近刊検索 デルタ

2021年2月26日発売

彩流社

出版社名ヨミ:サイリュウシャ

国際政治のなかの中南米史

実体験を通してリアリズムで読む
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
本書は、アメリカ大陸の「発見」から現代までの中南米通史である。
先行研究を網羅的に渉猟し、テーマによってはかなり詳しく史実を
説明した。また、「歴史ナラティブ」の語り口ではなく、歴史の底流に
ある「歴史のロジック」をリアリズムで語ることに重点を置いたものと
なっている。植民地時代以来の宗教、カトリックの影響にも気を配った。
これらは全て、外務省で現場に長くいた者が持つ問題意識であり、
研究者にはガイドブックとしても使える書である。
目次
序章  本書の切り口の説明
第一章 植民地時代の中南米
第二章 中南米諸国の独立
第三章 国際政治から見た独立
第四章 十九世紀、波乱の中南米政治
第五章 米帝国主義と民衆の政治参加
第六章 冷戦構造に組み込まれる米州
第七章 権威主義体制と人権の問題
第八章 民政化と中米紛争の八○年代
第九章 冷戦後の混沌とする中南米
終章  歴史と地理から見る中南米
著者略歴
渡邉 利夫(ワタナベトシオ watanabetoshio)
1948年、生れ。 1970年、南山大学卒業。 71-3年、スペインのサラゴサ大学、セビリア大学留学。 1986年、米国ジョンズ・ホプキンス高等国際問題大学院留学。 1970年4月、外務省に入省。中南米局を中心に本省の各課で勤務した他、 スペイン、ペルー、ボリビア、コスタリカ及びエル・サルバドルの各大使館、 マイアミ総領事館、ドミニカ共和国及びペルー大使館に勤務した後、 2007年、ブラジルのレシフェ総領事、 2010年、ボリビア日本国大使(2012年10月退官)。その他、 1994年、日本政府がエル・サルバドルに派遣した国連平和維持活動PKO 選挙監視団の隊長を務める。 2013年4月、駒沢女子大学非常勤講師(2015年3月退職)、南山大学非常勤 講師(2017年度まで)。
タイトルヨミ
カナ:コクサイセイジノナカノチュウナンベイシ
ローマ字:kokusaiseijinonakanochuunanbeishi

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

【AD】
今、注目すべき第三書館の本
シネシネナンデダ日記
本物の狂気はあんまり格好よくないです(著者)

-- 広告 -- AD --

もうすぐ発売(1週間以内)

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。