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2018年2月13日発売

彩流社

出版社名ヨミ:サイリュウシャ

AIが開く新・資本主義

ジョイフルビーイング・スタディーズ
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内容紹介
高齢化社会、AIの時代のための生き方指南。

これから人生百歳の時代を迎える。
第一線を退いたあと30〜40年の「余生」を
どう過ごすのかは、本人にとってだけでなく、
家族はもちろん、地域社会、国家にとっても大きな課題。

日本は2030年には国民の三分の一が高齢者になり、
その後も高齢化はますます進行していく時代だからこそ、
AIの時代を前向きに捉える必要がある。

AIの時代、「余剰人員」や「人生の自由時間」が増えるため、
「働く」ことの意味自体を改めて問い直す必要がある。
「現・資本主義」社会が陥っている
この閉塞状況から脱却するには原点回帰するしかない! 
資本主義の原点、それは
「人間の生活文化をより豊かに発展向上させること」にある。
「いのちの輝き」の回復、そして、個々人の「悦ばしい生活」
「楽しい生き方」、すなわち“ジョイフルビーイング”の
再構築が必要。

元住友銀行専務取締役、日本総合研究所所長、
大妻学院理事長などを歴任した識者が語る
これからの輝く生き方とは?
目次
[Ⅰ]AIによって何がどう変わるか

機械的大量生産システムはソーシャルキャピタル化し、
そこでは「仕事」は公的サービスに近いものとなり、
官僚制的な「階層制」が新たな問題となる。

[Ⅱ]新たな事業機会・形態が生まれる

モジュール化された個人(およびグループ)の
ネットワークが事業主体となり、
規格品に代わってプライベート仕様の
オーダーメイド商品・サービス事業が発展する。

[Ⅲ]新・資本主義のフィールド

「市場」に代わって「生活圏」(家族生活圏、
地域生活圏、組織生活圏(NPOなども含まれる)、
仲間生活圏、およびそれらが複合化された公共生活圏)
が「新・資本主義」の機能する主たるフィールドとなる。

《補注1》「生活圏」を生きる

[Ⅳ]「関係的自立」=「自立的関係」という生き方

「新・資本主義」の主たるフィールドが「公共生活圏」へと
シフトするにつれて、そこでは「関係性」と「自立性」の
バランスがとれた、「関係的自立」=「自立的関係」という
生き方が求められる。AIがそれをサポートする。

[Ⅴ]「伝統文化」が付加価値の源泉となる

「資本主義」は「伝統文化」に根差した「文化資本主義」へ
と文明史的転回を遂げる。「伝統文化」の特性を活かした
AIシステムが構築されれば、
それによって「文化資本主義」にはさらなる発展が
期待できる。

[Ⅵ]日常における「美」の追求

「文化資本主義」のもとでは「身心の健康」をベースに
した「身体総合美学」「生活総合美学」が目指され、
それに関わる事業機会が新たに生まれる。

《補注2》大妻コタカの「生活美学」
著者略歴
花村 邦昭(ハナムラ クニアキ hanamura kuniaki)
はなむら・くにあき 学校法人大妻学院 顧問。 1933年、福岡県生まれ。東京大学経済学部卒業。 (株) 住友銀行(現三井住友銀行) 専務取締役を経て、 1991年、(株) 日本総合研究所社長に就任。 会長を経て現在同社特別顧問。 2007年、学校法人大妻学院常任理事を経て、 2008年、理事長に就任、 2016年、学長を兼任、2017年より現職。
タイトルヨミ
カナ:エイアイ ガヒラクシンシホンシュギ
ローマ字:eiai gahirakushinshihonshugi

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