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定価:1,980円(1,800円+税)
判型:四六
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内容紹介
高齢化社会、AIの時代のための生き方指南。
これから人生百歳の時代を迎える。
第一線を退いたあと30〜40年の「余生」を
どう過ごすのかは、本人にとってだけでなく、
家族はもちろん、地域社会、国家にとっても大きな課題。
日本は2030年には国民の三分の一が高齢者になり、
その後も高齢化はますます進行していく時代だからこそ、
AIの時代を前向きに捉える必要がある。
AIの時代、「余剰人員」や「人生の自由時間」が増えるため、
「働く」ことの意味自体を改めて問い直す必要がある。
「現・資本主義」社会が陥っている
この閉塞状況から脱却するには原点回帰するしかない!
資本主義の原点、それは
「人間の生活文化をより豊かに発展向上させること」にある。
「いのちの輝き」の回復、そして、個々人の「悦ばしい生活」
「楽しい生き方」、すなわち“ジョイフルビーイング”の
再構築が必要。
元住友銀行専務取締役、日本総合研究所所長、
大妻学院理事長などを歴任した識者が語る
これからの輝く生き方とは?
これから人生百歳の時代を迎える。
第一線を退いたあと30〜40年の「余生」を
どう過ごすのかは、本人にとってだけでなく、
家族はもちろん、地域社会、国家にとっても大きな課題。
日本は2030年には国民の三分の一が高齢者になり、
その後も高齢化はますます進行していく時代だからこそ、
AIの時代を前向きに捉える必要がある。
AIの時代、「余剰人員」や「人生の自由時間」が増えるため、
「働く」ことの意味自体を改めて問い直す必要がある。
「現・資本主義」社会が陥っている
この閉塞状況から脱却するには原点回帰するしかない!
資本主義の原点、それは
「人間の生活文化をより豊かに発展向上させること」にある。
「いのちの輝き」の回復、そして、個々人の「悦ばしい生活」
「楽しい生き方」、すなわち“ジョイフルビーイング”の
再構築が必要。
元住友銀行専務取締役、日本総合研究所所長、
大妻学院理事長などを歴任した識者が語る
これからの輝く生き方とは?
目次
[Ⅰ]AIによって何がどう変わるか
機械的大量生産システムはソーシャルキャピタル化し、
そこでは「仕事」は公的サービスに近いものとなり、
官僚制的な「階層制」が新たな問題となる。
[Ⅱ]新たな事業機会・形態が生まれる
モジュール化された個人(およびグループ)の
ネットワークが事業主体となり、
規格品に代わってプライベート仕様の
オーダーメイド商品・サービス事業が発展する。
[Ⅲ]新・資本主義のフィールド
「市場」に代わって「生活圏」(家族生活圏、
地域生活圏、組織生活圏(NPOなども含まれる)、
仲間生活圏、およびそれらが複合化された公共生活圏)
が「新・資本主義」の機能する主たるフィールドとなる。
《補注1》「生活圏」を生きる
[Ⅳ]「関係的自立」=「自立的関係」という生き方
「新・資本主義」の主たるフィールドが「公共生活圏」へと
シフトするにつれて、そこでは「関係性」と「自立性」の
バランスがとれた、「関係的自立」=「自立的関係」という
生き方が求められる。AIがそれをサポートする。
[Ⅴ]「伝統文化」が付加価値の源泉となる
「資本主義」は「伝統文化」に根差した「文化資本主義」へ
と文明史的転回を遂げる。「伝統文化」の特性を活かした
AIシステムが構築されれば、
それによって「文化資本主義」にはさらなる発展が
期待できる。
[Ⅵ]日常における「美」の追求
「文化資本主義」のもとでは「身心の健康」をベースに
した「身体総合美学」「生活総合美学」が目指され、
それに関わる事業機会が新たに生まれる。
《補注2》大妻コタカの「生活美学」
機械的大量生産システムはソーシャルキャピタル化し、
そこでは「仕事」は公的サービスに近いものとなり、
官僚制的な「階層制」が新たな問題となる。
[Ⅱ]新たな事業機会・形態が生まれる
モジュール化された個人(およびグループ)の
ネットワークが事業主体となり、
規格品に代わってプライベート仕様の
オーダーメイド商品・サービス事業が発展する。
[Ⅲ]新・資本主義のフィールド
「市場」に代わって「生活圏」(家族生活圏、
地域生活圏、組織生活圏(NPOなども含まれる)、
仲間生活圏、およびそれらが複合化された公共生活圏)
が「新・資本主義」の機能する主たるフィールドとなる。
《補注1》「生活圏」を生きる
[Ⅳ]「関係的自立」=「自立的関係」という生き方
「新・資本主義」の主たるフィールドが「公共生活圏」へと
シフトするにつれて、そこでは「関係性」と「自立性」の
バランスがとれた、「関係的自立」=「自立的関係」という
生き方が求められる。AIがそれをサポートする。
[Ⅴ]「伝統文化」が付加価値の源泉となる
「資本主義」は「伝統文化」に根差した「文化資本主義」へ
と文明史的転回を遂げる。「伝統文化」の特性を活かした
AIシステムが構築されれば、
それによって「文化資本主義」にはさらなる発展が
期待できる。
[Ⅵ]日常における「美」の追求
「文化資本主義」のもとでは「身心の健康」をベースに
した「身体総合美学」「生活総合美学」が目指され、
それに関わる事業機会が新たに生まれる。
《補注2》大妻コタカの「生活美学」
著者略歴
花村 邦昭(ハナムラ クニアキ hanamura kuniaki)
はなむら・くにあき
学校法人大妻学院 顧問。
1933年、福岡県生まれ。東京大学経済学部卒業。
(株) 住友銀行(現三井住友銀行) 専務取締役を経て、
1991年、(株) 日本総合研究所社長に就任。
会長を経て現在同社特別顧問。
2007年、学校法人大妻学院常任理事を経て、
2008年、理事長に就任、
2016年、学長を兼任、2017年より現職。
タイトルヨミ
カナ:エイアイ ガヒラクシンシホンシュギ
ローマ字:eiai gahirakushinshihonshugi
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