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12月15日発売予定

青弓社

アニメと声優のメディア史

なぜ女性が少年を演じるのか
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内容紹介
野沢雅子、小原乃梨子、田中真弓、緒方恵美、高山みなみ……。アニメの少年を女性の声優が演じることに、違和感はまったく感じない。しかしこれは、ディズニーアニメで少年を子どもが演じるのとは対照的な、日本アニメの特徴だ。こうした配役はどのようにして生まれ、アニメ文化に何をもたらしてきたのだろうか。

少年を演じる女性声優を軸にアニメと声優の歴史をたどり、日本が独自に育んできたアニメと声の文化を描き出す。子役起用が難しいという制約から始まった少年に女性声優をあてる配役は、魔法少女もの、アイドルアニメ、萌えアニメ、BLなどのアニメの変遷とともに実に多様な広がりを見せている。性も年齢も超えて恋愛対象としての「イケボ」の青年まで演じる女性声優は、外見とキャラクターとの差異やジェンダーのズレから、視聴者に独特の欲望を喚起している。

みんなに愛される少年から女性が恋する青年までの女性声優を切り口に、アニメと声優のメディア史を考察する。

目次
 序 章 少年役を演じる女性声優――リミテッド・アニメーションと声
第1部 少年役を演じる女性声優の歴史
 第1章 連続放送劇と民主化
 第2章 子どもを演じること――木下喜久子と『鐘の鳴る丘』
 第3章 他者との同期――一九五〇年代テレビ黎明期における声の拡張
 第4章 アニメのアフレコにおける声優の演技
 第5章 東映動画という例外――一九五〇年代末から一九六〇年代における子役の起用
第2部 ファンとの交流と少年役を演じる女性声優
 第6章 アニメ雑誌とスター化する声優――一九七〇年代の変化
 第7章 声優とキャラクターの同一視――一九八〇年代の新人声優たち
 第8章 「萌え」と「声のデータベース」――一九九〇年代におけるキャラクターの声
 第9章 「萌え」の時代に少年を演じること
 第10章 受け継がれている「ずれ」と「萌え」――キャラクターに仮託された理想
 第11章 声とエロティシズムの領域――少年役を演じる女性声優の現在
おわりに
著者略歴
石田 美紀(イシダ ミノリ ishida minori)
1972年生まれ。新潟大学経済科学部教授。専攻は視聴覚文化論。著書に『密やかな教育――〈やおい・ボーイズラブ〉前史』(洛北出版)、共著に『BLの教科書』(有斐閣)、『アニメ研究入門【応用編】――アニメを究める11のコツ』(現代書館)、『〈ポスト3.11〉メディア言説再考』(法政大学出版局)、『入門・現代ハリウッド映画講義』(人文書院)など。
タイトルヨミ
カナ:アニメトセイユウノメディアシ
ローマ字:animetoseiyuunomediashi

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