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定価:2,200円(2,000円+税)
判型:四六
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内容紹介
文学で読む、戦後女性の労働史
女中という仕事は、大正後期から昭和線前期にかけて最盛期をむかえ、1970年以降、高度経済成長期に姿をけした。
本書は、一般家庭に住み込みで働いていた「ねえや」、若い独身女性たちが登場する小説作品をあつめた、「女中文学」アンソロジーである。
小説に描かれた女中像に、戦後の女性の労働のあり方や、高度経済成長をささえた若い女性たちの姿を読むことができる。
女中という仕事は、大正後期から昭和線前期にかけて最盛期をむかえ、1970年以降、高度経済成長期に姿をけした。
本書は、一般家庭に住み込みで働いていた「ねえや」、若い独身女性たちが登場する小説作品をあつめた、「女中文学」アンソロジーである。
小説に描かれた女中像に、戦後の女性の労働のあり方や、高度経済成長をささえた若い女性たちの姿を読むことができる。
目次
由起しげ子「女中ッ子」
志賀直哉 「佐々木の場合 亡き夏目先生に捧ぐ」
太宰治「黄金風景」
李泰俊「ねえやさん」
大岡昇平「女中の子」
三島由紀夫「離宮の松」
林房雄「女中の青春」
深沢七郎「女中ボンジョン」
水上勉「ボコイの浜なす」
小島政二郎「焼鳥屋」
解説 阪本博志「小説に描かれた女中像を読み解く」
志賀直哉 「佐々木の場合 亡き夏目先生に捧ぐ」
太宰治「黄金風景」
李泰俊「ねえやさん」
大岡昇平「女中の子」
三島由紀夫「離宮の松」
林房雄「女中の青春」
深沢七郎「女中ボンジョン」
水上勉「ボコイの浜なす」
小島政二郎「焼鳥屋」
解説 阪本博志「小説に描かれた女中像を読み解く」
著者略歴
阪本博志(サカモトヒロシ sakamotohiroshi)
帝京大学文学部社会学科教授。専門は社会学・メディア史・出版文化論。
主な著書に『『平凡』の時代―1950年代の大衆娯楽雑誌と若者たち』(昭和堂、2008年、第30回日本出版学会賞奨励賞・第18回橋本峰雄賞)、『大宅壮一の「戦後」』(人文書院、2019年)『江戸川乱歩大事典』(落合教幸・藤井淑禎・渡辺憲司との共編、勉誠出版、2021年)などがある。
タイトルヨミ
カナ:シリーズカミツブテ ジョチュウ
ローマ字:shiriizukamitsubute jochuu
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