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定価:2,750円(2,500円+税)
判型:四六
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内容紹介
▼「日本における哲学の父」西周の著作のうち、哲学に関する文章を現代語訳で紹介。
▼収録された6つの論考から、言語や文体をめぐる西の知的格闘のドラマが浮かび上がってくる。
“philosophy”の訳語に「哲学」をあてたことや、日本最初の近代的学術団体・明六社の中心人物として知られる明治期の思想家・西周(にしあまね、1829~97)。
本書は、“philosophy”を「哲学」と訳した最初の文献である「百一新論」、根を同じくする政治と宗教とが西欧においてどのように分かれていったのかを説く「教門論」など、先駆的かつ現在にも通じる著作を、読みやすい日本語で現代によみがえらせる。
▼収録された6つの論考から、言語や文体をめぐる西の知的格闘のドラマが浮かび上がってくる。
“philosophy”の訳語に「哲学」をあてたことや、日本最初の近代的学術団体・明六社の中心人物として知られる明治期の思想家・西周(にしあまね、1829~97)。
本書は、“philosophy”を「哲学」と訳した最初の文献である「百一新論」、根を同じくする政治と宗教とが西欧においてどのように分かれていったのかを説く「教門論」など、先駆的かつ現在にも通じる著作を、読みやすい日本語で現代によみがえらせる。
目次
はじめに
凡例
第1章 徂徠学に対する志向を述べた文
第2章 復某氏書(某氏に復するの書)
第3章 百一新論
第4章 洋字を以て国語を書するの論
第5章 教門論
第6章 人世三宝説
企画者あとがき
凡例
第1章 徂徠学に対する志向を述べた文
第2章 復某氏書(某氏に復するの書)
第3章 百一新論
第4章 洋字を以て国語を書するの論
第5章 教門論
第6章 人世三宝説
企画者あとがき
著者略歴
西 周(ニシ アマネ nishi amane)
1829(文政12)年─(明治30)年。津和野藩御典医の家系に生まれる。幼名は経太郎。藩校養老館で学ぶも、洋学を志し脱藩。その後津田真道らとオランダへの留学を経て、徳川慶喜の側近になる。王政復古後、沼津兵学校の頭取を務めるが、新政府への出仕を命じられ、官僚として近代軍制の整備にあたった。他方で、福澤諭吉や森有礼らとともに明六社に参加し、思想家としても活躍。「哲学」をはじめとして、多くの学術用語を翻訳したことで知られる。東京学士会院会長、元老院議官、貴族院議員等を歴任。主な著書に『百一新論』、「人生三宝説」。訳書に『万国公法』、『利学』など。
菅原 光(スガワラ ヒカル sugawara hikaru)
専修大学法学部教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。専門は日本政治思想史。
相原 耕作(アイハラ コウサク aihara kousaku)
明治大学政治経済学部専任講師。東京都立大学大学院社会科学研究科政治学専攻博士課程単位取得満期退学。博士(政治学)。専門は日本政治思想史。
島田 英明(シマダ ヒデアキ shimada hideaki)
九州大学法学部准教授。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。専門は日本政治思想史。
タイトルヨミ
カナ:ニシアマネ ゲンダイゴヤクセレクション
ローマ字:nishiamane gendaigoyakuserekushon
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