近刊検索 デルタ

2019年6月10日発売

ふらんす堂

出版社名ヨミ:フランスドウ

子らのゐて

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内容紹介
◆第一句集
三十歳で途切れてしまった
長男のアルバム。
その思い出と
それからの母の思いを
残したいと思い立って
編まれた句集。
小児精神科医として
俳句作者として
喪失感と虚無感から
立ち直る力を与えられたのは
新たな幼い命だった。
(帯・西村和子)

◆西村和子抄出
振り向けば雪嶺がまた別の顔
凧揚げて売りて故宮の秋日和
秋晴も秋風もガラスの向かう
屋根掴む氷柱魔王の指のごとし
冬の朝遺品の時計遅れ気味
雪片のとどまらず時とどまらず
炬燵から出よとばかりに電話鳴り
子らのゐし葡萄の粒のやうな日々
月朧ろ天上の子と酌み交はす
産み月の威風堂々嫁小春
著者略歴
御子柴明子( )
1945年 疎開先の甲府市にて出生 1969年 慶應義塾大学医学部卒業 1993年6月~1998年3月 慶應義塾中等部校医 この頃行方克巳氏を中心とした職場句会「よひらの会」で俳句を始める。 1998年 「知音」入会 行方克巳・西村和子両氏に師事 2000年 三鷹市にてみこしばクリニック開院(精神科・小児科) 現在に至る。
タイトルヨミ
カナ:
ローマ字:

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