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定価:3,960円(3,600円+税)
判型:B5
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内容紹介
『多様性トレーニング・ガイド』を増補・改訂。参加型学習理論の解説をはじめ、外国人労働者など、近年の社会の変化にもとづく資料、実践のためのアクティビティなどを収録。多様性にかかわるファシリーター必携の書。
目次
はじめに―日本語版の出版にあたって 2000年
個人の意識の変革/子ども虐待と多様性/文化の相対性/意識的な努力が必要/違いを理解することから自分が見える
日本語版の新版出版に際して―2020年
序文―英語版の出版にあたって―1994年
理論編
第1章 多様性の理論
多様性(diversity ダイバーシティ)とは何か
歴史の概観/メルティング・ポットからサラダ・ボウルへ/人口統計数値がアメリカの多様性を推進した/グローバル化と多様性/日本の場合/企業がダイバーシティに取り組むことの意義/差別の入り組んだ構造/違いを仕切る線/平等の意味/人権/構造的力関係の視点
エンパワメントと人権
エンパワメントとは/生きる力のみなもと/外的抑圧と内的抑圧
多様性トライアングル
ビジョン(理念、展望)/ポリシー(法律、規約、施策)/実践(プラクティス)/トライアングルの相互性
●アクティビティ1 多様性トライアングル:グループワーク
●アクティビティ2 多様性トライアングル:機能チェック
文化の意味
比喩の1.文化とは氷山のようなものである/比喩の2.文化とは木のようなものである
第2章 参加型学習の理論と方法
トレーニングとは何か
脱学習のすすめ
多様性受容力
1.気づきのトレーニング/2.知識のトレーニング/3.スキル・トレーニング
トレーニングの4つの要素
Ⅰ.目標(goal)と目的(objective)
アクティビティ 20 ふたつの文化
Ⅱ.構成
討議のファシリテーション6ステップの鍵
経験する/シェアする(わかちあう)/フォーカスする(焦点を絞る)/照合する/適用する/終了する
Ⅲ.行動
座り方
ロールプレイ(役割劇)/モノローグ(独白劇)/ハッスル・ライン/ダイアッド(2人1組)/バズ・セッション/フィッシュ・ボウル/ブレイン・ストーム/スタンド・アップ
Ⅳ.配慮
トレーナーに求められる7条件
1.トレーナー本来の役割を認識していること/2.聴くという姿勢とそのスキル/3.安心な場の保証/4.参加者へのガイドとケア/5.モデリング(例を示す、模範を見せる)/6.立体的な研修をデザインする/7.トレーナー・ファシリテーターに必要な道具をいつも持っていること
トレーナーの7つ道具
1.ダイアッド(2人1組)/2.びん/3.基本ルール/4.簡単なリフレッシュ・ゲーム/5.トーキング・スティックまたはマイクロフォン/6.タイマー/7.簡単な手話表現
実践編
第3章 アイス・ブレーカー
アイス・ブレーカーの役割
アイス・ブレーカーとは/アイス・ブレーカーの前提
●アクティビティ3 他己紹介
●アクティビティ4 わたしのイニシャル
●アクティビティ5 利き手でない手で自分の名前を
●アクティビティ6 あなたに縁のある生き物は?
●アクティビティ7 共通点と違う点
●アクティビティ8 木の葉メッセージ
●アクティビティ9 ボディ・アクションで自己紹介
●アクティビティ10 誰の名札?
●アクティビティ11 名札作り
●アクティビティ12 背中の人物
●アクティビティ13 きうりもみ
●アクティビティ14 ステップ・イン・サークル
●アクティビティ15 キャッチ
●アクティビティ16 負けじゃんけん
●アクティビティ17 人の鏡
●アクティビティ18 ボール投げ
第4章 気づきのトレーニング
気づきのトレーニングの目標
異質な文化に心を開く
●アクティビティ19 わたしの名前
名前は多様性を映す鏡
アメリカの場合/日本の場合
●アクティビティ20 ふたつの文化
●アクティビティ21 わたしの長所・短所
●アクティビティ22 わたしの文化の好きなところ・嫌いなところ
●アクティビティ23 わたしの文化を紹介する
男女の性差について考える
小学6年生の疑問/ジェンダーの視点から歴史をみる
ミレニアル時代のフェミニズム―ビヨンセからプッシー・ライオットまで多様なセレブたちがSNSで男社会を揺さぶる―2019年
第二波フェミニズムの大衆的広がり―1985年 国連世界女性会議 第2回ナイロビ大会/性暴力の告発/『沈黙をやぶって』―日本 1992年/ミレニアル世代のフェミニズム/アニタ・ヒル証言―セクシュアル・ハラスメントの取り組みが広がる(1991年)
●アクティビティ24 「女だから」「男だから」の抑圧
●アクティビティ25 箱くんとお花さん
LGBTQとは
性の多様性/LGBTQへの社会的対応/日本では/LGBTQの人口/LGBTQへの理解を深めるには
●アクティビティ26 同性愛の神話と事実
セクシュアル・ハラスメント防止研修
研修で押さえる要点
●アクティビティ27 セクシュアル・ハラスメント:プレ・クイズ
●アクティビティ28 セクシュアル・ハラスメント認識度
●アクティビティ29 セクシュアル・ハラスメント:ロールプレイ
障害の壁を降ろす
あなたも障害の壁の一部ですか?
