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定価:2,750円(2,500円+税)
判型:四六
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内容紹介
歳月は蜜であったろ厳かな罰であったよ 雲ながれゆく
「天河庭園」、どのような場所、何を指してのそれであろうか。もしかしたらそれは、漆黒の闇の天空をのびやかに彩る、しなやかな女体であるのかもしれない。いや、おそらくそうであろう。
私は、『天河庭園集』一巻を編むことによって、岡井隆後半の長大な旅立ちの餞としたのである。長く交友は絶えていたが、訃報に接するや旧懐の情おさえがたく、第33歌集を「天河庭園の夜」と名付け、わが「IF」同人岡井隆への追悼の辞とした。(本歌集収録論考「曇り日の秋田を発ちて」より)
2020年、前衛歌人・岡井隆が没した。岡井隆、寺山修司、吉本隆明、冨士田元彦、小野茂樹、岸上大作、桶本欣吾……叛逆の時代を共に生きた者たちへ捧げる第33歌集。
「天河庭園」、どのような場所、何を指してのそれであろうか。もしかしたらそれは、漆黒の闇の天空をのびやかに彩る、しなやかな女体であるのかもしれない。いや、おそらくそうであろう。
私は、『天河庭園集』一巻を編むことによって、岡井隆後半の長大な旅立ちの餞としたのである。長く交友は絶えていたが、訃報に接するや旧懐の情おさえがたく、第33歌集を「天河庭園の夜」と名付け、わが「IF」同人岡井隆への追悼の辞とした。(本歌集収録論考「曇り日の秋田を発ちて」より)
2020年、前衛歌人・岡井隆が没した。岡井隆、寺山修司、吉本隆明、冨士田元彦、小野茂樹、岸上大作、桶本欣吾……叛逆の時代を共に生きた者たちへ捧げる第33歌集。
目次
Ⅰ
天河庭園の夜
月光の坂
Ⅱ
オルフェウスの歌
世界は花の
とわの宴
Ⅲ
追憶の川
赤いサンダルの歌
把手
Ⅳ
岸上大作の墓
絶筆
曇り日の秋田を発ちて ─ 岡井隆第五歌集『天河庭園集』の後先
跋
天河庭園の夜
月光の坂
Ⅱ
オルフェウスの歌
世界は花の
とわの宴
Ⅲ
追憶の川
赤いサンダルの歌
把手
Ⅳ
岸上大作の墓
絶筆
曇り日の秋田を発ちて ─ 岡井隆第五歌集『天河庭園集』の後先
跋
著者略歴
福島 泰樹(フクシマ ヤスキ fukushima yasuki)
1943 年 3月、東京市下谷區に最後の東京市民として生まれる。早稲田大学文 学部卒。1969 年秋、歌集『バリケード・一九六六年二月』でデビュー、「短歌 絶叫コンサート」を創出、朗読ブームの火付け役を果たす。以後、世界の各地 で朗読。全国 1600ステージをこなす。単行歌集 33 冊の他、『福島泰樹歌集』(国文社)、『福島泰樹全歌集』(河出書房新社 )、『完本 中也断唱』(思潮社)、評論集『追憶の風景』(晶文社)、『日蓮紀行』(大法輪閣)、DVD『福 島泰樹短歌絶叫コンサート総集編 遙かなる友へ』(クエスト)、CD『短歌絶叫 遙かなる朋へ 』(人間社)など著作多数。毎月10日、東京吉祥寺「曼荼羅」での月例短歌絶叫コンサートも36 年目を迎えた。
タイトルヨミ
カナ:アマノガワテイエンノヨル
ローマ字:amanogawateiennoyoru
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