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定価:2,530円(2,300円+税)
判型:A5
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内容紹介
戦後、ソ連軍の捕虜となって極寒の地で過酷な労働を強いられ
60万人もの日本人が連行された歴史。
胸に突き刺さるような87枚の油絵と体験記で
体験者が次の世代に伝えるメッセージとは。オールカラー!
友よ、答えてくれ! お前の家族に何と伝えればよいのか!
(極寒の埋葬)
馬も大粒の涙を流して死んでいった。そして代わりに人がソリを引く
(人間馬そり)
「働け!早く」凍結した土はコンクリートのように固い
(赤軍兵舎の水道工事)
60万人もの日本人が連行された歴史。
胸に突き刺さるような87枚の油絵と体験記で
体験者が次の世代に伝えるメッセージとは。オールカラー!
友よ、答えてくれ! お前の家族に何と伝えればよいのか!
(極寒の埋葬)
馬も大粒の涙を流して死んでいった。そして代わりに人がソリを引く
(人間馬そり)
「働け!早く」凍結した土はコンクリートのように固い
(赤軍兵舎の水道工事)
著者略歴
勇崎 作衛(ユウザキ サクエイ yuuzaki sakuei)
ゆうざき・さくえい
◉シベリア抑留者で画家。1923年富山県生まれ。
22歳で満州で捕虜となり、3年間の収容所暮らしを送り
引き揚げ。復員後は、東京で家具商を営みながら、
記憶を頼りにシベリアの体験をスケッチで再現していった。
65歳からは油絵を始め、その後20年近くにわたり
シベリア抑留体験の作品を描き続ける。
全国各地で展覧会を
行い、本書に掲載した87枚の作品群やスケッチを発表。
2005年秋には「NNNドキュメント」で「八十八枚のシベリア」
として放送され話題を呼んだ。
2011年死去。
石黒 謙吾(イシグロ ケンゴ ishiguro kengo)
いしぐろ・けんご
◉著述家。1961年金沢市生まれ。叔父がシベリア抑留体験者。
映画化された『盲導犬クイールの一生』(文藝春秋)をはじめ、
『2択思考』(マガジンハウス)、
『分類脳で地アタマが良くなる』(KADOKAWA)、
『7つの動詞で自分を動かす』(実業之日本社)、
短編集 『犬がいたから』(集英社)など著書多数。
編集者としても『日本は、』(G・D グリーンバーグ/彩流社)、
『ナガオカケンメイの考え』(ナガオカケンメイ/新潮社)、
『読む餃子』(パラダイス山元/新潮社)など、
手がけた書籍は200冊以上。
タイトルヨミ
カナ:シベリアヨクリュウ カイガガキロクシタイノチトソンゲン
ローマ字:shiberiayokuryuu kaigagakirokushitainochitosongen
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。
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