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定価:2,970円(2,700円+税)
判型:四六
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内容紹介
◆第三句集
渡辺鮎太とは「人恋しさ」を五・七・五の古来からのリズムに載せて詠う、センチメンタリストといえよう。
(帯)
◆自選十句
金銀はかく使ふべし春の海
ものの芽に持ち上げられし雲母かな
蟇で御座る雨の夕べが好きで御座る
溝浚へかうして老ゆるものなのか
川床料理女将の顔の長きこと
桃配山のふもとの白日傘
空蝉に水を注いでゐる子かな *蝉=正字
ほつぺたの西瓜の種を取つてやる
花背なるあなももいろの時雨かな
冷えびえとまこと大黒柱かな
渡辺鮎太とは「人恋しさ」を五・七・五の古来からのリズムに載せて詠う、センチメンタリストといえよう。
(帯)
◆自選十句
金銀はかく使ふべし春の海
ものの芽に持ち上げられし雲母かな
蟇で御座る雨の夕べが好きで御座る
溝浚へかうして老ゆるものなのか
川床料理女将の顔の長きこと
桃配山のふもとの白日傘
空蝉に水を注いでゐる子かな *蝉=正字
ほつぺたの西瓜の種を取つてやる
花背なるあなももいろの時雨かな
冷えびえとまこと大黒柱かな
著者略歴
渡辺鮎太(ワタナベアユタ watanabeayuta)
タイトルヨミ
カナ:ヒキ
ローマ字:hiki
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