近刊検索 デルタ

2020年6月23日発売

青弓社

批判的思考力を育てる学校図書館

付:図書館利用記録とプライバシー
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内容紹介
子どもが成長する権利を日常的に支える教育環境であり学校社会のセーフティーネットでもある学校図書館を使って批判的な思考力を身に付ける重要性を示す。さらに、捜査機関からの利用記録の照会への図書館の対応と利用者のプライバシーをめぐる論考を付す。
目次
はじめに

第1章 「あたりまえのことが曲者だよ」、コペル君――批判的思考力を育てる学校図書館
 1 『君たちはどう生きるか』
 2 「自ら考え自ら判断する」
 3 「生きる力」と学校図書館
 4 批判的思考力を支える条件

第2章 子どもを育てる読書の「力」――読書は子どもの「栄養素」
 1 読書は成長への「螺旋階段」
 2 読書の最大の魅力、それは「楽しみ」
 3 「想像力」を高める読書の世界
 4 「自己形成」を促す読書の力
 5 コペル君と「自己形成」
 6 情報入手の手段としての読書

第3章 「健全な教養」って何だろう――学校図書館法第二条の「健全な教養」概念を考える
 1 「学校図書館法の目的」規定
 2 「教養の向上」――学校図書館法の提案理由
 3 「児童又は生徒の健全な教養を育成する」の意義
 4 「教養」概念の歴史性と時代性
 5 「健全な教養」を考える
 6 「健全な教養の育成」と選書

第4章 図書館利用記録とプライバシー――刑事訴訟法第百九十七条第二項に関連して
 1 図書館利用記録の捜査機関への提供
 2 「捜査関係事項照会書」と図書館の貸出記録
 3 刑事訴訟法第百九十七条第二項について
 4 刑事訴訟法第百九十七条第二項――プライバシー権との関連
 5 刑事訴訟法第百九十七条第二項――「守秘義務」との関連
 6 個人情報保護条例と「貸出記録」――各自治体の対応事例
 7 「貸出記録」と照会
 8 令状捜査について
 9 「北海道新聞」「苫小牧民報」のその後
 10 国民主権・民主主義とプライバシー
著者略歴
渡邊 重夫(ワタナベ シゲオ watanabe shigeo)
北海道学芸大学(現・北海道教育大学)札幌校卒業。藤女子大学教授を経て、現在は全国SLA学校図書館スーパーバイザー。日本図書館情報学会会員、日本図書館研究会会員。学校図書館賞受賞(2019年、全国学校図書館協議会)。著書に『子どもの人権と学校図書館』『学校図書館の対話力――子ども・本・自由』『司書教諭という仕事』『図書館の自由と知る権利』(いずれも青弓社)、『学校図書館の可能性――自ら考え、判断できる子どもを育てる』(全国学校図書館協議会)、『学びと育ちを支える学校図書館』『学校図書館の力――司書教諭のための11章』『学校図書館概論』(いずれも勉誠出版)など。
タイトルヨミ
カナ:ヒハンテキシコウリョクヲソダテルガッコウトショカン
ローマ字:hihantekishikouryokuosodaterugakkoutoshokan

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