アメリカン大学（ワシントンＤＣ）非常勤講師（哲学）。道徳哲学、社会倫理、地球倫理の講義を担当。大陸哲学、プラグマティズム、脱植民地主義の伝統が生んだ研究成果にもとづく環境・動物哲学を主たる探究領域とする。批判的動物研究の分野で多数の論文を発表しているほか、ブログCritical Animalを執筆。

マーサー大学コミュニケーション研究学部の教授・学部長、女性・ジェンダー研究学部の兼任教員。人工知能、侵略種、ツイッターの研究など、レトリックとメディアの接点を探究。ＮＥＨ、ＡＴ＆Ｔ、国際ディベート教育協会より奨学金を受ける。論証研究における過去の著作はControversia やCritical Problems in Argumentationで取り上げられる。最近年の発表としては、The Handbook of Media and Mass Communication TheoryおよびCommunication and Control に掲載された共同執筆の章で、それぞれ、ツイッター時代の市民権と消費、チャットボット（自動会話プログラム）と癒し労働を論じた。

翻訳家。日本の動植物倫理・環境倫理を発展させるべく、関連する海外文献の紹介に従事。 訳書：デビッド・Ａ・ナイバート『動物・人間・暴虐史』（新評論、2016年） 　　　マイケル・Ａ・スラッシャー『動物実験の闇』（合同出版、2017年） 　　　ゲイリー・Ｌ・フランシオン『動物の権利入門』（緑風出版、2018年）ほか、 多数。 ホームページ：「ペンと非暴力」（https://vegan-translator.themedia.jp/）