

出版社名ヨミ:アカシショテン

ハプスブルク家の歴史を知るための60章

エリア・スタディーズ
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内容紹介
11世紀から第1次世界大戦が終結する1918年まで、約800年間にわたって君主国家を継承してきたハプスブルク家。その名が国名にもなっていた唯一無二の王家に焦点を当てると、西洋史上の出来事のつながりが可視化され、その本当の意味がみえてくる。
目次
 はじめに

第Ⅰ部 揺籃期のハプスブルク家、貧乏伯爵から神聖ローマ皇帝即位まで

1 神聖ローマ帝国――ドイツ誕生と分裂
2 ルドルフ・フォン・ハプスブルク――偉大な俗物
3 アルブレヒト1世――ハプスブルク家の暗黒の日
4 カール4世の金印勅書――神聖ローマ帝国の新たな礎
5 ルドルフ4世と大特許状――偽書快走
6 フリードリヒ3世――波乱に満ちた半世紀の統治
7 マクシミリアン1世――伝統の帝国理念と現実のはざまを生きた皇帝
 [コラム1]ブルゴーニュ公国
 [コラム2]マクシミリアン1世がもたらしたハプスブルク家の「ブランド」――金羊毛騎士団

第Ⅱ部 スペイン・ハプスブルク家の生成とその終焉

8 カトリック両王とレコンキスタ――8世紀も続いた壮大な宗教戦争
 [コラム3]カトリック両王が求めるカトリック王国
9 カトリック両王の政略結婚作戦――その予期せぬ展開
 [コラム4]フアナ・ラ・ロカとフェリペ1世
10 カタリーナ・デ・アラゴン――イングランドを大きく変えた国王の結婚問題
 [コラム5]スペイン異端審問のビッグデータ
11 カルロス1世(カール5世)――スペイン・ハプスブルク家の創始者
 [コラム6]パヴィアの戦い――邪悪な戦争
 [コラム7]サッコ・ディ・ローマ(ローマ掠奪)
12 第一次ウィーン包囲――敵の敵は味方
13 フェリペ2世――家族に恵まれなかった書類王
14 マドリード遷都――田舎町から帝都へ
15 無敵艦隊――本当に「無敵」だったのか?
16 エル・エスコリアル修道院――「聖体崇敬」の理念を形にした別格の建造物
 [コラム8]フェリペ2世のポルトガル王位継承
 [コラム9]ドン・カルロス――悲劇の王太子
 [コラム10]天正少年使節――地の果ての国から来た子どもたち
17 八十年戦争(オランダ独立戦争)――ネーデルラントの分裂
18 フェリペ3世とレルマ公爵――その歴史的評価をめぐって
 [コラム11]慶長遣欧使節――伊達政宗「太平洋交易」の夢と挫折
19 フェリペ4世――恋多き惑星王
 [コラム12]カタルーニャの叛乱/刈り取り人戦争
 [コラム13]ポルトガルの独立
20 「薄幸の王」カルロス2世――大帝国の落日
 [コラム14]ハプスブルク家の系統分裂と両系統の提携――儚いものよ、皇帝の兄弟愛
21 スペイン継承戦争――スペインにおけるハプスブルク家統治の終焉

第Ⅲ部 カトリックとプロテスタントの熾烈な対立

22 宗教改革――宗派対立がハプスブルク家にもたらした苦難
23 ヴォルムス帝国議会とシュパイアー帝国議会――カトリックとプロテスタントが初めて対峙した舞台
24 シュマルカルデン戦争――皇帝カール5世の退位
25 「甲冑に覆われた帝国議会」とアウクスブルクの宗教和議――最初の宗教戦争とその結果
26 プラハ窓外放擲事件――近世ハプスブルク国家の転換点
27 ドイツ三十年戦争――近代の扉
 [コラム15]ウェストファリア条約
28 再カトリック化――ハプスブルク家統治に安定をもたらした宗派統一

第Ⅳ部 16~17世紀のオーストリア・ハプスブルク家

29 フェルディナント1世――兄と駆け抜けた生涯
30 マクシミリアン2世――「宗教和議」を体現した皇帝
31 ルドルフ2世――寓意のなかの普遍君主
32 マティアス――野心が招いた兄弟喧嘩
33 フェルディナント2世――カトリックの大義に従った皇帝
34 フェルディナント3世――和平をもたらした皇帝