●アクティビティ30 ADA(障害のあるアメリカ人法)を知る
●アクティビティ31 有名人クイズ
●アクティビティ32 ディスレキシア(読み書きの困難)
●アクティビティ33 マットの話:隠れた障害のある人
脳神経多様性(Neurodiversity)か自閉症スペクトラムか
ヨーガの効果/自閉症スペクトラム障害への対応/脳神経のありようはさまざま
相模原障害者殺傷事件と一億総活躍国策
相模原障害者殺傷事件/「一億みんないっしょ」幻想/精神障害者への偏見/ゆがんだ承認欲求/エンパワメントと慈しみの遺産
第5章 知識のトレーニング
知識のトレーニングの目標
多文化リテラシー
多文化リテラシーとは/多文化共生の実践/多文化リテラシーを高める最良の方法
●アクティビティ34 プレ・クイズ
●アクティビティ35 動いて選択
●アクティビティ36 マインドマップ
●アクティビティ37 簡易ディベート
●アクティビティ38 本格的ディベート
移民社会日本
●アクティビティ39 在留外国人・多文化国家
多様性社会のコミュニケーション・スキル
率直な自己表現を学ぶ/相撲の親方との出会い/アサーティブな姿勢と行動
第6章 スキル・トレーニング
スキル・トレーニングの目標
スキルの意昧
対人コミュニケーション・スキル
コミュニケーションとは何か
1.物理的ノイズ/2.言葉のノイズ/3.社会的ノイズ/4.心理的・生理的ノイズ
●アクティビティ40 社会的ノイズ
●アクティビティ41 心理的・生理的ノイズ
共感的傾聴
Ⅰ.共感的傾聴の重要性
Ⅱ.「共感」と「同情」「同感」の違い
●アクティビティ42 聴くスキル
Ⅲ.共感的傾聴を構成する3つの傾聴法
1.能動的傾聴/2.反復的傾聴/3.具体的傾聴
ピーストーク
ピーストークのルール
●アクティビティ43 ピーストークのロールプレイ
アサーティブネス・トレーニング
主語を省略しない/アサーティブに語る/率直なコミュニケーション/アサーティブである権利と責任
●アクティビティ44 アサーティブである権利と責任
●アクティビティ45 アサーティブネス:自己診断
●アクティビティ46 肯定メッセージのテープを作る
I(アイ)メッセージの効果
I(アイ)メッセージとは/I(アイ)メッセージはeye(アイ)メッセージ
●アクティビティー47 Iメッセージのロールプレイ
ファシリテーション力―サークルとダイアローグ(対話)をつなげる力
MY TREEペアレンツ・プログラム/家族えん会議/和解と癒し/プロセスワークとワールドワーク
自由の誤訳
●アクティビティ48 多様性社会に求められるリーダーシップ
対話型・ファシリティーション型リーダーシップ
ビジョンとアクション/雁行型リーダーシップ/外的パワーと内的パワー/リーダーの課題/内的パワー/ネットワーキング
10代で飛躍的に伸びるリーダーシップ力
リーダーシップを発揮する機会の提供/生きる方向の舵をとるためのガイド
●アクティビティ49 ダイバーシティ・マネジメント
あとがき
参考図書
個人の意識の変革/子ども虐待と多様性/文化の相対性/意識的な努力が必要/違いを理解することから自分が見える
日本語版の新版出版に際して―2020年
序文―英語版の出版にあたって―1994年
理論編
第1章 多様性の理論
多様性(diversity ダイバーシティ)とは何か
歴史の概観/メルティング・ポットからサラダ・ボウルへ/人口統計数値がアメリカの多様性を推進した/グローバル化と多様性/日本の場合/企業がダイバーシティに取り組むことの意義/差別の入り組んだ構造/違いを仕切る線/平等の意味/人権/構造的力関係の視点
エンパワメントと人権
エンパワメントとは/生きる力のみなもと/外的抑圧と内的抑圧
多様性トライアングル
ビジョン(理念、展望)/ポリシー(法律、規約、施策)/実践(プラクティス)/トライアングルの相互性
