近刊検索 デルタ

2021年5月3日発売

現代企画室

ある無名兵士の変遷

ゲリラ兵、軍人、修道士、そして人類学者へ
インディアス群書
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内容紹介
1980年代前半のペルー、アヤクーチョ地方。 アンデスの貧しい山村に生まれ育った少年は、社会正義の 実現を信じて反政府ゲリラ組織に身を投じた。

ルルヒオ・ガビランは 1983年、12歳で共産主義反政府組織「センデロ・ルミノソ」 にゲリラ兵として加わった。当時、ペルーの山間部で勢力を拡大していたセンデロ・ルミノソだが、やがて政府軍、地元の自警団との激しい暴力の応酬に突入する。 苛酷な戦闘とゲリラ組織上層部から圧迫に疲弊したルルヒオは、とある戦いで捕虜となり、今度はペルー国軍の兵士として 軍人教育を受けて成人することになる。その後、人生の平安を求めて修道院で修行生活を送ったのちに、大学で学びなおし「天職」と見定めた社会人類学徒として、現在は故郷の大学で教鞭をとる。
20世紀の矛盾の渦中を生きのびた同時代人の貴重な証言にして、続く世代に「平和」を遺す願いをこめた胸を打つ自叙伝。
著者略歴
ルルヒオ・ガビラン(ルルヒオ ガビラン ruruhio gabiran)
ペルー、アヤクーチョ生まれ。国立サン・クリストバル・ワマンガ 大学社会科学部社会人類学科卒業。フォード財団の奨学金を得て、 メキシコのイベロアメリカーナ大学社会人類学科修士課程へ入学。 同大学にて社会人類学修士号および博士号を取得。現在は国立サン・クリストバル・ワマンガ大学同学科にて教師を務める。研究テーマ は、先住民アイデンティティ、政治人類学、暴力、移民および都市 の変遷など。2019年に、少年兵として軍隊に入隊していたころの 経験をさらに詳細にまとめた『ショウグン中尉への手紙』を出版。
黒宮亜紀(クロミヤアキ kuromiyaaki)
タイトルヨミ
カナ:アルムメイヘイシノヘンセン
ローマ字:arumumeiheishinohensen

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現代企画室の既刊から
ルルヒオ・ガビラン/著 黒宮亜紀/訳
笹久保伸/著
もうすぐ発売(1週間以内)
みらいパブリッシング:北山建穂 
講談社:堂場瞬一 
文藝春秋:堂場瞬一 
講談社:はっとりひろき 
東洋経済新報社:山脇秀樹 
講談社:谷口雅美 あわい 

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