近刊検索 デルタ

2022年9月22日発売

明日香出版社

出版社名ヨミ:アスカシュッパンシャ

暴落相場とインフレ 本番はこれからだ

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内容紹介
まだ間に合う!

守りを固め、敢然と攻める方法を
運用歴51年の筋金入り“現役”長期投資家が説く!

物価高が世界を襲いだして約半年ーー。
「デフレ脱却」を目指していた政府・日銀は今、物価目標2%を達成しました。
ところは給料が上がるわけでもなく、ただ生活コストが増えるばかりで、はたしてこれが目指していた姿なのでしょうか。

この先、米国をはじめ世界を襲うインフレはどうなるのか?
そもそも、この原因はどこにあるのか?

筆者はその原因の根本を、1970年台から続く「過剰流動性」に求めます。
つまり、40〜50年続く「金融緩和バブル」の果てに起きたインフレだということです。

かりにバブルとしても、そしてそのバブルが弾けても、これまでのように(たとえばリーマン・ショックなど)次も救済措置をとればいいのでは?
そう考えたくもなります。

ところが、今、世界は40年ぶりのインフレに襲われています。
このインフレ下では、「金融緩和」という策をとることができません。
なぜなら、そんなことをするとインフレをさらに煽ることになり、制御不能になってしまうからです。

そう、今回ばかりは、混乱を極めた際の、セーフティネットを発動しにくいのです。


◎ 避けられない混乱と、その乗り切り方とは?

筆者は、もう間もなく、金融緩和・デフレ傾向の歴史に完全な終止符が打たれると指摘しています。
今起きているインフレは、相当に根が深く、長期化するとみており、じきに金融市場は混乱をきわめると読みます。
株式の暴落はもちろん、債券もひどいことになり、企業の倒産増や失業者の増加をも見通します。

しかし、これは必要なことであり、避けて通れないことと言います。

本書は、「金融商品はほとんどすべて売るべき」と推奨する長期投資家の「見立て・考え方」がふんだんに書かれた1冊です。
でもそこは「投資家」ですから、ただ指をくわえて見ているだけではありません。

ピンチや大混乱の時こそ、大きなチャンスは訪れます。
そう語る氏の「見立て」に注目です!


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■ 目次

第 Ⅰ 部 「マネー膨れ経済」の終焉
第1章 40年続いたマネー膨張の歴史
第2章 このインフレ、意外と根は深いぞ
第3章 金融緩和バブル崩壊、これからが本番だ
第4章 インフレは実体経済からの警鐘だ

第 Ⅱ 部 すごい混乱を、どう乗り切るか
第5章 金利上昇が牙をむいてくる
第6章 機関投資家化現象も曲がり角に
第7章 長期投資の復権
第8章 ひどい混乱、こうして乗り切れ
目次
■第 Ⅰ 部 「マネー膨れ経済」の終焉

▷ 第1章 40年続いたマネー膨張の歴史

いろいろ、ひずみが噴きだしてきた
そもそもは、ニクソン・ショックから
ドルのタレ流しと世界インフレのはじまり
オイル・ショックは超ド級のパンチとなった
マネーの過剰供給は危険だとする認識
コンピューターの誤作動問題
同時多発テロ
世界経済のグルーバル化がもたらした恩恵
中進国のワナと強権政治の台頭
中国経済も厳しい局面に
サブプライム・ローン問題
リーマン・ショック
金融緩和中毒
コロナで、さらにタガのはずれた金融緩和
バブル感さえも失せてしまった
インフレという経済合理性の刃

▷ 第2章 このインフレ、意外と根は深いぞ

コスト・プッシュ型のインフレ
エネルギー問題
地球温暖化と異常気象
原発はどうか?
地熱や洋上風力があるのでは?
年金など機関投資家の理想買い
化石燃料への投資不足が、コスト・プッシュ要因に
地政学リスクもインフレ要因
貧困問題が地政学リスクの根っこに
世界経済のグローバル化に急ブレーキ
自国第一主義
世界的な供給網の分断
インフレに金融緩和マネーが向かいだす

▷ 第3章 金融緩和バブル崩壊、これからが本番だ

金融緩和ボケか?
ダラダラと崩れていくのか?
中央銀行が胴元となったバブル
異質のバブル
すでに高値から20%~40%安くなっているが
ひとつずつ外掘りは埋められていく
ジャンク債などが断末魔に
金利上昇は債券投資に逆風のはずだが
債券相場は崩れだすと一直線で下降する
債券市場の急落で株式市場もガタガタに

▷ 第4章 インフレは実体経済からの警鐘だ

大量のマネー供給に疑念すら湧かなくなった
歴史的な転換点
そのうち、マネーが暴れだす
インフレの荒波
インフレ・ファイターが中央銀行の役割だが
インフレは日銀の財務を揺るがす
国家財政も赤信号
スタグフレーションも
実体経済からの警鐘


■第 Ⅱ 部 すごい混乱を、どう乗り切るか

▷ 第5章 金利上昇が牙をむいてくる

各国とも利上げを余儀なくされている
利上げは止まらないよ
金利上昇は、債券市場に刃を突きつける
債券神話と金融緩和ボケに、どっぷり浸ってきたが
金融緩和バブル崩壊をも決定づける鉄槌に
世界の株式市場、しぶとく抵抗しているが
株式市場では投資損失が続出
巨額の評価損と、その処理
金融機関は不良債権に苦しむ
資産デフレに苦しむ
資産デフレは大きな社会問題となる
リーマン・ショックで先進各国も日本の轍を踏んだ
打つ手はない

▷ 第6章 機関投資家化現象も曲がり角に

年金マネーが機関化現象を推進した
マーケティング競争が、世界の運用を変えてしまった
企業経営を短期の利益追求に追いやった
アクティビストの跋扈
株主第一こそが正義
プロ経営者というが
ESGやSDGsも、笑ってしまう
SRIも営業に利用されただけ
議決権行使というが
ステークホルダー主義
機関投資家化現象が曲がり角に
恐ろしい墓穴が待っている
生活者投資家が応援株主に

▷ 第7章 長期投資の復権

最近の株式投資は
年金が世界の株式投資を変質させた
長期投資は絶滅危惧種的ではあるが
長期投資家の復権
企業を弱体化させた
そもそも付加価値とは
付加価値における費用項目の重要性
企業経営と利益
金融主体の経済 vs. 長期投資の復権

▷ 第8章 ひどい混乱、こうして乗り切れ

金融商品から離れよう
資産の置き場所は?
いざ暴落となったら
株価のV字型回復
債券買いは超慎重に
毎日の生活は、どうなるのか?
大量の失業発生?
40年間の総決算
著者略歴
澤上 篤人(サワカミ アツト sawakami atsuto)
さわかみホールディングス代表取締役、さわかみ投信創業者。1971 年から 74 年までスイス・キャピタル・インターナショナルにてアナリスト兼ファンドアドバイザー。その後 79 年から 96 年までピクテ・ジャパン代表を務める。96年にさわかみ投資顧問(現さわかみ投信)を設立。販売会社を介さない直販にこだわり、長期投資の志を共にできる顧客を対象に、長期保有型の本格派投信「さわかみファンド」を99年に設定した。同社の投信はこの 1 本のみで、純資産は約 3300 億円、顧客数は 11 万 7000 人を超え、日本における長期投資のパイオニアとして熱い支持を集めている。著書多数。『日経マネー』で 2000 年 9月号から連載執筆中。
タイトルヨミ
カナ:ボウラクソウバトインフレ ホンバンハコレカラダ
ローマ字:bourakusoubatoinfure honbanhakorekarada

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