●アクティビティ1 多様性トライアングル:グループワーク
●アクティビティ2 多様性トライアングル:機能チェック
文化の意味
比喩の1.文化とは氷山のようなものである/比喩の2.文化とは木のようなものである
第2章 参加型学習の理論と方法
トレーニングとは何か
脱学習のすすめ
多様性受容力
1.気づきのトレーニング/2.知識のトレーニング/3.スキル・トレーニング
トレーニングの4つの要素
Ⅰ.目標(goal)と目的(objective)
アクティビティ 20 ふたつの文化
Ⅱ.構成
討議のファシリテーション6ステップの鍵
経験する/シェアする(わかちあう)/フォーカスする(焦点を絞る)/照合する/適用する/終了する
Ⅲ.行動
座り方
ロールプレイ(役割劇)/モノローグ(独白劇)/ハッスル・ライン/ダイアッド(2人1組)/バズ・セッション/フィッシュ・ボウル/ブレイン・ストーム/スタンド・アップ
Ⅳ.配慮
トレーナーに求められる7条件
1.トレーナー本来の役割を認識していること/2.聴くという姿勢とそのスキル/3.安心な場の保証/4.参加者へのガイドとケア/5.モデリング(例を示す、模範を見せる)/6.立体的な研修をデザインする/7.トレーナー・ファシリテーターに必要な道具をいつも持っていること
トレーナーの7つ道具
1.ダイアッド(2人1組)/2.びん/3.基本ルール/4.簡単なリフレッシュ・ゲーム/5.トーキング・スティックまたはマイクロフォン/6.タイマー/7.簡単な手話表現
実践編
第3章 アイス・ブレーカー
アイス・ブレーカーの役割
アイス・ブレーカーとは/アイス・ブレーカーの前提
●アクティビティ3 他己紹介
●アクティビティ4 わたしのイニシャル
●アクティビティ5 利き手でない手で自分の名前を
●アクティビティ6 あなたに縁のある生き物は?
●アクティビティ7 共通点と違う点
●アクティビティ8 木の葉メッセージ
●アクティビティ9 ボディ・アクションで自己紹介
●アクティビティ10 誰の名札?
●アクティビティ11 名札作り
●アクティビティ12 背中の人物
●アクティビティ13 きうりもみ
●アクティビティ14 ステップ・イン・サークル
●アクティビティ15 キャッチ
●アクティビティ16 負けじゃんけん
●アクティビティ17 人の鏡
●アクティビティ18 ボール投げ
第4章 気づきのトレーニング
気づきのトレーニングの目標
異質な文化に心を開く
●アクティビティ19 わたしの名前
名前は多様性を映す鏡
アメリカの場合/日本の場合
●アクティビティ20 ふたつの文化
●アクティビティ21 わたしの長所・短所
●アクティビティ22 わたしの文化の好きなところ・嫌いなところ
●アクティビティ23 わたしの文化を紹介する
男女の性差について考える
小学6年生の疑問/ジェンダーの視点から歴史をみる
ミレニアル時代のフェミニズム―ビヨンセからプッシー・ライオットまで多様なセレブたちがSNSで男社会を揺さぶる―2019年
第二波フェミニズムの大衆的広がり―1985年 国連世界女性会議 第2回ナイロビ大会/性暴力の告発/『沈黙をやぶって』―日本 1992年/ミレニアル世代のフェミニズム/アニタ・ヒル証言―セクシュアル・ハラスメントの取り組みが広がる(1991年)
●アクティビティ24 「女だから」「男だから」の抑圧
●アクティビティ25 箱くんとお花さん
LGBTQとは
性の多様性/LGBTQへの社会的対応/日本では/LGBTQの人口/LGBTQへの理解を深めるには
●アクティビティ26 同性愛の神話と事実
セクシュアル・ハラスメント防止研修
研修で押さえる要点
●アクティビティ27 セクシュアル・ハラスメント:プレ・クイズ
●アクティビティ28 セクシュアル・ハラスメント認識度
●アクティビティ29 セクシュアル・ハラスメント:ロールプレイ
障害の壁を降ろす
あなたも障害の壁の一部ですか?
