近刊検索 デルタ

2019年7月16日発売

解放出版社

出版社名ヨミ:カイホウシュッパンシャ

ネット暴発する部落差別

部落差別解消推進法の理念を具体化せよ
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内容紹介
今日、部落差別は圧倒的にインターネット上でおきている。この現状をしっかりと押さえ「同和対策審議会答申」の精神を確認し、「部落差別解消推進法」の分析・活用をおこないながら差別のない社会を展望する。
目次
はじめに

第一章 今日の差別事件の特徴・傾向・背景・課題
1 ネット上の差別事件の特徴・傾向
2 ネット上の差別事件の差別性・問題点
3 ネット上の差別事件の背景と課題
4 ネット上以外の旧来からの差別事件の傾向と背景

第二章 土地差別調査事件が示す今日の部落差別
1 土地差別調査事件が示す差別の実相
2 現代のオールロマンス事件
3 不作為的な差別・人権侵害をなくすために
4 「土地差別調査規制条例」が成立
5 法的規範のパワーを考える

第三章 「全国部落調査」復刻版出版差止め裁判
1 ネット上の事件が膨大で悪質なものに
2 画期的な横浜地裁相模原支部の異議審決定
3 「全国部落調査」一覧表が差別の拡散に

第四章 差別の連鎖を作り出す教育格差
1 差別を固定化する役割を担う教育
2 一つの行政データが示す差別の根深さ
3 すべての課題は教育に通じる

第五章 「同和対策審議会答申」と今日の部落差別
1 残された課題を総括すべきとき
2 「同対審」答申と日本国憲法

第六章 部落差別解消推進法施行の意義と今後の課題
1 推進法が施行された目的
2 国及び地方公共団体に相談体制の整備義務
3 部落差別撤廃教育・啓発を推進するために
4 正確な差別実態を把握することが出発点

あとがき
著者略歴
北口 末広(キタグチ スエヒロ kitaguchi suehiro)
1956年大阪市生まれ。近畿大学人権問題研究所・主任教授。 京都大学大学院修了(法学研究科修士課程)国際法専攻。 (一財)アジア・太平洋人権情報センター顧問、(一社)部落解放・人権研究所理事、(一財)おおさか人材雇用開発人権センター副理事長、特定非営利活動法人 ニューメディア人権機構理事長、NPO法人多民族共生人権教育センター理事ほか。 著書に『人権相談テキストブック』(共著)、『必携 エセ同和行為にどう対応するか』(共著)、『格差拡大の時代ー部落差別をなくすために』(単著)、『ゆがむメディアー政治・人権報道を考える』(単著)、『ガイドブック部落差別解消推進法』(共著)<いずれも解放出版社>など多数
タイトルヨミ
カナ:ネットボウハツスルブラクサベツ
ローマ字:nettobouhatsusuruburakusabetsu

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