近刊検索 デルタ

2018年1月19日発売

慶應義塾大学出版会

出版社名ヨミ:ケイオウギジュクダイガクシュッパンカイ

ロシアの対日政策(上)

帝政ロシアからソ連崩壊まで
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内容紹介
▼スターリンの戦略とは?/戦後対日政策の検証

▼第二次世界大戦後、米国と激しく覇権を競った超大国ソ連。
上巻では、豊富な資料を渉猟し、帝政ロシアからソ連最後のゴルバチョフ政権までの対日政策とその戦略を読み解く。

▼北方領土問題を考えるうえで不可欠な「ヤルタ協定」「ソ連対日参戦」「日ソ共同宣言」「新思考」外交などを取り上げ、帝政ロシアやスターリンの対日政策の成果とソ連歴代政権の対日政策を多角的に再検証し、その核心に迫る。
目次
序 章 ロシア対日政策の分析視角――重層的アプローチをめざして

第1章 帝政ロシアの対日政策――友好・対立・戦争・協商そして同盟へ

第2章 スターリンと日ソ戦争への道――中立から対日参戦へ

第3章 アジアの冷戦とスターリンの対日政策

第4章 フルシチョフの日ソ国交正常化政策と権力闘争

第5章 日米安保条約改定とフルシチョフの現実主義

第6章 米中接近とブレジネフの対日牽制外交

第7章 ゴルバチョフの対日「新思考」外交の中の「旧思考」  

主要参考文献(上)
著者略歴
斎藤 元秀(サイトウ モトヒデ saitou motohide)
1948年函館市生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。 フルブライト全額給費奨学生としてコロンビア大学大学院留学、Ph.D.(国際関係論)取得。杏林大学総合政策学部教授、北海道大学スラブ研究センター客員教授などを歴任。 専攻:国際関係論、ロシア外交 主要業績:『ロシアの外交政策』(勁草書房、2004年)、『テロの時代と新世界秩序』(共編著、時事通信社、2002年)、『危機の朝鮮半島』(共著、慶應義塾大学出版会、2006年)、『ニクソン訪中と冷戦構造の変容――米中接近の衝撃と周辺諸国』(共著、同、 2006年)、Japan’s Foreign Policy after the Cold War: Coping with Change(共著、Armonk: M.E. Sharpe, 1993)、Russia and Asia-Pacific Security(共著、Stockholm: SIPRI, 1999) 、ほか。
タイトルヨミ
カナ:ロシアノタイニチセイサク(ジョウ)
ローマ字:roshianotainichiseisaku(jou)

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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