●アクティビティ30 ADA(障害のあるアメリカ人法)を知る
●アクティビティ31 有名人クイズ
●アクティビティ32 ディスレキシア(読み書きの困難)
●アクティビティ33 マットの話:隠れた障害のある人
脳神経多様性(Neurodiversity)か自閉症スペクトラムか
ヨーガの効果/自閉症スペクトラム障害への対応/脳神経のありようはさまざま
相模原障害者殺傷事件と一億総活躍国策
相模原障害者殺傷事件/「一億みんないっしょ」幻想/精神障害者への偏見/ゆがんだ承認欲求/エンパワメントと慈しみの遺産
第5章 知識のトレーニング
知識のトレーニングの目標
多文化リテラシー
多文化リテラシーとは/多文化共生の実践/多文化リテラシーを高める最良の方法
●アクティビティ34 プレ・クイズ
●アクティビティ35 動いて選択
●アクティビティ36 マインドマップ
●アクティビティ37 簡易ディベート
●アクティビティ38 本格的ディベート
移民社会日本
●アクティビティ39 在留外国人・多文化国家
多様性社会のコミュニケーション・スキル
率直な自己表現を学ぶ/相撲の親方との出会い/アサーティブな姿勢と行動
第6章 スキル・トレーニング
スキル・トレーニングの目標
スキルの意昧
対人コミュニケーション・スキル
コミュニケーションとは何か
1.物理的ノイズ/2.言葉のノイズ/3.社会的ノイズ/4.心理的・生理的ノイズ
●アクティビティ40 社会的ノイズ
●アクティビティ41 心理的・生理的ノイズ
共感的傾聴
Ⅰ.共感的傾聴の重要性
Ⅱ.「共感」と「同情」「同感」の違い
●アクティビティ42 聴くスキル
Ⅲ.共感的傾聴を構成する3つの傾聴法
1.能動的傾聴/2.反復的傾聴/3.具体的傾聴
ピーストーク
ピーストークのルール
●アクティビティ43 ピーストークのロールプレイ
アサーティブネス・トレーニング
主語を省略しない/アサーティブに語る/率直なコミュニケーション/アサーティブである権利と責任
●アクティビティ44 アサーティブである権利と責任
●アクティビティ45 アサーティブネス:自己診断
●アクティビティ46 肯定メッセージのテープを作る
I(アイ)メッセージの効果
I(アイ)メッセージとは/I(アイ)メッセージはeye(アイ)メッセージ
●アクティビティー47 Iメッセージのロールプレイ
ファシリテーション力―サークルとダイアローグ(対話)をつなげる力
MY TREEペアレンツ・プログラム/家族えん会議/和解と癒し/プロセスワークとワールドワーク
自由の誤訳
●アクティビティ48 多様性社会に求められるリーダーシップ
対話型・ファシリティーション型リーダーシップ
ビジョンとアクション/雁行型リーダーシップ/外的パワーと内的パワー/リーダーの課題/内的パワー/ネットワーキング
10代で飛躍的に伸びるリーダーシップ力
リーダーシップを発揮する機会の提供/生きる方向の舵をとるためのガイド
●アクティビティ49 ダイバーシティ・マネジメント
あとがき
参考図書
著者略歴
森田 ゆり(モリタ ユリ morita yuri)
作家。エンパワメント・センター主宰。元立命館大学客員教授。元カリフォルニア大学主任研究員。
米国と日本で、多様性、虐待・DV防止専門職の研修とプログラム開発に39年携わる。現在も全国で、ダイバーシティ、コーチング、虐待、DV、ヨーガとマインドフルネス瞑想などをテーマに研修活動をしている。2001年に虐待に至った親の回復プログラム「MY TREE」を開発実践し1241人の回復者を出している。2014年にALOHA KIDS YOGA™を開発、虐待や暴力のトラウマを負った子どもと大人のためのヒーリングヨーガを実践。そのリーダーを全国に養成し、アメリカン・ヨガ・アライアンス賞を受賞。第57回保健文化賞、産経児童出版文化賞、朝日ノンフィクション大賞、など受賞歴多数。
主な著書に『虐待・親にもケアを』(築地書館)、『体罰と戦争』(かもがわ出版)、『子どもと暴力』(岩波現代文庫)、『子どもへの性的虐待』(岩波新書)、『ドメスティック・バイオレンス』(小学館文庫)、『聖なる魂』(朝日文庫)、『しつけと体罰』(童話館出版)、『多様性トレーニング・ガイド』『エンパワメントと人権』(解放出版社)ほか多数。
タイトルヨミ
カナ:タヨウセイファシリテーションガイド
ローマ字:tayouseifashiriteeshongaido
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