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定価:2,200円(2,000円+税)
判型:四六
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内容紹介
〈北海道から九州まで〉
古代薫る地を往き、食べた、〝原日本〞の風景と暮らしに迫る異文化食紀行
----------------------
蕨(ワラビ)/ 蕗(フキ)
屈(コゴミ)/ 楤の木(タラノキ)
薇(ゼンマイ)/ 蕗の薹(フキノトウ)
栃の実(トチノミ)/ 孟宗竹(モウソウチク)
行者大蒜(ギョウジャニンニク)/ 山葵(ワサビ)
若布(ワカメ)/ 天草(テングサ)
海蘊(モズク)/ 茗荷(ミョウガ)
杉菜(スギナ)/ 銀杏(ギンナン)
二輪草(ニリンソウ)/ 大姥百合(オオウバユリ)……
農耕以前よりこの国で食べられてきた野草や海藻。
「栽培作物」にはない、その滋味あふれる味わいと土地ごとの記憶をたどる旅が、今はじまる。
──〈和歌の世界に誘われながら、時空を超えた食の旅へ〉
古代薫る地を往き、食べた、〝原日本〞の風景と暮らしに迫る異文化食紀行
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蕨(ワラビ)/ 蕗(フキ)
屈(コゴミ)/ 楤の木(タラノキ)
薇(ゼンマイ)/ 蕗の薹(フキノトウ)
栃の実(トチノミ)/ 孟宗竹(モウソウチク)
行者大蒜(ギョウジャニンニク)/ 山葵(ワサビ)
若布(ワカメ)/ 天草(テングサ)
海蘊(モズク)/ 茗荷(ミョウガ)
杉菜(スギナ)/ 銀杏(ギンナン)
二輪草(ニリンソウ)/ 大姥百合(オオウバユリ)……
農耕以前よりこの国で食べられてきた野草や海藻。
「栽培作物」にはない、その滋味あふれる味わいと土地ごとの記憶をたどる旅が、今はじまる。
──〈和歌の世界に誘われながら、時空を超えた食の旅へ〉
目次
【もくじ】
■日本語版刊行によせて
■はじめに
第1章……道端の雑草、森の驚異・春の新緑
■熊本──秘伝の天ぷら
■長野──アファンの森
■福井──フキの葉包みのおにぎり
■金明姫さんの「フキの葉包みのおにぎり」
第2章……生命の木・トチノミの盛衰
■滋賀──トチノミを食べて生き延びた日本人
■トチノキとトチノミの歴史
■トチノキを守れ
■トチノミを作る人たち
■トチ餅風「栗餅あげだし」
第3章……饗宴と飢饉・ワラビの二面性
■岩手──中世から伝わるワラビ餅
■ワラビは貧しさの象徴か? 高貴な食べ物か?
■西和賀町の「ワラビ海苔巻き」
第4章……世界でいちばん背の高い草・天然物でもあり栽培物でもあるタケノコの物語
■京都──魅惑のタケノコ
■タケノコで世界を変える
■モウソウチクの仕入れに同行
■たけのこ懐石を味わう
■秋田──タケノコとマタギ
■うお嘉の「鏡煮」
第5章……海の四季・海藻の消えゆく伝統
■徳島──天然ワカメを求めて
■ワカメの水揚げ
■石川・能登──歴史と生きるアマ
■大きなものを失いつつある
■北泊の「生ワカメのしゃぶしゃぶ」
最終章……天然食物と共に生きてきたアイヌ
■北海道──狩猟採集とアイヌ民族
■二風谷再訪
■大勢で食べる山菜汁「キナオハウ」
野草・海藻ガイド
■注
■謝辞
■訳者あとがき
■日本語版刊行によせて
■はじめに
第1章……道端の雑草、森の驚異・春の新緑
■熊本──秘伝の天ぷら
■長野──アファンの森
■福井──フキの葉包みのおにぎり
■金明姫さんの「フキの葉包みのおにぎり」
第2章……生命の木・トチノミの盛衰
■滋賀──トチノミを食べて生き延びた日本人
■トチノキとトチノミの歴史
■トチノキを守れ
■トチノミを作る人たち
■トチ餅風「栗餅あげだし」
第3章……饗宴と飢饉・ワラビの二面性
■岩手──中世から伝わるワラビ餅
■ワラビは貧しさの象徴か? 高貴な食べ物か?
■西和賀町の「ワラビ海苔巻き」
第4章……世界でいちばん背の高い草・天然物でもあり栽培物でもあるタケノコの物語
■京都──魅惑のタケノコ
■タケノコで世界を変える
■モウソウチクの仕入れに同行
■たけのこ懐石を味わう
■秋田──タケノコとマタギ
■うお嘉の「鏡煮」
第5章……海の四季・海藻の消えゆく伝統
■徳島──天然ワカメを求めて
■ワカメの水揚げ
■石川・能登──歴史と生きるアマ
■大きなものを失いつつある
■北泊の「生ワカメのしゃぶしゃぶ」
最終章……天然食物と共に生きてきたアイヌ
■北海道──狩猟採集とアイヌ民族
■二風谷再訪
■大勢で食べる山菜汁「キナオハウ」
野草・海藻ガイド
■注
■謝辞
■訳者あとがき
著者略歴
ウィニフレッド・バード(ウィニフレッド バード winifureddo baado)
新聞記者、翻訳者、ライター。米国マサチューセッツ州・アマースト大学で政治学を学ぶ。2005年に来日し、英語教師、ジャーナリストとして活動。長野県松本市、三重県御浜町など地方都市で暮らしながら全国各地へ足を運び、広く日本の野草や海藻文化に触れる。環境問題、科学、建築などに関する記事をThe Japan Times, Kyoto Journal, San Francisco PublicPress, Pacific Standard, NPRなどに寄稿。
翻訳書に、Fox Tales(森見登美彦『きつねのはなし』)、The Pretty Boy in
the Attic(西尾維新『屋根裏の美少年』)、Wolf Children:Ame & Yuki(細田守『おおかみこどもの雨と雪』)などがある。
現在はウィスコンシン州ドア郡ワシントン島で家族と生活しつつ、精力的に執筆、翻訳活動を続けている。長く料理に親しみ、天然野菜も栽培野菜も楽しく調理する。
上杉 隼人(ウエスギ ハヤト uesugi hayato)
翻訳者(英日、日英)、編集者、英文ライター・インタビュアー、英語・翻訳講師。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業、同専攻科(現大学院の前身)修了。訳書にマーク・トウェーン『ハックルベリー・フィンの冒険』上・下(講談社青い鳥文庫)、ジョリー・フレミング、リリック・ウィニック『「普通」ってなんなのかな 自閉症の僕が案内するこの世界の歩き方』(文藝春秋)、『アベンジャーズ エンドゲーム』(講談社)、『スター・ウォーズ「マンダロリアン」シーズン1 公式アートブック』(グラフィック社)、マイク・バーフィールド『ようこそ!おしゃべり歴史博物館』(すばる舎)、ミネルヴァ・シーゲル『ディズニーヴィランズ タロット』(河出書房新社)、ジョン・ル・カレ『われらが背きし者』(共訳、岩波現代文庫)ほか多数。
タイトルヨミ
カナ:ニホンノシゼンヲイタダキマス
ローマ字:nihonnoshizenoitadakimasu
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