近刊検索 デルタ

2022年10月31日発売

皓星社

出版社名ヨミ:コウセイシャ

シリーズ紙礫16女中

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内容紹介
文学で読む、戦後女性の労働史

女中という仕事は、大正後期から昭和線前期にかけて最盛期をむかえ、1970年以降、高度経済成長期に姿をけした。
本書は、一般家庭に住み込みで働いていた「ねえや」、若い独身女性たちが登場する小説作品をあつめた、「女中文学」アンソロジーである。
小説に描かれた女中像に、戦後の女性の労働のあり方や、高度経済成長をささえた若い女性たちの姿を読むことができる。
目次
由起しげ子「女中ッ子」
志賀直哉 「佐々木の場合 亡き夏目先生に捧ぐ」
太宰治「黄金風景」
李泰俊「ねえやさん」
大岡昇平「女中の子」
三島由紀夫「離宮の松」
林房雄「女中の青春」
深沢七郎「女中ボンジョン」
水上勉「ボコイの浜なす」
小島政二郎「焼鳥屋」
解説  阪本博志「小説に描かれた女中像を読み解く」
著者略歴
阪本博志(サカモトヒロシ sakamotohiroshi)
帝京大学文学部社会学科教授。専門は社会学・メディア史・出版文化論。 主な著書に『『平凡』の時代―1950年代の大衆娯楽雑誌と若者たち』(昭和堂、2008年、第30回日本出版学会賞奨励賞・第18回橋本峰雄賞)、『大宅壮一の「戦後」』(人文書院、2019年)『江戸川乱歩大事典』(落合教幸・藤井淑禎・渡辺憲司との共編、勉誠出版、2021年)などがある。
タイトルヨミ
カナ:シリーズカミツブテ ジョチュウ
ローマ字:shiriizukamitsubute jochuu

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