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2020年11月11日発売

亜紀書房

出版社名ヨミ:アキショボウ

大都会の愛し方

となりの国のものがたり
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内容紹介
彼を抱きしめると、俺はこの世のすべてを手に入れたような気がした。

光と影が渦巻く大都市ソウル。
最低賃金のバイトをしながら、くずみたいな文章を書きなぐって暮らす〈俺〉は、どれだけ派手に遊んでも、消せない孤独を抱えている。
そんな日々のなか、梨泰院(イテウォン)のクラブでバーテンダーとして働くギュホと出会い、愛を分かちあう。

しかし〈俺〉には、人に言えない〝秘密〟がある……。(「大都会の愛し方」)


喧騒と寂しさにあふれる大都会で繰り広げられる多様な愛の形。
さまざまに交差する出会いと別れを切なく軽快に描く。
韓国で新時代の文学として大きな話題を呼んだベストセラー連作小説。
目次
・ジェヒ
・メバル一切れ宇宙の味
・大都会の愛し方
・遅い雨季のバカンス

・あとがき
・訳者あとがき
著者略歴
パク・サンヨン(パク サンヨン paku sanyon)
1988年、韓国・大邱(テグ)生まれ。2016年「パリス・ヒルトンを探してます」で文学トンネ新人賞を受賞し作家活動を始める。「メバル一切れ宇宙の味」(本書収録)で2019年若い作家賞大賞を受賞するなど、早くも2020年代を代表する新しい韓国文学の“顔”、最も将来が期待される作家の一人と位置づけられている。 著書に短編集『知られざる芸術家の涙とザイトゥーンパスタ』(第11回ホ・ギュン文学作家賞受賞、2018年)。エッセイ集『今夜は食べずに寝よう』(2020年)がある。
オ・ヨンア(オ・ヨンア o・yona)
翻訳家。在日コリアン三世。慶応義塾大学卒業。梨花女子大通訳翻訳大学院博士課程修了。2007年、第7回韓国文学翻訳新人賞受賞。梨花女子大通訳翻訳大学院講師、韓国文学翻訳院翻訳アカデミー教授。訳書にウン・ヒギョン『美しさが僕をさげすむ』、キム・ヨンス『世界の果て、彼女』、チョ・ギョンナン『風船を買った』(以上クオン)、イ・ラン『悲しくてかっこいい人』(リトルモア)、ハ・テワン『すべての瞬間が君だった』(マガジンハウス)がある。
タイトルヨミ
カナ:ダイトカイノアイシカタ
ローマ字:daitokainoaishikata

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