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2022年5月25日発売

亜紀書房

出版社名ヨミ:アキショボウ

魔法のほね

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内容紹介
《いとうせいこうさん、推薦! 》
「心」のなかった古代にまで飛んでゆく少年少女たちの冒険。
エンデが読んだらきっと喜んだだろう。
私たちエンデの子供たちも、読めばそのわけがよくわかる。

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《著者初となるファンタジー小説!》

小学5年生のたつきは、ある日、迷い込んだ町で「見捨てられた店」という不思議な骨とう店を見つける。

そこで手にした「オラクル・ボーン」(魔法のほね)は、3300年以上前の古代文字が刻まれた、未来を予知するものだった!

祖父の助けを借りながら読み解くうちに、そこには、生贄にされる羌族(きょうぞく)のことが記されているとわかる。

たつきは友だちふたりとともに、古代中国へタイムスリップ!
三人は力を合わせて羌族の人たちを助けようとするが……。

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不安になるということは、何かを変えなければならないというメッセージなんだ。
死にたくなるほど不安になるということは、それだけ大きな変化がこれから起こるという予兆なんだよ。

〈人一倍弱虫だった少年が、試練を克服することで強くなる〉


イラスト:中川学
目次
1.見捨てられた店
2.オルオルじぃじ登場
3.魔法のほねの数字を解読する
4.なんだ! 算数なんて簡単だ
5.茶々丸登場
6.霊獣たちの出現
7.風の声を聞く
8.羌の人たちのこと
9.四つの文字を教わる
10.残りの二文字のうち、最初の文字の解読
11.羌の人たちの歴史を教わる
12.「心」という文字に笑ってしまう  
13.羌の人たちのことを夢に見る
14.魔法のほねの解読成功
15.見捨てられた店を探す
16.目を覚ましたら殷の時代に
17.殷の女王と王に会う
18.まずい約束をしてしまった
19.いのしし王亥を鎮める
20.魔法の本・漢和辞典
21.白虎とまたたび
22.龍、風になる
23.幸せをもたらす朱雀
24.婦好・武丁との別れ
25.羌の人たちと「心」
26.帰還
著者略歴
安田 登(ヤスダ ノボル yasuda noboru)
下掛宝生流能楽師。1956年千葉県銚子市生まれ。高校時代、麻雀とポーカーをきっかけに甲骨文字と中国古代哲学への関心に目覚める。能楽師のワキ方として活躍するかたわら、『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を、東京(広尾)を中心に全国各地で開催する。現在、関西大学特任教授。 著書に『あわいの力』、シリーズ・コーヒーと一冊『イナンナの冥界下り』(ともにミシマ社)、『能』(新潮新書)、『あわいの時代の『論語』』(春秋社)、『野の古典』(紀伊國屋書店)、『見えないものを探す旅』(亜紀書房)など多数。
タイトルヨミ
カナ:マホウノホネ
ローマ字:mahounohone

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