近刊検索 デルタ

2024年6月24日発売

ふらんす堂

出版社名ヨミ:フランスドウ

静涵

句集
句集
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
◆日中対訳最新句集

黄河秋声その漣のその延々

中国の豪胆と
日本の繊細、
董振華氏の俳句は
その幸福な結婚である。

長谷川櫂

●長谷川櫂抄出十二句
鷺一羽その全景の晩夏なり
黄河秋声その漣のその延々
十二星座いささか匂う柚子の花
夏の鹿白雲一朶ほどのピュア
満山の霧氷の白を一会とす 
荘子佇みひととき花のふぶきけり
世の鬩ぎかまわず春の往かんとす
憂国われら杜甫に似て杜甫とならず
一月の夫婦の守る山廬かな
秋天や黄河一面に横たわる
空をゆく天馬のように秋思かな
無と思うほどの水色初明かり
著者略歴
董 振華(トウシンカ toushinka)
1972年生まれ、中国北京出身。 北京第二外国語大学日本語学科卒業後、中日友好協会に就職。同協会理事、中国漢俳学会副秘書長等を歴任。早稲田大学国際関係学修士、東京農業大学農業経済学博士。 1996年慶應義塾大学留学中、金子兜太について俳句を学び始める。 句集に『揺籃』『年軽的足跡』『出雲驛站』『聊楽』等。訳書に『金子兜太俳句選譯』『黒田杏子俳句選譯』『特魯克島的夏天』『中国的地震予報』(合訳)等。 編著書に『語りたい兜太 伝えたい兜太─ 13人の証言』、『兜太を語る─ 海程15人と共 に』等。 現在、「聊楽句会」代表、「海原」同人。現代俳句協会評議員、日本中国文化交流協会会員。
タイトルヨミ
カナ:セイカン
ローマ字:seikan

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

【AD】
今、注目すべき第三書館の本
ザ・殺人術
人の殺し方を本にしていいのか

-- 広告 -- AD --

董 振華 最近の著作
もうすぐ発売(1週間以内)
新着:ランダム(5日以内)

>> もっと見る

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。