近刊検索 デルタ

2023年9月25日発売

亜紀書房

出版社名ヨミ:アキショボウ

八重歯が見たい

チョン・セランの本
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内容紹介
「私は彼を9回も殺した。いつも違うやり方で!

〈チョン・セラン〉ワールド全開!
笑いに満ちあふれながらも、ちょっぴり背中が凍りつくロマンチック・スリラー。

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かつての恋人たちを夢中にさせた八重歯の持ち主「ジェファ」。
エンタメ作家の彼女は、執筆中の短編集の中で元カレのヨンギを殺した。しかも9回も。

すると作品を発表するたびに、ヨンギの体にはジェファの文章がタトゥーのように浮き出るという不思議な現象が!
そんな時、ジェファの背後にストーカーの影が忍び寄り……。
目次
■ジェファ……時空の龍と十五人の恋人たち
■ヨンギ………バニラとピスタチオ
■ジェファ……オオカミの森に腕を忘れてきた
■ヨンギ………八重歯だけがリアルだった
■ジェファ……ハッピー・マリリン
■ヨンギ………ガス銃を触ってみてもいいですか
■ジェファ……ラブ・オブ・ツンドラ
■ヨンギ………ファッキュー・ファッキュー・ファッキュー
■ジェファ……鶏もみじは窓辺にて
■ヨンギ………巨大なさつまいもの夢を見た
■ジェファ……魚王子の伝説
■ヨンギ………五発入りのロシアン・ルーレットのように
■ジェファ……航海士、船長になる
■ヨンギ………地球が記憶するラブストーリー
■ジェファ……私と勝負してみる?
■ヨンギ………誰も死なない話を書いたら?
■ジェファ……最後のキスを更新すべきだった
■ヨンギ………切断面がきれいじゃないとくっつけられないんだよ
■ジェファ……三分二十六秒前だった
■ヨンギ………勇気ある者がジェファを得る

■あとがき
■訳者あとがき
著者略歴
チョン・セラン(チョン セラン chon seran)
1984年ソウル生まれ。編集者として働いた後、2010年に雑誌『ファンタスティック』に「ドリーム、ドリーム、ドリーム」を発表してデビュー。13年『アンダー、サンダー、テンダー』(吉川凪訳、クオン)で第7回チャンビ長編小説賞、17年に『フィフティ・ピープル』(斎藤真理子訳、亜紀書房)で第50回韓国日報文学賞を受賞。純文学、SF、ファンタジー、ホラーなどジャンルを超えて多彩な作品を発表し、幅広い世代から愛され続けている。他の小説作品に『保健室のアン・ウニョン先生』(斎藤真理子訳)、『屋上で会いましょう』(すんみ訳)、『声をあげます』(斎藤真理子訳)、『シソンから、』(斎藤真理子訳)、『地球でハナだけ』(すんみ訳、以上、亜紀書房)などがある。
すんみ(スンミ sunmi)
翻訳家。早稲田大学文化構想学部卒業、同大学大学院文学研究科修士課程修了。訳書にチョン・セラン『屋上で会いましょう』『地球でハナだけ』(亜紀書房)、キム・グミ『あまりにも真昼の恋愛』(晶文社)、ユン・ウンジュ他『女の子だから、男の子だからをなくす本』(エトセトラブックス)、ウン・ソホル他『5番レーン』(鈴木出版)、キム・サングン『星をつるよる』(パイ インターナショナル)、共訳書にチョ・ナムジュ『彼女の名前は』『私たちが記したもの』(筑摩書房)、イ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』(タバブックス)などがある。
タイトルヨミ
カナ:ヤエバガミタイ
ローマ字:yaebagamitai

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