第Ⅴ部 18世紀のオーストリア・ハプスブルク家

35 レーオポルト1世――ハプスブルク家大君主
36 第二次ウィーン包囲――バロック都市への変貌
37 ヨーゼフ1世――意気軒昂で自負心の強い皇帝
38 カール6世――あまりにもラテン的な皇帝
39 ベートーヴェンゆかりのシュレージエン――オーストリア継承戦争
40 マリア・テレージア――ハプスブルク君主国を守護した女神
41 フランツ1世――「心優しき」ハプスブルクの名脇役
42 シェーンブルン宮殿――フランツ1世の科学の園
 [コラム16]カウニッツ――外交革命
 [コラム17]七年戦争――「世界大戦」
43 マリー・アントワネット――不滅の恋
44 アンビヴァレンツなヨーゼフ2世――啓蒙君主?専制君主?
45 レーオポルト2世――啓蒙改革のもう1つの可能性

第Ⅵ部 19世紀のオーストリア・ハプスブルク家

46 オーストリア帝国の成立と神聖ローマ帝国の終焉――ナポレオンに立ち向かったフランツ2世の苦闘
47 ウィーン会議――会議は踊る、されど会議は進まず
 [コラム18]ウィーン体制
48 フランツ・ヨーゼフ1世――ハプスブルク家最後のあだ花
 [コラム19]メキシコ皇帝マクシミリアン1世――ハプスブルク家の矜持
49 皇妃エリーザベト――美貌の皇妃が現代に問いかけるもの
50 皇太子ルドルフ――「マイヤーリング」の謎
51 アウスグライヒ――ハンガリーとの妥協
52 オーストリアに海軍と植民地?――ウィーンに残るハプスブルク家の夢の跡

第Ⅶ部 20世紀のオーストリア・ハプスブルク家

53 サライェヴォ事件――ハプスブルクが自ら決断した戦争
54 フランツ・フェルディナント――サライェヴォ事件の犠牲者の実像
55 ハプスブルクと第一次世界大戦――国家としての実体を失った帝国
56 巡洋艦「カイゼリン・エリーザベト」と日本――青島の戦いと捕虜になったオーストリア=ハンガリー兵
57 サンジェルマン条約、トリアノン条約――戦勝国に押しつけられた平和秩序
58 帝国の清算――誰が公文書を保管するのか
59 ハプスブルクとEU――諸民族の相克と統合
60 オットー・ハプスブルク――ハプスブルク帝国最後の皇太子

 ハプスブルク家系図
 参考文献
 執筆者紹介
著者略歴
川成 洋(カワナリ ヨウ kawanari you)
法政大学名誉教授、一橋大学社会学博士、アジア・ユーラシア総合研究所評議員、武道家、書評家。 事典:『スペイン文化事典』『イギリス文化事典』『日本文化事典』『ハプスブルク事典』『アメリカ教養辞典』『アイザック・アシモフの世界の年表』(以上、丸善出版)、『スパイ事典』『ヴァイキング事典』(以上、あすなろ書房)、『日本アナキズム運動人名事典』(ぱる出版)、『ケルト文化事典』(東京堂出版)、『社会学事典』(弘文堂)、『民間学事典――人名編』(三省堂)、『ドン・キホーテ事典』(行路社)、『現代朝日人名事典』(朝日新聞社)、『20世紀全記録』(講談社)、『世界武道・格闘技大百科』(東邦出版)、『スペイン・ポルトガルを知る事典』(平凡社)。 書評集:『書を持て世界が見える』(共著、創現社)、『スペイン読書ノート』(南雲堂)、『スペイン通信――自由との闘い』(三修社)、『本が語る現代』(丸善出版)、『人生を変える本もあった』(三一書房)、『書林探訪――未読、乱読、精読のすすめ』(行路社)、『書評大全』(共著、三省堂)『生涯読書のすすめ』(共著、アユ総研叢書)。 エリア・スタディーズ:『イギリスの歴史を知るための50章』『イギリス文学を旅する60章』『ロンドンを旅する60章』『食文化からイギリスを知るための55章』『スコットランドを知るための65章』『ケルトを知るための65章』『スペインのガリシアを知るための50章』『現代スペインを知るための60章』『マドリードとカスティーリャを知るための60章』(以上、明石書店)。
タイトルヨミ
カナ:ハプスブルクケノレキシヲシルタメノロクジッショウ
ローマ字:hapusuburukukenorekishioshirutamenorokujisshou

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