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2020年7月17日発売

近代セールス社

出版社名ヨミ:キンダイセールスシャ

検査マニュアル廃止後の検査・監督と融資実務

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内容紹介
バブル崩壊後、金融機関の不良債権処理に効果を上げた金融検査マニュアルが、2019年12月に廃止されました。これに伴い、新しいガイドラインといえるデスカッション・ペーパー「検査マニュアル廃止後の融資に関する検査・監督の考え方と進め方」が制定されています。
今後はこの新ガイドラインに基づいて、新しい考え方・手順の検査・監督が金融庁により実施され、各金融機関は適切に対応することが求められます。
そこで本書では、金融検査マニュアルの制定の経緯、廃止までの経緯、金融行政方針・監督指針との関係性、新ガイドラインの内容とポイント、信用格付・償却・引当の見積方法などの融資実務などを解説。金融機関の経営者・社外役員・内部監査部門はもちろん、一般職員も読んでおくべき一冊です。
目次
はじめに

第1章 そもそも金融検査マニュアルとは何だったのか?
◇金融検査マニュアル設定の背景と経緯
◇金融検査マニュアルの役割の変化と弊害
◇金融行政方針・監督指針・金融検査マニュアルの位置付け

第2章 金融検査マニュアルが求めてきたガバナンス態勢
◇ガバナンスのチェックに必要な4つの観点
◇代表取締役・取締役および取締役会による経営管理体制の整備・確立状況
◇内部監査態勢の整備・確立状況
◇監査役・監査役会による監査態勢の整備・確立状況

第3章 検査マニュアル廃止後の「融資に関する検査・監督」の基本的考え方
◇金融検査マニュアルを廃止したのになぜ類似するガイドラインが必要か?
◇金融機関の経営理念・戦略に応じた検査・監督とはどのようなものか?

第4章 引当への反映はどのように行われるのか?
◇形式を重視する債務者区分と不適切な引当が背景となった実情
◇今後、検査・監督を行うに際してどんな視点が求められるか?
◇ディスカッション・ペーパーにおける参考事例から得られる示唆

第5章 融資に関する検査・監督はこれからこう進められる!
◇金融庁における各階層への期待と検査の視点
◇レグテック(RegTech)で検査・監督はこう変わる

おわりに
著者略歴
大野博堂(オオノハクドウ oonohakudou)
NTTデータ経営研究所 パートナー、金融政策コンサルティングユニット長 早稲田大学卒後、NTTデータに入社。大蔵省でマクロ経済分析に従事した後、2006年 からNTTデータ経営研究所。金融政策の調査・分析をはじめとした金融機関向けコンサル ティングのほか、地方創生にも注力し、複数の自治体で政策アドバイザーを務める。 著書に、『AIが変える2025年の銀行業務』(近代セールス刊)、『地域金融機関のための RAF構築』『金融機関のためのサイバーセキュリティとBCPの実務』(いずれも金融財政 事情研究会刊)などがある。 市村雅史(いちむら まさし) NTTデータ経営研究所 金融政策コンサルティングユニット シニアマネージャー 東北大学卒後、NTTに入社。FISCへの出向を経て2008年から2018年まで金融 庁検査局で金融機関向け検査業務に従事。 20018年からNTTデータ経営研究所にて、中央省庁および金融機関向けのコンサルテ ィング業務に従事。
市村雅史(イチムラマサシ ichimuramasashi)
NTTデータ経営研究所 金融政策コンサルティングユニット シニアマネージャー 東北大学卒後、NTTに入社。FISCへの出向を経て2008年から2018年まで金融庁検査局で金融機関向け検査業務に従事。 20018年からNTTデータ経営研究所にて、中央省庁および金融機関向けのコンサルティング業務に従事。
タイトルヨミ
カナ:ケンサマニュアルハイシゴノケンサカントクトユウシジツム
ローマ字:kensamanyuaruhaishigonokensakantokutoyuushijitsumu

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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