近刊検索 デルタ

2016年3月30日発売

彩流社

出版社名ヨミ:サイリュウシャ

公民権運動の歩兵たち

黒人差別と闘った白人女子学生の日記
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内容紹介
黒人の自由のために闘った、ユダヤ人女子大生の奮闘日記!

1965 年の夏休み。
当時、大学一年生だったリン・ゴールドスミスは、
キング牧師が議長を務める「南部キリスト教指導者会議」の
運動員として、黒人に市民権と政治について教え、
有権者として登録させる活動に参加した。

警察からの暴力、留置所への投獄、白人からの脅迫――
彼女の日記には、危険と隣合わせの状況にありながらも、
強い問題意識と行動力で黒人たちの自由を勝ち取っていく
公民権運動の「歩兵」とも言うべき姿が描かれていた。

著者による歴史的・社会的背景の解説に加え、
リン・ゴールドスミスの日記全文の翻訳を収録。
無名の学生公民権活動家の現実が綴られた一冊!
目次
第一部 
公民権運動の歩兵たち
――SCOPE 計画、ユダヤ人、ブランダイス大学

(1)公民権運動の「失われた章」
(2)ミシシッピ・フリーダム・サマーからセルマへ
   ――投票権法の成立に向けて
(3)SCOPE 計画の始動
(4)ブランダイス大学と公民権運動
(5)ユダヤ人と公民権運動
(6)リン・ゴールドスミスの生い立ちと日記の概要

第二部 
リン・ゴールドスミスの日記、一九六五年夏

訳出にあたって
(1)初めての南部
   ――アトランタからコロンビアへ
(2)カルフーン郡での生活
(3)有権者登録日と逮捕されたリン
(4)SCLC 年次大会とバーミンガムへの旅
(5)揺れるカルフーン郡

……他
著者略歴
北 美幸(キタ ミユキ kita miyuki)
1972 年、福岡県生まれ。 お茶の水女子大学文教育学部外国文学科 英文学英語学専攻卒業。日本学術振興会特別研究員(DC 1)、 メリーランド大学大学院留学を経て、 九州大学大学院比較社会文化研究科博士後期課程単位取得退学。 博士(比較社会文化)。ニューヨーク大学(2011 年)、 ブランダイス大学(2012 ~ 2013 年)にてフルブライト研究員。 現在、北九州市立大学外国語学部国際関係学科准教授。 主要著作: 『半開きの〈黄金の扉〉――アメリカ・ユダヤ人と高等教育』 法政大学出版局、2009 年、 “Breaking the ‘Gentleman’s Agreement’: Jews and the 1945 New York Fair Employment Practices Act,” Fruma Mohrer and Ettie Goldwasser eds., New York and the American Jewish CommunalExperience (New York: YIVO Institute for Jewish Research, 2013)、 「アメリカ・ユダヤ人とブランダイス大学―― 「社会的正義」のホームとしての可能性」『地域研究』 (京都大学地域研究統合情報センター)、 第14 巻第2 号(2014 年3 月)。
タイトルヨミ
カナ:コウミンケンウンドウノホヘイタチ
ローマ字:kouminkenundounohoheitachi

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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