近刊検索 デルタ

2016年4月17日発売

青弓社

出版社名ヨミ:セイキュウシャ

アガンベンの名を借りて

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内容紹介
アガンベンの著書を翻訳して広く紹介している第一人者の論文や訳書の解題、書評、発表、コメント、スピーチなどを集成した、アガンベンの思想の核を理解する入門書であり、同時に、その思考を借りて現代の文化や政治を考えるための最良の哲学レッスンの書。
目次
はじめに

「収容所時代」の生政治を問う――ジョルジョ・アガンベンの政治哲学(二〇〇〇年)
  『人権の彼方に』翻訳者後書き(二〇〇〇年)
  『ホモ・サケル』翻訳者後書き(二〇〇三年)
  デリダ『獣と主権者[Ⅰ]』に対するコメント(二〇一五年)

ジョルジョ・アガンベンの政治的思考――『人権の彼方に』から出発して(二〇〇〇年)
  「思考の終わり」翻訳者解題(二〇〇六年)
  「もの自体」翻訳者解題(二〇〇六年)
  アレックス・マリー『ジョルジョ・アガンベン』翻訳者後書き(二〇一四年)

その他の人々を見抜く方法――ジョルジョ・アガンベンと藤子・F・不二雄(二〇〇四年)

バートルビーの謎(二〇〇五年)
  デリダとバートルビー(二〇〇四年)

マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの時間(二〇〇六年)

剥き出しの生と欲望する機械――ドゥルーズを通して見るアガンベン(二〇〇八年)
  「装置(ルビ:ディスポジティフ)とは何か?」翻訳者解題(二〇〇六年)
  ドゥルーズのイロハ(二〇〇七年)

フーコーとアガンベン――奇妙な文献学者の系譜(二〇〇八年)
  『思考の潜勢力』翻訳者後書き(二〇〇九年)
  『王国と栄光』翻訳者後書き(二〇一〇年)

アガンベンとイメージ――『ニンファ その他のイメージ論』への解説(二〇一五年)
  「ギー・ドゥボールの映画」翻訳者解題(二〇〇二年)
  「記憶の及ばないイメージ」翻訳者解題(二〇〇六年)

『ホモ・サケル』、『例外状態』、新安保法制(二〇一五年)
  学生たちに(二〇一五年)

初出一覧

人名索引
著者略歴
高桑 和巳(タカクワ カズミ takakuwa kazumi)
1972年生まれ。慶應義塾大学理工学部准教授。専門はイタリア・フランス現代思想。著書に『フーコーの後で』(共編著、慶應義塾大学出版会、2007年)、翻訳にジョルジョ・アガンベン『人権の彼方に』(以文社、2000年)、同『ホモ・サケル』(以文社、2003年)、同『バートルビー』(月曜社、2005年)、同『思考の潜勢力』(月曜社、2009年)、同『王国と栄光』(青土社、2010年)、同『ニンファ その他のイメージ論』(慶應義塾大学出版会、2015年)、同『スタシス』(青土社、2016年)、ミシェル・フーコー『安全・領土・人口』(筑摩書房、2007年)、カトリーヌ・マラブー編『デリダと肯定の思考』(共監訳、未來社、2001年)、イヴ‐アラン・ボワ&ロザリンド・E・クラウス『アンフォルム』(共訳、月曜社、2011年)、アレックス・マリー『ジョルジョ・アガンベン』(青土社、2014年)などがある。
タイトルヨミ
カナ:アガンベンノナヲカリテ
ローマ字:aganbennonaokarite

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